シロ「やれやれ こう人数が多いと食器洗うのも難だな。」手ふきふき
千様「あら。お手伝いしてくれてたの
偉い偉い」なでなで
シロ「Σ子供扱いやめんか！」
粋「気にすんな 俺もよくやられっから」
シロ「なら、やはりガキ扱いではないか」
粋「どういう意味だ このお子様。」
白「どっちもガキだろ。」きっぱり
粋・シロ「Σ！？」
蒼月「うん。それでムキになる辺りがね」
家康「蒼月もあんまり人の事言えな Σあいだだだだ！！」
千様「蒼月君。たまーにミスるんだから魂半抜きやめたげて」
一同(やっぱガキだ。)納得。
シロ「こ、この話はこれくらいにしてだ
お前らも暇なら少しは家の事手伝え
居候しかおらんのだからな。」
粋「へいへーい やってるっての」
千様「あら？ シロ君。袖びしょびしょよ？」
シロ「ん？ ああ仕方あるまい
・・流し台が高いのでな。」ふっ
蒼月「そりゃジジイのサイズに合うように作られてるからね」
家康「あいつ意外と背が大きいからねえ」
粋「Σ復活はやっ！」ビクッ
家康「あれ？シロ腕どうしたの？
古傷でも無いし この前の稽古で木刀当てちゃった？」
シロ「ああこれか。
これは生まれた時から有るものだ
何だかんだで古傷だらけなので 今更どうでもいいのだがな。 」
千様「その歳で古傷だらけってどうなの？」うわあ。
白「確か ほとんど自主連で失敗してついたケガとか何とか」
シロ「Σ喧しい！なんで知っとるんだ！！」
小太郎「ごめん。うっかり喋っちゃった」
家康「私が稽古つけた方が安全なんだね
たまーに銃ぶっぱなすけど。」ボソッ
蒼月「安全ってなんだろね」
魄哉「生まれつきのアザは前世の傷の名残って話がありますね」ひょこっ
蒼月「おはよう。何？今日仕事休んだの？」
魄哉「ええ。ちょっとメンタルやばかったので。」
千様「何でアタシを見るのかしら」
蒼月「Σ昨日のアレまだ引きずってたの！？」
白「どれだ？」
魄哉「教えません」きっぱり
シロ「前世とは
またオカルトな話だな」
粋「お前 俺らの前でそれ言うか？」
シロ「すまん。ここの全員存在事態がオカルトであったな。」
白「妖怪なんてその辺にわさわさいるぞ？」※人もののけハーフ
蒼月「だよねー。気付いてないのは人間ばかりだよ」※化け蛇
小太郎「正直どっちでもいいぞ。」※人狼
魄哉「僕らもオカルト分類でいいんですかね？」※ホムンクルス
千様「充分オカルトでしょ」※同上。
家康(私は人間なんだけどなあ。)うーん。
魄哉「ちなみにアザは前世の死因に関係があるとか無いとか」
シロ「腕のアザでどうやったら死因になるのだ」
粋「転んで腕打ってついでに頭も打ったとかじゃね？」
家康「えーと。この場合アザ＝打撲系の傷とは限らないんじゃないの？」
魄哉「まあ そう言われてますね。」
蒼月「アザを傷痕ととるなら 腕をバッサリやられて躊躇した所に何か致命傷とか？」
シロ「Σ俺の前世で何があったのだ！？」
小太郎「完全に襲撃されてるなあ」
魄哉「ま、まあ 迷信ですから。
あんまり気にしない方がいいですよ」
シロ「お前らとみたいなのが迷信とか言っても説得力が無いわ！！」くわっ
家康「・・あのさ」
千様「殿？どしたの」
家康「私生まれつき 背中に謎の袈裟懸けアザが。」
魄哉「めちゃめちゃ演技悪いですよねそれ」
家康「今世では背中からバッサリいかれないようよろしくね。」ふっ
蒼月「目が笑ってないよバカ殿。」
粋「えーこれ。洒落にならなくねえ？
実際 前の世の名残なんじゃねえの？」
小太郎「ん？粋もなんかあるのか？」
白「尻が青いのはこれと違うと思うぞ」
粋「Σ青くねええええええ！！！」
蒼月「身内が言うと信憑性増すよね こういうの」
シロ「うむ。 だからわざと言っとるのだ あのアホ兄貴は。」
白「実際昔青かっ「Σせいぜい３つかそこらだろ！！
気を抜くとオムツネタやめてくれマジで！！」
千様「粋君。 落ち着いて、涙目よ」
白「だいたい 前の世とかどうでもいいだろ。
案外ただの虫だったかもしれないし」
小太郎「あ、そっか。
そもそも人とかじゃなかったかもしれないのか」
白「シロのも単に前足からカマキリに食べられたとかそんなんかもしれないし」
シロ「ちょっと待て。俺は何だと思われとるのだ。」
白「てんとう虫。」
家康「じゃあ私は
背中から捌かれたのかなあ。」ふむ。
魄哉「なんでウナギになってるんですか。」
白「尻が青いのはどういうのか解らないけどな。」にやり。
粋「Σ忘れた頃にしつけえええっ！！ 」
小太郎「凄い尻もちついて 背骨砕けたとか かな？」わおんっ
粋「Σ無理矢理過ぎねえ！？」
彬羽「どんな会話だ」
千様「おかえりなさい ツッコミ担当。
待ちわびたわ」
