2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
しとしと 蒼月「雨かあ 梅雨はやだねー」ごろーん千様「ねー 思うんだけど 夏より梅雨のが怪談って似合うわよね? 常に薄暗くてジメーッとしてて」 家康「不吉な流れはやめてくんないかな?」千様「Σどんだけ駄目なの!? 嫌ならやんないわよっ」びくっ 蒼月…
千様「Σはっ もうすぐ七夕だわっ!」 家康「あー。六月も終わりかあ」しみじみ蒼月「七夕ねえ 夕飯素麺になるんだよねー 嫌いじゃないけどイマイチ物足りないって言うかさ ほら若いしー 粋「ねーちゃん 温度差とか気にすんなよ」千様「何となく解ってたから…
粋「さんびゃくろくじゅうろーく。さんびゃくろくじゅうなーな」ぜーぜー つつじ「ほれほれ 息が上がっとりますえ それでもモノノケかいな。気合い入れえ気合い!」びしっ 家康「うちの道場で何してんのあの子ら。」千様「粋君のお稽古特別メニューだそうよ…
【割烹 春一】 シロ「どうだ!」どやっ彬羽「皮が厚い」きっぱりシロ「Σこれでもか!」がーん ひな「やってますねえ 新人教育」庵「芋の皮剥きの時点でスパルタだ」うわあ 主禅「出来るようになればそりゃありがたいけどよあんましごいて辞められんなよ? 店…
蒼月「あれ?ジジイ休み?」魄哉「いえ。今日は自宅でお仕事ですよ」蒼月「? 最近多くない?」 挿音「梅雨だからなあ 神経痛が酷いんだとよ」蒼月「徳川 定年退職とか無いの?」魄哉「天海始めた時点で1000歳そこそこなんでどの辺りを定年として良いも…
白「うーん。」悩。 シロ「ん? 何だ真面目に珍しい 手紙か?」 白「読めない。 バカラス パス。」ぽいっ彬羽「だろうな。」 シロ「もはや学べとも言わんのだな」哀れみの目。 彬羽「んなもん言っても無駄だろが。 一体誰から何の要件・・・」シロ「ん?どう…
一二三「今日もあっついだなあ」ぐてっ 小太郎「シロ留守だしなー あー。これからまだまだ暑くなるんだなあ」げんなり 家康「子供と動物は体温高いからねえ」うーん。蒼月「あ。んじゃバカ殿は真夏でもひんやりだね 良かったじゃん」 家康「Σどういう意味!…
ねこ「にゃああんっ」ゴロゴロ白「ん?お出迎えか ただいま」よしよし 千様「べったりねえ」ほのぼの粋「どっちが Σおぐっ!?」 シロ「やめんか いちいちえげつない」白「下駄が滑った」すたすた。 家康「どんな状況それ おーい。生きてる?」粋「お陰様で…
【割烹春一】 朱禅「梅雨独特の変な冷え込みからの じっとりした暑さ。 あー食材カビる どうにかなんねえかなあ」ため息。ひな「シロさん出番ですよー」 シロ「役に立つなら良いが やはり弱冠複雑だな」むう。庵「あー冷気ありがたい」ひんやり 朱禅「ほれ …
彬羽「先日、海外の『悪魔』って奴等の事は話したな?」真顔。蒼月「話したってか嫌な遭遇したね」ああうん。 白「んでな。 一応向こうでもシメといて貰おうって事で バカラス通訳で話したんだけどな」粋「あの。兄貴? すっげえ平然と言ってるけど話って誰…
蒼月「はいはーい質問アンタの母親ってどんなだったの?」飛天「うっわー。いきなり脈絡も遠慮もない質問来たー」 蒼月「だってさー考えても見なよ 烏天狗の長を落とした人間の女ってだけでさーどんだけすっごい美人だったの?」わくわくっ 飛天「Σ人の親に…
彬羽「ーーーという事で 俺ら烏天狗は非常に頑丈かつ、妖怪の中ではそこそこ長生きな種族だ」 白「うん。知ってるいきなりどうした。」蕎麦ずずー。 彬羽「ついでに言うと 色々と余裕が出るもんで趣味に走る奴も多い つまりは 変なのが多いって事だ。」ため…
挿音「あれ?親父はよ?」きょろ家康「湯治だよー。」挿音「は?」 家康「梅雨ってほら 今日みたいに急にひんやりしたりでねえ」挿音「つまりは肩凝りかよ。」 蒼月「あんだけ毎日デスクワークしてりゃそりゃ肩も凝るだろうねージジイ加減知らないからさあ」…
家康「じめっとして嫌だねえ」ぐてっ千様「梅雨はねー 仕方無いわよ」 粋「たっだいまーカラス居るか?」千様「居ると思うけど?どうしたの?」 粋「ちょっと変なの見つけてよ あいつなら解るかなーって」家康「変なの?何々?」 粋「なんか外国の本? 何語…
【闊歩 春一】 焔「あーーーっ! 涼しいっ」ぷっはー 粋「昼間から冷酒あおんなよ」冷めた目。 焔「だってよー暑いんだもんよ爺ちゃん年寄りなんだぞ? ちょっとした寒暖差が骨身に染みるってもんよ」ぐびーっ 白「年寄りの飲みっぷりじゃないと思う」ぐびぐ…
シロ「今日も雨か」ふむ千様「やーねえ。髪の毛うねるわー」 白「よし。暇だから面白い話しろ」 彬羽「Σ初っぱなから馬鹿高いハードル持ってくんな!!」一二三「おらもおらもーー!」 わーい。 千様「彬羽君 大変ねー」うだうだ蒼月「いいんじゃない? 2人…
【江戸城】 石燕「おおおおー! 庭すっご!」おおおっ 白「そっか 石燕はここ始めてか」粋「俺も慣れてねえけど あ。ども お邪魔してまーす」ぺこり シロ「警備びびっておるが?」千様「白君 『天海様』の縁者ってことで 顔パスだから」蒼月「あー俺ら全員御…
シロ「おい。高給取り。」白「ん?何だ?」 シロ「・・否定せんか そうか。」ふっ白「?」 シロ「間髪いれずに自分と解ると言う辺り 自覚しておるのか。そうかそうか」すたすた。 白「今のでどう答えれば良かったんだ?」むう。粋「思いっきり兄貴ガン見して…
彬羽「手前また何かやらかしたのか!?」蒼月「えー。どれかなあ?」だらだらごろごろ。 小太郎「どしたどしたー?」シロ「情けないが、こやつがやらかすのはいつもの事だろうが?」 彬羽「バイト帰りに保護者扱いされた挙げ句 文句言われた方の身にもなれ」…
シロ「そうか。六月なのだな」ふむ小太郎「どした?日めくりガン見して」 粋「ヒント。父の日」 シロ「あれを父と呼んでいいのか甚だ疑問なのだがな」ふっ千様「オカン呼ばわりは複雑みたいだしいいんじゃないかしら?」 家康「あいつ六月誕生日だしいいんじ…
挿音「天気悪ぃな。」ぼーっ 千様「寝癖寝癖。 だらしないわねー」挿音「癖毛だっつの つーか お前には言われたかねえわ」 小太郎「お疲れだなあ」わおんっシロ「昨日の処理が大変だったらしく 深夜まで仕事だったそうだ」 千時「寝不足なら寝ればいいじゃな…
【江戸城】 魄哉「おや。」 女中「天海様?どうされました?」 だだだだだだ 侍「申し上げます! 只今城下に賊の一派が侵入! 火の手が上がっております」 魄哉「はー。火ですかあ。」ふむ 侍「警備の者達を向かわせておりますが 何分火の勢いが強く相手の素…
魄哉「ーーー『右を見ろ。』その指示のとおり右を見ると その壁には 今度は『左を見ろ。』とーーー」小太郎「うおおうそれでそれでっ」びくびくどきどきっ 千様「何真っ昼間から怪談してんのよ生臭坊主。」 蒼月「あれでしょ? 指示に従ってあっちこっち見て…
魄哉「いやー台所も久し振りですねえ」ごきげんっ 小太郎「最近彬羽がやってくれたもんなーあれ?その彬羽は?」わおんっ魄哉「暑さ対策の為 これからの季節は極力台所から離れて貰うことにしました。」小太郎「あーうん、 あいつはその方がいいな」うんうん…
挿音「さて、お前らに相談がある。」真顔っ シロ「Σうお!なんだ改まって!」びくっ挿音「ちいっとややこしめの仕事が入ったんで 畑の水やりその他頼みてえんだよ早けりゃ明日には終わんだけど、相手によるかんなー」ため息 一同(いったい誰を探るのだろう。…
石燕「うあっちい!!」襖がらつ 白「おー出てきた出てきた」拍手ぱちぱち粋「あんまり出て来ねえから 昨日のカラスみたいになってんじゃって心配されてたぞー」 石燕「Σいや そこまでは!!」 彬羽「俺はそこまでだったのか?」蒼月「意識ぶっとんでた時点…
小太郎「ん?」耳ぴく ぷーん。 シロ「・・」息潜めっ 粋「うっお!蚊! えっもうそんな季節うわ耳元プーンて気持ちわりいいいっ!!!」 小太郎「Σあああ!仕留めようとしたのに!!」シロ「おのれ何処にいったあああ!!」 家康「元気だねー」蒼月「こんだ…
猫「にゃーん。」シロ「ん?どうした?」 猫「にゃああーん。」振り返りっ虎猫「にゃ」こそっ 小太郎「おっ 友達連れてきたのか」 シロ「ほう・・ オスか。 あのアホ飼い主 猫相手に喧嘩せねば良いが」うーん 白「呼んだか?」ひょこっ小太郎「Σアホの自覚有…
[割烹 春一] 粋「ぷっはー ごっそさーん。」満足っ ひな「お粗末様です。」にこにこ朱禅「そんだけ見事に平らげてくれると作った方もありがてえわ」 粋「ん?平らげるなら兄貴のが凄くね?」朱禅「いやあっちは何だろ?フードファイター見てるみたいな それ…
【割烹 春一】 庵「お客来ないねー」だらーん。ひな「梅雨入りしましたからねえ」 がららっ 白「金づる来てやったぞー 敬え。」どやっ ひな「いらっしゃいませ!! さすがっ」おおっ庵「Σその反応でいいの!?」 朱禅「お?今日は弟抜きか?珍しい」 白「ん…