小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月9日

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家康「おー。台風去ったねえ
いやー凄かった凄かった」




千様「瓦何枚残ってる?」

白「あるのもかなり割れてるぞ」


小太郎「雨漏り凄かったもんなあ」うんうん。




挿音「しゃーねえ。全とっかえするか」


一同(災害の翌日は休みなのか 徳川忍軍。)



家康「緊急でレスキュー組に加わる事もあるけどね」
蒼月「へー。」




家康「そして天海サマは只今各地の被害の情報をかき集めてます。」

千様「いないと思ったら 既に江戸城なのね。」


家康「一番安全な所いなきゃいけないのにねー
本当勤勉と言うか何と言うか」

蒼月「いやそれ本来お前だろ」

家康「殿、政務出来ないもーん」


シロ「あやつも本当に大変だな

さて、庭の片付けでもするか
色々飛んできておるし」






朱禅「よっしゃ!皆揃ってる!!
お前らちょい手伝えっ!」ぜーぜー

小太郎「うわ、びっくりした!!どうした!?」ぎゃいん!?



朱禅「いやちょっと体力有り余ってる奴ら必要で ちょ 水くれっ」ぜひゅー

蒼月「何かあったの?偉い息切れしてるけど」




朱禅「この家来るのめちゃ石段登らなきゃいえねえからだろ!!

お前らどうやって生活してんだよ!!」

シロ「日々鍛練だ。」きっぱり



石燕「体力有る人限定なら あっしは行かない方がいいっすね」

千様「そうねえ 大人しく家の片付け・・死んじゃわない程度にね?」

石燕「Σあっしのイメージどんなんなんすか!!」

千様「強いて言うなら生卵ね」きっぱり


粋(酷い。)





白「で、何をすればいいんだ?」あくびっ

朱禅「お前絶対熟睡してただろ。
よく寝れんな あんな爆音の中」


シロ「あ、言っておくが彬羽は動けんぞ

台風の後の気温の上昇で既にぶっ倒れた。」



飛天「俺早く里に帰らねーといえねえのに。」熱中症対策水ぱしゃぱしゃ

一二三「作り方教えてくれたら おら頑張るだよ?」

飛天「いやー。この手のはさすがに子供に任せるのはなあ」


蒼月「主治医遊びに来てて良かったよね」

彬羽「うっせえ。」ぐったり




朱禅「げ。マジか

あー。んじゃお前ら頑張ってくれや」

粋「うげ。やっぱ力仕事かよ!
こっち見んな見んな!!」

白「片付け面倒な奴なら燃やした方が早いぞ?」ぼぼぼ




朱禅「燃やすな燃やすな

実は町の物見やぐらが倒れて牢屋敷に突っ込んでな
囚人達が脱走して ヒャッハーな世界になっ


粋「Σ早く言ええええっ!!」 ひいいっ



蒼月「Σちょっと!そんな所にひなちゃん置いてきたの!?」


朱禅「大丈夫だ。
店に乱入して来たのは庵が全員ぶちのめした。」

千様「あー良かった。
あの子 実践慣れしてるものねえ」

白「囚人 多分 全身骨バッキバキだな」




飛天(どこのゴリラの話だよ。)うちわパタパタ





朱禅「て、事で 手の空いてる組で囚人ハント頼むわ
俺も店の貴重品とかあるし あんま留守に出来ねえしよ」


粋「よっしゃあ!任せとけ!!」

シロ「ふむ。 庭よりそちらが優先か」

蒼月「お店のお姉さん達襲われたら可哀想だし 仕方無いなあ」すたすた。

小太郎「噛むのはアリだよな?」

白(燃やしちゃダメなのか)ふむ。



朱禅「一応言っとくけど生きたまんまな」

家康「囚人の頑丈さに賭けるしか無いねえ

あ、私も行くね」


朱禅「Σいやお前殿だろ!!」

家康「ケガでもしなきゃバレないバレない。
うちの軍師には黙っといてねー」しーっ






石燕「皆さん、がんばっすよー」




千様「ねえ アンタこそ行かなくていいの?」


挿音「屋根直せるのが俺しか居ねえんだよ。

あの面子なら 軍隊相手でも問題ねーっての」瓦ガタガタっ





飛天「色々とおかしくね?」

彬羽「いや、有る意味適材適所だ。」


一二三「皆さん帰って来た時用に瓜で切って冷やしておくだ。」てくてく

飛天「Σまてまて!子供に刃物アウト!」どたばたっ







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