焔「ちいーす 孫共いるかー？」 白・粋「Σ！」ぎくっ 魄哉「おや。いらっしゃ捕獲上手いですね」焔「毎度人の顔見りゃ逃げんだから酷いよな」 粋「Σぎゃーぎゃー 離せええ」じたばたっ白「ちっ」ぶらーん。 小太郎「犬猫みたいに首根っこ持たれてるな」シロ…

つつじ「こんちゃー お宅の絵師さん落ちとったで」千様「あら。ありがとねー石燕さん珍しく出掛けてたの？」 石燕「や、やっぱ石段きっつ」ぜーぜー つつじ「途中で行倒れとったわ どないかせんと雪の季節なったら遭難しますえ？」家康「馬 は山道向かないよ…

家康「さーて。シロの鍛練に付き合う前に片付けとくかねー」 小太郎「ん？家康が自主的に何かやんの珍しいな」 家康「仕事はサボってもこれだけはやっとけと毎日念を推されてるからね よっこらしょ」 千様「えー なになに？」 家康「射撃訓練。」千様「命に…

シロ「やれやれ こう人数が多いと食器洗うのも難だな。」手ふきふき千様「あら。お手伝いしてくれてたの 偉い偉い」なでなでシロ「Σ子供扱いやめんか！」粋「気にすんな 俺もよくやられっから」 シロ「なら、やはりガキ扱いではないか」 粋「どういう意味だ …

魄哉「あー 我が家の畳ですねえ」ぐったり 蒼月「んな所でへたばんなよ 何？ まーた泊まりで徹夜？」魄哉「ですよー この時期は色々と雑務が山のように Σあっ もうすぐ年末のあれやこれやも「いいからとっとと寝ろ。」 魄哉「・・部屋で寝るのでお静かに願い…

【割烹 春一】 石燕「あああ 今から帰る時が怖いっ」どよーん。ひな「あの石段確かにキッツイですけどね」 家康「だからってずーーっと家に引きこもってるわけには行かないでしょちょっとずつでも体力つけようねあ、ぬる燗とおつまみお任せで よろしくー」庵…

蒼月「ジジイの部屋 まーた修羅場ってるね」家康「書類の量がねー 彬羽が手伝ってくれて助かるよ」 魄哉「・・肩 こりましたね」ボソッ彬羽「言うな。よけい肩こるぞ」 家康・蒼月(Σそういう物！？) 魄哉「ちょっと休みますか 足も痺れて来ましたし」苦笑彬…

家康「雨だねー あーだっるい」ごーろごろ魄哉「んな所に転がってると踏みますよー」 家康「そうだ。お前薬の調合とか出来るよね？ 性転換薬とか作れないの？」 魄哉「どこをどうやったらいきなりそんなん思い付くんですか」 家康「いやー。同棲踏まれるなら…

九尾「きっやああああ！！だーりんが白粉臭いっ！ いったいどこのメスと わちと言うものがありながらっ」くんくんくんくんっ白「九尾 重い。」ずしっ 家康「あのー九尾ちゃん 口の周り真っ赤なんだけど」おそるおそるっシロ「さっき生魚頭からかじっておった…

千様「はっくしゅん！」 シロ「そんな薄着しておるからだ」千様「えー。 いきなり涼しくなったからよー太って見えるから厚着嫌いなのよね」むすっ 挿音「何着てようが誰も見てねえから安心しろや」千様「アンタ ほんっとうに腹立つわよね」 シロ「餓鬼かこい…

小太郎「あれ？蒼月が居ないな 冬眠しちゃったかな」 家康「さらっと怖い事を。 あいつは朝から厠にこもってるよ」小太郎「？ 朝方冷えたからか？」わおんっ 家康「いんや。オールで夜遊びで二日酔い。」 小太郎「Σめちゃめちゃ元気だな！」 千様「ねえ、二…

石燕「おや。お休みなのに御出掛けっすか？」魄哉「はあ。まあちょっと もう片方の仕事 ですかねえ」がさごそ 石燕「ふむ、袈裟ではなく式服 さては妖怪がらみっすね！」きらーん 魄哉「危険なので連れていきませんからね？」 石燕「えー。やっぱ駄目っすか…

どだだだだだだだっ 襖がらっ 魄哉「殿おおっ！！ 戸棚漁りましたか！？」くわっ！家康「Σうおっ なになになに！？ 漁ってないない！！」魄哉「嘘をおっしゃい！他に居ないでしょうが！ほら吐いて吐いて吐いて吐いて！！」家康「Σ違う私じゃな いやああ！逆…

蒼月「うえー。終わらないっ」イライラっ小太郎「勉強か？珍しい」わおんっ 蒼月「いんや。ジジイに出された課題 全くなんでこんな事しなきゃいけないんだよ」ぶつくさ小太郎「でもちゃんとやるんだな。ははっなーんか意外だなー」 蒼月「終わらせなきゃ来月…

玄関がららっ 彬羽「あー。今日も暇すぎだろ 大丈夫かあの店 」ぶつくさ一二三「おかえりなさいだー。」てててっ シロ「おお。帰ったか 迎えがあって微笑ましいな」 彬羽「ん？ちょっと待て何か焦げ臭くないか？」ぴくシロ「火事では無いので安心しろ ただち…

白「ねむ」あくびっ石燕「昨日の夜は墓場で運動会っすか？」 白「俺は暴れてない 引っ張り出されただけだし」うとうと シロ「ん？ひょっとして お前がやったら昼間寝ておるのは」 白「妖怪ってほとんど夜行性だからな」寝不足っ千様「昼活動してるタイプには…

家康「へー。ここいいなあ」ぺらっ千様「あら殿 何見てるの？」 家康「『穏やかな老後を過ごすには 隠居先100選』だよ。」へらっ千様「ちょいちょい言動に実年齢が染み出てるわよね」 家康「Σあれっ！？ 私の実年齢知ってたっけ！？」 千様「お宅の軍師とタ…

粋「13日の金曜日だぞ。」 ずいっ蒼月「あーうん。そだねー」 粋「Σいやいやいやいや！ビビれよ！ 13日の金曜日で この空模様だぞ！？ 」どんよりっ蒼月「そんなのでビビるのアンタくらいだよ そもそも化け物しか居ないこの家で何言ってんの」 石燕「あっし…

千様「あら、風が爽やかねー 台風の残り香もようやく去るのかしらねえ」 彬羽「まだ十二分に暑い」いらいらっ千様「彬羽君は一度蝦夷にでも行ってクールダウンしなきゃ涼めないんじゃないかしら。」 魄哉「今年は琉球の方が涼しかったらしいですよ？」千様「…

〔割烹 春一〕 庵「ねえねえ！隣町で秋祭やってるって！！」朱禅「早くないか？」 粋「はええの？ そもそも大体の日取り決まってるもん？」ソバずずーっ 彬羽「秋祭は本来豊作を土地の神に感謝する行事だ。 時期的にまだ米とれてないだろ」 粋「マジかよ。知…

家康「おー。台風去ったねえ いやー凄かった凄かった」 千様「瓦何枚残ってる？」白「あるのもかなり割れてるぞ」 小太郎「雨漏り凄かったもんなあ」うんうん。 挿音「しゃーねえ。全とっかえするか」 一同(災害の翌日は休みなのか 徳川忍軍。) 家康「緊急で…

千様「まーた台風来るらしいわよ」 飛天「・・・」魄哉「お味噌汁こぼれてますよ？」 飛天「Σやっべえええ！急いで帰らないと！！」 窓がらっ 彬羽「既に上空荒れてるな。」ふむ 飛天「Σぎゃーっ！どうしようっ」おろおろっ シロ「急いで帰るとまた墜落なり…

小太郎「台風の進むペースめちゃ遅くなったらしいぞ」わおんっ家康「あらら。昨日雨戸打ち付けまったのにね」 シロ「なぜ少し残念そうなのだ」家康「え？台風ってワクワクしない？」そわそわっ 粋「いるよな こういう幼児」 魄哉「ちっとは農民の皆さんの気…

家康「まーた台風だって」 うわあ。 小太郎「Σまた散歩に行けなくなる！」ぎゃいんっシロ「お前は気楽で良いな」 千様「やあねえ。今年多いわねこの家って大丈夫なの？地盤とか」魄哉「大丈夫です。 高所ですので水害はありませんし、土砂崩れその他も危険が…

石燕「はー。」くたっ シロ「部屋から出てくるなり ため息のみで崩れ落ちたな」 白「なんだ また何も食べないで引きこもりか」むう石燕「面倒な仕事受けちゃったんすよー」ぐったり 小太郎「とりあえず肉食え肉！」しっぽぱたぱた石燕「えーと。犬ジャーキー…

小太郎「あー。なんか嫌な雨だな」シロ｢うむ。シトシトじめじめと鬱陶しくてかなわん」家康「なーんかお化けでも出そうだよねえ」 蒼月「出たら泣き叫ぶんだからフラグ立てんなよ」 家康「うん。黙っとくよ」背筋ぞわわ 粋「家康が変な事言うから気持ち悪ぃ …

彬羽「だあくそっ まーた暑さがぶり返してきやがった」ぶつぶつ 襖がらっ 家康「やほー。お邪魔してるよ」 彬羽「人の部屋で何してんだ手前はっ」イラッ 家康「いやー。居間掃除するからって追い出されてさあ」 粋「よっしゃあ！猪鹿蝶！」どやあっ家康「残…

彬羽「狐ええーっ！！どこだ出てこいっ！！」 くわっ 蒼月「Σうわっ！何々なになに！！」千様「九尾ちゃん 何かしたのかしら？」シロ「何かと言うか 普段からいかん事しかしとらん気がするが。」 小太郎「九尾のにおい途切れてるな 出て来る気ないみたいだぞ…

[江戸城] 魄哉「うーん。」悩挿音「どしたよ？ まーた帳簿が合わねえの？ほれ、茶。」 魄哉「忍装束でお茶淹れってシュールですねえいえ、帳簿はまーたちょろまかそうって小賢しいのが居るみたいなので普通に〆ますが こちらの報告書を見る限り 反乱分子がま…