小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月6日

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挿音「さて、お前らに相談がある。」真顔っ


シロ「Σうお!なんだ改まって!」びくっ

挿音「ちいっとややこしめの仕事が入ったんで
畑の水やりその他頼みてえんだよ

早けりゃ明日には終わんだけど、相手によるかんなー」ため息



一同(いったい誰を探るのだろう。)うーん。




白「つまりは潜入捜査って奴だな。」ほほう

挿音「おう。難しい言葉知ってんじゃねえか。」



千様「前々から思ってたけど、アンタ白君を親戚のいたずら坊主くらいに思ってるわよね?」

挿音「似たようなもんだろ?」キセルすぱー



粋(うちの兄上 成人の上、一応お偉いさんなんだけどっ!)

白「なんでもいい。」しれっ


蒼月「なんで弟さんのがダメージ受けてんだよ」


粋「そりゃ妖怪としてのランクはともかく
役者として師匠だしよお」複雑。

挿音「常識なしの加減知らずなんざガキで充分だろ」きっぱり

白「お前が言うのか。」


一同(Σど正論!!)





挿音「あ?俺は至って普通だろが。

とにかく留守中雨が降らなかったら水やりと


最近苗の味覚えたらしい野生の猪の番頼んだ 」

小太郎「Σ出た! 農家の天敵!!」


シロ「む?梅雨も出るのか?
冬場山に食い物が無いから降りてくるのでは」


挿音「そうでもねえんだよなあ。

奴等意外と舌が肥えてんだよ。んで、人間が作ってるのが食いやすくて旨い事。捜さなくてもそこにあるって事。知ってんだよなあ」ため息。



粋「あ、あのー

それ例えば
例えばうり坊でも駄目かな?」おそるおそるっ



挿音「そこで見逃したら 味しめたのがでかくなって来るんだぞ?」

粋「Σぐ!」



千様(万一捕獲されたらそっと逃がしましょ)

家康(解ってても粋じゃ絶対攻撃できないって。)うんうん



白「ちなみに 何植えたんだ?」


挿音「スイカ。」

彬羽「成る程。猪を近寄らせなきゃいいんだな。」ずいっ


蒼月「落ち着けバカラ
確かに一二三ちゃんの好物だけどさ」


家康「お前が出てきたら猪が可哀想でしょ!!
せめて白に一気に焼豚にして貰ってよ」

白「俺も出来たら嫌なんだけどな」むう。


粋「うり坊駆除とかできねええええ!!」うおおおっ




挿音「なあ、お前ら早とちりしてねえ?

寄ってくるの追っ払えって話で
見かけたら始末しろとは言ってねえんだけど。」


一同「Σあ。」


彬羽「だな。」うむ

小太郎「Σあ、それで彬羽が乗り気だったのか」

蒼月「成る程ね。動物マニアがおかしいと思った」




シロ「ふむ、では猪が近寄らぬよう仕掛けでも」


挿音「それが全部突破して来んだよなあ
裏山の猪 運動神経良すぎねえ?」悩。

千様「それ、アンタのトラップのせいで鍛えられてんじゃないの?」


家康「Σ忍仕込みの猪とかこっわあ!!」ひいいっ





白「なあ。猪が寄って来なきゃ何でもいいんだよな?」

挿音「ん?
おう。そりゃーな」




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石燕「あの、コマさん
何してるんすか?」

コマ『カカシです。』筆談っ



石燕「Σ確かに適任っすけど!!」


魄哉「コマは疲れも日焼けもしませんからねえ
万一勇敢な害獣が来たら 威嚇射撃すれば逃げるでしょうし」

がしゃこんっ


石燕「言いながらまた禍々しいもん装着してるっすねえ」うわあ。

コマ『腕パーツ ガトリングマーク3
オリジナルカスタム バージョンアップしました。』筆談っ



石燕「あのそれ、カカシに必要な殺傷能力っすか?」

魄哉「なんでも 夢は立派な歩く要塞だそうで」苦笑。

石燕「Σいやいやいや!その夢はストップかけましょ!
てかお手伝いロボじゃなかったんすか!?」








山の猪(・・引っ越そう。)すごすごっ





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