小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月19日

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蒼月「いや 確かに人がバケモノ雇ったりするわけだし
不思議じゃ無いと言えば不思議じゃ無いんだけどさ」うーん。


粋「Σだああやっぱ出られないっ!」
見えない壁ばんばんっ!!

テオドール「Σこっちカウントダウン始まってますが!?
コレやっぱ そう言う事に御座いますよね!?」ひいいっ



白「逃げそこねちゃったか」あーあ。

彬羽「まさかこんな三下が 人の技術と呪術を混合させた兵器持ってるとは」

丸っ焦げの妖怪死屍累々っ



挿音「爆弾処理か。
あー 俺も苦手なんだよなそれ
つか入れないんじゃどうもなんねーな」あちゃー

粋「Σマジかよ んじゃ魄哉呼んできてくれよ!!」ひいいっ
挿音「甘えな。親父もどっちかつーと爆発させる方が得意なんだわ」

粋「Σそういやそうでしたあっ!!」



テオドール「あ。ここ外れましたよっ
内側見えます 解体手順さえ解れば私頑張りま
一同「頼むからお前だけはやめとけ。」




蒼月「さて どうする?
俺等はどんだけ爆発起ころうが大丈夫だろうけどさ」

家康「ああうん。熱風にさえ気を付ければ白の炎の壁でノーダメだしね」


粋「Σなんで兄貴上手く逃げてんだよおおっ!」ちくしょおおっ

白「野生の勘で体勝手に動くんだから仕方ないだろ」むう。

挿音「どうにかしてコイツ捩じ込んだら爆発してもどうにかなんじゃね?」


蒼月「いや無理。
外から負荷がかかると問答無用で内部爆発するタイプだね
俺でも呪いの種類くらい解るし」じーっ

家康「Σこらちょっと人の話聞きなさい!! とうどうどうどう!!」ひいいっ



シロ「やめんか馬鹿者。」

氷ぱきーん。

白「鎮火したけど寒いぞ」蒸気じゅわわっ


挿音「シロの氷で上手い事凍らせらんねえか?」

彬羽「どうだろうな。じわじわと機能を停止させられれば良いが 急速な温度変化で少しでも負荷がかかれば あいつ等まとめて吹っ飛ぶだろ。」うーん。

シロ「Σんな物出来ると言えんぞ!!」ひいいっ




粋「Σだああ積んだっ!」頭かかえっ


家康「あれ?テオちゃん? パニクらないとか珍しい」おや




テオドール「何か 赤い線と青い線が出て参りました」困惑っ

一同(Σフィクション有る有るの どっちか当たりで反対切ると爆発する奴!!)



挿音「つか触んなっつってんだろ!!
次弄ったら火のついたキセル投げ込むぞ馬鹿野郎!!」くわっ

テオドール「Σぎゃああ爆弾内にそれはやめて下さいませええっ!!」手離しっ

粋「Σ急に離すな爆発するううっ!!!」パニックっ





白「よし。もう爆発するの前提で考えよう」きりっ


粋「Σ兄上諦めないで!!」ひいいっ

テオドール「Σ見捨てないで下さいませえっ!!」うわああっ



彬羽「確かに。 カウントダウン止めるのは無理っぽいしな それしかないか」ふむ。

粋「Σお前まで!?」がーん。


蒼月「だってカウントダウン後1分切ってるんだもん。」

粋「Σマジだ!!」ひいいっ




家康「よし。ぶっつけ本番でお兄ちゃんのファイヤーウォール再現してみよう」びしっ

粋「Σ出来るか馬鹿野郎!!」

挿音「やんなきゃ吹っ飛ぶだけだぞー。
もう内側のお前がどうにかするしか無くね?」


粋「えええ。ででででもっ」おろおろっ

白「こっち見るな
俺がちょっかい出したらその場でお前らバラバラになるんだぞ」むう。


粋「・・・・ちなみに 爆発から身を守れる炎の温度はどれくらい?」ごくりっ


白「金属瞬時に溶かして蒸発くらいは要ると思う?」はて。

彬羽「後は何より火力だな。爆風かき消すレベルの爆発的な火力が必須
粋「あ、うん。無理」



テオドール「成る程 逃げ遅れた時点で積みに御座いますか」ふっ

家康「Σこらテオちゃん 簡単に諦めないの!」

テオドール「いえ 私攻撃力も耐久力も皆無に御座いますし、
この状況を打開出来そうな何かを持ち合わせてはおりません
えーと。飛び散ったらそのまんまこの地の肥料として下さいませ 国に帰りたく御座いませんので」遠い目。

シロ「Σねっちょりした遺言やめい!」


挿音「ん? 待てよ」はっ



テオドール「Σあ。メンタルが先に持ちません」

灰さらさらっ。



挿音「こいつは後で灰回収すりゃ普通に復活するんじゃね?」

蒼月「だね。見て回ったら爆発は結界内だけみたいだし」

粋「Σまさかの犠牲者俺1人!?」



シロ「テオを巻き込む心配も無い事だし 自力でどうにかならんか?」うーん。

粋「Σならねえから半泣きなんですけど!!」見えない壁殴りっ



石燕「Σあ!居た居た!

うわ噂のこれっすか! コマさんよろしくっ」

コマ(頭部)『どもー。毎度お馴染み急ぎなので頭部だけで失礼します』カタタッ

家康「Σお! そうかコマちゃんなら大概のカラクリの解体の手順が解る!!」おおっ



挿音「よしよし。よく呼んで来たな」

小太郎「お使いなら任せろっ」わんっ!


粋「Σおおおお!さすが徳川の忍頭っ!

コマごめん時間無いから早く

石燕「Σあああ!頭部のみだと筆談時の紙詰まりがああっ!」ひいいっ

コマ『まずはコーねらしたらひべかてらさなむべべへへ』がががっ

粋「Σ毎度タイミング最悪っ!!」


白「口に手突っ込んで詰まった紙取ればいいんだぞ」

彬羽「若干抵抗があるが仕方ない」ふむ。

蒼月「Σお前はやめろ!コマちゃん割れちゃうだろ!!」


シロ「えーと。こ、こうか?」

紙ずぼっ!


小太郎「お。取れた取れたっ」




石燕「すんません。今度は墨補充忘れて解体手順印刷出来ないらしいっす」※コマの言葉解るタイプ

粋「俺そろそろ念仏唱えるべき?」顔面蒼白っ


石燕「大丈夫っす! あっしも白さんもコマさんの言葉解るんすから
手順説明するんで その通りに動いて貰えればっ」

粋「あ、ごめん 兄貴は無しで
つか俺が自分で解体するんだよな?」えええっ

石燕「状況見る限り失敗しても粋さんしか被害受けないんで緊張無しで頑張るっす!」びしっ

粋「Σ的確だけど お前も地味に酷いんだよ!!」どちくしょおおっ





彬羽「説明って

コイツは100%無理だとして
石燕お前 解体とか解るのか?」

石燕「コマさんのそのまんま伝えればいいんしょ?
時間も無いんでちゃっちゃと行きやしょ!」




コマ『ーーーーーーーーー ーーー』カタカタカタカタっ


蒼月「? モヤシ?
なんで黙ってんの?」


石燕「えっとその

赤か青 どっちか切りゃ行けるみたいっす。」冷や汗だらだらっ

粋「Σ結局そこ!?」




白「専門用語的なの多すぎて何言ってるかちんぷんかんぷんだ。」むう

挿音「石燕もそっち方面解んなそうだしなあ」納得。

石燕「あっしもテロリスト経験さえ有ればっ」くううっ

彬羽「Σ俺は爆薬は使って無いぞ!!」

小太郎「黒歴史トークは良いからどうにかしてやれよおおっ」ぎゃいんぎゃいんっ!






白「だって言ってるぞ

自分がこれで良いやと思う方切れ」

粋「いやそんな覚悟が決まらな「失敗してもお前1人だ 気楽にやれ気楽に」
粋「Σ皆して酷い!!」



白「だってあれ。カウントもう1桁だよな?
数字1桁は俺でも読めるぞ」

粋「Σぎゃああああ!馬鹿やってる間に!!」ひいいっ



シロ「いかん!急げ このままでは時間オーバーで強制爆発だ!」


粋「え、えーと ヤケだクソっ!
一見手を出し辛そうな赤を切る!!」くわっ



テオドール「じゃ青で御座いますね。」

青い線ぶちんっ!


粋「Σこらああああ!!」伏せっ!





しーん。






小太郎「・・お?」


蒼月「青を切って正解だったみたいだね」ほっ


挿音「つかお前 灰のまんまで居なきゃ巻き込まれて終わりだろうによ
コイツのタフさなら多少の爆発でくたばんねーだろに 怖え真似すんなや」キセルすぱーっ

粋「いや 爆発は無理無理
あー助かって良かった」へたりっ



シロ「しかし思いきった真似をするものだ
アレで2人共吹っ飛んでおったら目も当てられんわ」背筋ぞわっ

テオドール「ああ、それでしたら
日頃から 粋さんはここぞと言う所で気張ると失敗するので
気張ったら逆を選べと指示されております。」悪気ゼロっ


彬羽「お前そう言う所はしっかり見てるな。」引。

白「当たりだろ?」どやっ



テオドール「白さんの言われる事に間違い御座いませんので 迷いゼロで線切れまして御座いますっ」

家康「あーうん。結果オーライだねえ」




粋「え?何?基本的に俺信用されて無いの?」え?

白「んー。信用とかじゃなく

お前ってそう言う生き物だし」真顔。

粋「Σどんな生き物!?」


一同(なんとなく解る。)うん。







石燕「えっとその
助かって良かったじゃないっすか」

粋「助かったのにあんま嬉しく無いの気のせいかな」けっ。

コマ『どんまーい』カタカタっ






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