小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月14日

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家康「へー。ここいいなあ」ぺらっ

千様「あら殿 何見てるの?」




家康「『穏やかな老後を過ごすには 隠居先100選』だよ。」へらっ

千様「ちょいちょい言動に実年齢が染み出てるわよね」



家康「Σあれっ!? 私の実年齢知ってたっけ!?」


千様「お宅の軍師とタメだものー

あいつが生意気な子供餌付けしてたって話してた辺りから計算できるわよ」

家康「成る程。

え。ちょっと私餌付けされてたの?」



千様「基本皆餌付けされてるから気にしないの

それより


お互い年齢の話はここまでにしましょ?」

家康「・・はーい。」びくびく





千様「にしても 若作りよねほんっと」 ボソッ

家康「(話題変えるんじゃ無かったのかなー。)
作ってませーん
メンタル若いから外見に出てるだけですー」





蒼月「お宅の軍師は中身完全に爺なのに 見た目のみわっかいよ?」

家康「あの、私は人間だからね」



千様「蒼月君 盗み聞きやめなさいね」

蒼月「はーい、
大丈夫 今来たとこだし。」

家康(絶対最初から居たよねこれ)





襖がらっ


魄哉「あー ちょっとキッツイですねえ」よろっ


家康「ありゃ今日仕事多いの?」

魄哉「ですねえ。

その辺にいた石燕さんに少しお手伝いお願いしたんですが 紙面みたまんま固まってしまいましたし」うーん。



蒼月「言っとくけどさ、あんたらの仕事 脳ミソ平均レベルでも自分がすっごい馬鹿に思えるからね?」

千様「石燕さん回収してくるわ」

家康「まーた凹んでないといいねえ」




魄哉「仕方ありません
バイトから帰ったら彬羽君にヘルプ頼みますか」

蒼月「えー。それじゃ夕飯誰が作るのさ」




魄哉「そこは節約レシピの達人 粋君が居るでしょう」

家康「あの、千ちゃんの立場は?」



蒼月「女が家事する物とか決めつけてたら 今時モテないよ?」きっぱり

家康「Σくっ!ジェネレーションギャップ!!」


魄哉「落ち着いて下さい。こんなんですが蒼月君も数百歳です」

蒼月「バケモンにしちゃ まだまだピッチピチだよ。」ふふんっ

家康「うわあ。若者独特の謎自慢 嫌だなあ」



魄哉「基準が難しいですよね

ん?何ですかこれ」


家康「ああ。私も大概トシだしねー
隠居とかって文字に目を取られちゃうって言うか」




魄哉「隠居てか 寺カタログですがこれ
今からお墓用意するんですか?」

蒼月「Σ隠居と言えば隠居だけど!!」





家康「いやいや、お墓じゃなくてさ

考えたんだけど、政治的な意味合いを持つなんちゃらにしたらどうかなーって」

魄哉「すみません。さっぱり意味がわからないんですか」




家康「この際 死語は寺かそんなん作って貰って 観光スポットにして幕府の財政サポート!
どうだっ!」どやあっ

魄哉「それ建てるのに裂かなきゃいけない財政がヤバいんですが」



家康「えー。ダメ?」

魄哉「現状きっついです。それに今から死後とか不吉でしょうが

何ですか? 奉られたいんですか?」むすっ


家康「いやその、ぶっちゃけ政治の腕無いやーって丸投げしてるし
少しくらいお手伝いを と。」


魄哉・蒼月(Σ意外とめちゃくちゃ気にしてた!!)




家康「て、事で学問の神様とかどう?」うきうきっ


魄哉「Σノリッノリじゃないですか!!
ちょっとしんみりしかけたでしょうがっ!」

蒼月「Σアンタも毎度騙されるなよ!!」





家康「大丈夫!未来の為の投資は大事!!財政なんやかんやはお前なら何とか出来るって!」 生き生きっ

魄哉「そもそも学問の神他にいますし

アンタ戦以外は何も出来ないパッパラパーでしょうがっ!!」くわっ





家康「・・・・ 参りました。」ずーん

蒼月「うわあ。改心の一撃。」引。




魄哉「 全く
・・誉められる所と言ったら どんだけ刺されても斬られてもギリギリ生きてたって辺りじゃないですか?
ご利益生命力ならギリ行けるかもしれませんがねっ」ふんっ


蒼月「アンタも主君甘やかすなよ。」






白「ただいま。 玄関で石燕が体育座りしてたぞ」

蒼月「Σ忘れてたし すっごい拗ねてる!!」ひいいっ



千様「努力はしたけど解読すら無理でしたって えっらく凹んでてどうにもならなかったわ」

蒼月「メンタルもモヤシかよ。」うわあ


白「あれ?、仕事いいのか?今日忙しいって」

魄哉「Σはっ!しまった!!」

蒼月「Σ寺の話で忘れ去ってた!!」


千様「寺?」



魄哉「くっ!仕方無いっ

蒼月君!君なら根性出せば出来ない事も無いかも知れません!」がしっ

蒼月「Σぎゃああ!やだやだっ
モヤシの二の舞になりたくないいっ!!」ずーるずる




千様「頑張ってねー」





白「春一行って 彬羽レンタルしてくるか?
代わりに粋放り込めばなんとかなるだろ」


家康「あーうん。 店が暇そうならお願いするよ



その場合 夕飯よろしく」

挿音「肉丸焼きくらいしか出来ねえぞ」天井からぶらんっ

白「安心しろ。俺なら生だ」えへん。

挿音「よし。任せとけ。」




家康「あ、隠居云々の前に家事覚えようかな?」

千様「それが良いわねー」うんうん。




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