小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月5日

 

 


蒼月「お取り寄せ って良いよね」ごろーん。

 


家康「今朝冷えたからねえ」お茶ずずーっ

シロ「冷えで動きが鈍くなっとるのか」納得。

 

千様「あーでも もう11月よ
すぐに年末ねえ。
お取り寄せとかー 特別感出て良いわよねー?」にこっ

家康「おねだりは家主に言ってね。
私 金ないからね?」

 


白「取り寄せてまで欲しいのって そんな有るか?」

テオドール「私の洋装あたりなら 特注せねば手に入らない等御座いますが

食べ物その他になりますと」うーん。

 


コマ『この家のメンツで ほとんどの物は自作出来ちゃいますから』カタタッ

石燕「飯は プロの板前彬羽さん。
金物は鍋から刀まで 挿音さんがカンカン。
洋菓子ならテオさんすっね

つかこの家 プロレベル多く無いっすか?」

 

 

魄哉「あー この時期は肩凝りますねえ
隙間時間で ストレス発散ついでに趣味に打ち込んでたら
新作出来ちゃいましたよ」肩とんとんっ

 

シロ「何だその物騒なからくりは 「西洋の車に新型が出たそうなので、負けてらんないかなー?と」

 

 

 

コマ『パピー。
人の命に関わるオーバーテクノロジーやめて』カタタッ

魄哉「スピード制限守れば そうそう事故りませんよ?」

 


白「事故る見た目にしか見えないぞ」

家康「うん。えげつないスタートダッシュかましそうな形してるね」ひええっ

 

魄哉「大丈夫ですよお
スピード出しすぎるとボディが耐えきれなくて ちゃんとバラバラになりますから」あははっ

蒼月「大事故待った無しじゃないかよ」引。

 

千様「てか、こんなのばっか作るから疲れるんじゃないの?」怪訝っ

魄哉「男のロマンです。
それに、肉体の疲れより 精神の疲れのが辛いものですしね」ふっ


家康「天海 ホント元気な高齢者だよね」ああうん。

 

 

 


彬羽「何の話だ?」

白「えーと。蒼月が寒いからお取り寄せしたいって話してて」

彬羽「は?コレをか?」ぎょっ

 


蒼月「パーツ剥き出しの自爆装置搭載ロケットスタート車を取り寄せって どんな精神状態なんだよ。」おい

彬羽「反抗期の暴走行為「Σ自暴自棄過ぎるだろ!!」

 

 

 


間。

 


テオドール「しかし、お取り寄せに御座いますか

日本は珍味が沢山御座いますしね」

白「珍味って 珍しいけどあんま旨くな
家康「しーっ
珍しいのが売りなんだから しゃーないでしょ」

 

白(やっぱ普通が一番なんだな)うん。

 

石燕「あ、魔王サマが 平素が1場とかってあるあるオチに落ち着こうとしてるっす」

与一「当たり前に そこらに各種プロが居るのは平素と言えるのか?」どろんっ

 

千様「与一さんも こんなんだけど弓のプロだものねー
しかも1流の。」頭撫で撫でっ

 

 


魄哉「確かに僕等は色々おかしいですが、
当たり前の日常こそが世界で1番尊い物だと思いますよ

あー。しじみの味噌汁が効くっ」ぷはっ

 

蒼月「ひょっとして坊主の癖に昼間から酔ってた?「何の事でしょう」真顔っ

 

シロ「うむ。今のこやつの説法は聞きたくないな」

 

 


魄哉「しゃーないでしょう
政務を潤滑に行う為には多少付き合いって物が

あ、そこのお醤油取ってください」

家康「二日酔いバリバリなのに食べれるの凄いねえ」ひええっ


魄哉「この後また江戸城に行かねばなりませんから。
栄養補給は大事です」もぐもぐっ


石燕「聞いてるだけで胸ヤケっすね」うぷ。


彬羽「石燕 見習えとは言わんがお前は少しは食え。
最近ますます骨と皮だろうが」怪訝っ

石燕「いやー。なんか胃もたれするんすよね
お粥にも負けちゃうって 情けない話っすよ」苦笑

 

 

魄哉「あ。お粥は一般に思われてる程 消化に良くないですよ」もぐもぐ

石燕「Σそうなんすか!?」ええっ

 

千様「えー。
具合悪い時ってお粥が定番じゃない?
駄目なの?」あら

魄哉「駄目とは言いませんが

ほら、米って腹持ちが良いでしょう?」

家康「Σあ。そうか」はっ


 
白「?」はて?

彬羽「腹持ちが良い、つまりそれだけ長く胃袋に留まって居ると言う事だ。」

白「あ。消化遅いのか」なるほどっ

 

魄哉「うどんなんかだと 比較的早いですが
基本炭水化物は消化がゆっくりなんです。
だから長く腹を満たしておく為に主食となり得た とも言えますね

飛天君も 急患のオペでお腹開いたら中身は穀類だけでした。
とか言ってましたし」味噌汁ずずっ

蒼月「Σ飯時にやめてくんない!?」ひいっ

 

 

白「へー。そうなのか

じゃあ逆に 消化早いのって何なんだ?」

魄哉「空の丼てんこ盛りの君に言うのも何なんですが

実は卵が1番早く 栄養価も高いそうですよ。」

 

彬羽「そうなのか?」

魄哉「らしいですよ。
ので、石燕さんにはどんどん茹で卵を食べさせてやって下さい」にこっ

石燕「Σすいやせん!茹では大概重いっす!!」ひいっ

 


彬羽「だし巻き。か」ふむ

すたすたっ

 


千様「ちゃーんと 食べやすいの考えてくれる板さんで良かったわねー」

蒼月「ジジイが台所担当だったら3食茹で卵出されてたね」あははっ

 

 

白「たまご か。」ふむ

コマ『?』カタタッ

 

 

 


ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

 

 

白「そう言う話だ

閻魔に貰った 地獄の血吸い鳥の卵だ。
栄養満点だぞ」ほれ

粋「Σ兄上 殻が真っ赤なんすですけど!!」ひいいっ

 

白「煩い下痢ピー。

毎度毎度毎度毎度 夏は腹出して寝冷えするし、
雨が降ると腹痛起こすし
腹弱すぎだ さっさと食べて治せ」

粋「Σありがたいけど余計下さないこれ!?」えええっ


白「良いから飲め」ほれ
粋「Σまさかの生!?
Σぎゃあああ!鉄さび臭い!!」

 

千様「せめて 卵焼きにしてあげない?」ねえ。

 

 

テオドール「あ。蒼月さんもどうぞ
蛇なら 殻ごと一気に行けますでしょう?

地獄からのお取り寄せに御座いますよ?」にこっ

蒼月「Σうお生臭っ
持ってくんなああ!!」ひいいっ 

 

 

シロ「結局、普通が一番オチか。」ふっ



 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス<サイトトップへ戻る