小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月25日

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彬羽「家康うううう!!」くわっ

家康「Σぎゃー!どれどれっ!?どれか解らないけどごめんなさいいいっ!!」ひいいっ



千様「やだ殿、今度は何したの?」お茶ずずー

一二三「えーとだなあ。
バレンタインの悲劇のさいらい?とかって話だ」

彬羽「Σこら一二三 子供は聞かなくていい!!」


シロ「お前も大変だな」うわあ。

小太郎「悲劇?」わおんっ

粋「えーとあれだ。 家康が兄貴にバレンタインは人に好かれると沢山甘いもの貰えるって色々誇張込みで吹き込んでー

兄貴のタラシの才能がこれでもかって発揮された悲しい事件だったな。」遠い目。

シロ「身内としてキツい物があるだろうな」うむ。



粋「で、今回は何だよ 全部信じちゃう兄貴も大概だけどよ
何吹き込んだんだよ」

家康「えー、子供が聞いてるし

ちょっと耳かして」ちょいちょい。


一同(Σ子供に聞かせられないようなっ!?)


ヒソヒソボソボソっ







粋「兄ちゃん なんで信じちゃうかな。」ずーん。


シロ「Σ兄貴呼びが消えたぞおい!!」

小太郎「Σ身内のメンタルが粉々だああっ!」ぎゃいいんっ


千様「で、彬羽君に苦情が来たの?」

彬羽「一応副官だからな。
総大将に面と向かってクレーム入れられる奴はそうそう居ねえだろ」イライラっ


蒼月(何があったのかめちゃめちゃ気になるけど、
さすがに聞かないでおくか)うん。




家康「けどさー お前に苦情言うのも大概凄いよね
何人か●してそうな目付きしてるのに。」あっはっは



ブチッ


間。







白「そっか。お前もお仕置き済みか」うん。

家康「」




蒼月「人間って襖に刺さるんだね」ドン引き。

シロ「普通はぶっ刺さんがな。」うわあ



粋「兄上。 お願いだからもうちょい常識ってもんを
白「その事ならちゃんと怒られたからもういいだろ。」たんこぶ。




一二三「よーしよしよしだ。」背伸び頭なでなで。

千様「彬羽君 胃袋大丈夫?」


彬羽「うるさい。」胃痛でうずくまりっ




石燕「そいやさっきの 家康さんのいらん一言で思ったんすけど、
妖怪の人らって目付き鋭い人多いっすよね」

シロ「お前は人間なのにそこそこ鋭かろうが?」

石燕「あっしは元が目ほっそいんで かっ開いてるの辛いだけっす。」


千様「言われてみれば 確かに。
やっぱ野性味強いとそうなるのかしら?」ふむ。

蒼月「えー 関係無くない?」




一同「・・・・。」


蒼月「揃って有るかもしれねえって顔すんなよ。失礼だな」※典型的な細ツリ目三白眼。


白「目付き?」はて。

千様「言われて見たらこの子も鋭めなのよね。
常に気抜けてるからユルく見えるけど。」ふむふむ




蒼月「ねえ。そんな人外全般の話になっちゃうくらい 俺って目付き悪いの?」

シロ「すまん。」

蒼月「Σ謝んなよ!腹立つなっ!!」






魄哉「僕は種族関係ないと思いますがねえ
穏やかな顔立ちの妖怪も結構居ますよ?」

一同(Σ穏やかなお爺ちゃんの説得力!!)


白「穏やかなのに 眉間に皺よってるぞ」

魄哉「ちょっと瓦版が。うーん字が霞む」目こすりっ

家康「天海 老眼鏡かけて。」ずぼっ


千様「殿。復活早いわね」





蒼月「つーかさ。この人も大概ポヤッとしてない?」

粋「ポヤッて。
俺はそりゃ人間成分多いもんよ」

千様「あら。でも 勾陣モードの時は若干キリッとするわよ?」

蒼月「アイメイクの力じゃないの?」

粋「隈取りな。」



魄哉「しかし、まーた面白い事で盛り上がってますねえ」

石燕「あっしのイメージでは妖怪=シャキッとしてるからっすかねえ?
あのさっきからお探しの老眼鏡、頭の上っすよ」


シロ「おい。台詞の前半と後半が反発し合っとるぞ。」

家康「怒ってなきゃのほほんお爺ちゃんだからね」苦笑。
魄哉「怒らせてるの主に1人ですがね」ギロッ

家康「Σ毎度すみませんでした!」




石燕「やっぱ鋭いっちゃ鋭いような」うーん。

千様「今のは反則じゃない?」

シロ「殺意全開の時は誰でも目付き悪くなるわ」うむ。




白「こいつも妖怪な。」そっと。

小太郎「わんっ」


石燕「黒目がちの犬出すのは反則っす。」

白「狆とか 白目あるぞ」

石燕「Σくっ!こういうのは結構詳しい!!」


カイコぱたぱたっ


石燕「Σあ。 黒目しかない!」はっ

粋「そりゃ虫だしよ。」



シロ「石燕落ち着け。
絵の中なら妖怪=目が鋭いでも問題無い いやむしろ格好がつくわ。」どうどう



玄関がららっ

飛天「ちゃーす。彬羽居る?
悪い悪いお前に渡した胃薬間違ってたわ」あっはっは

彬羽「Σおいこら医者ーっ!!」胃キリキリッ




飛天「大丈夫大丈夫。人間相手には絶対ミスしないし」

一二三「胃薬と何間違えたんだべ?」


飛天「昆布の粉末。」

彬羽「Σ道理でやたら旨味があると!」


千様「成る程最近髪の毛ツヤツヤなのはそういう」ふむ。

魄哉「そもそも昆布の粉末何に使うんですか」




白「飛天 目付き悪いか?」

石燕「うーん。 彬羽さんそっくりなのに別にそんなには?」うーん。


魄哉「てか考えたら彬羽君 ド近眼なだけですし。

目付き最悪なのは蒼月君ぐらいじゃないですかねえ?」

蒼月「ねえ。俺何かした?」


魄哉「さっき仕事場にお茶持って来てくれると言ったのに いつまで待っても来なかったもので」ふっ

蒼月「Σあ。コタツ見た途端記憶ふっ飛んでた。」


家康「成る程ね それで出てきたと
天海寂しさが一番堪える年寄りだから」納得。



飛天「昆布の粉末要る?」

飛天「あの、ひょっとして心配されてます?まだフサフサですので間に合ってます
てか、医者ならそれ意味ないの解っ
家康「落ち着いて。深読みの優しさであってハゲ扱いはされてないから。」どうどう





石燕「んー。イメージっすか

やっぱ紙面と実物は違うんすかねえ」

白「仕事の悩みか?」

石燕「いやちょっと 今スランプ気味だったんもんで
こういう時は得意なモチーフからが良いって言うじゃないっすか」頭かきかき。


千様「あ、成る程
それで迷走してたのねー」

蒼月「イメージまとまんないって事?
そんなら実物見ない方がいいんじゃないの?
人間の思う妖怪と違って 実際の妖怪って人間っぽいんだしさ」

石燕「いや蒼月さんは これでもかってくらい妖怪のイメージまんまなんすけどね。 目付きとか
蒼月「仕舞いにゃ食うよ?」



白「目付きか。

目目連とか 妖怪だけど目付きがどんなのかも解らないけどな」ふむ。

千様「え?どんなのそれ」

彬羽「障子一面に大量の目がギョロギョロしてるアレだ。」

千様「Σう。 そりゃ判別しづらいわね」





魄哉「まあ。人間にもこういう子も居ますしね」

挿音「ああ゛?」寝起き機嫌悪っ


一同(Σ年期の入りまくったガン付けっ!!)



石燕「・・・妖怪差別良くないっすね」ボソッ

挿音「あ? 何の話だよ」


シロ「いや。目は口ほどに物を言うと言うか 何と言うか。」

挿音「?」




魄哉「人型の子でイメージ混乱するなら あの辺の子らで考えてみてはいかがですかね?

ほら、いつもの納豆小僧君が来てま あれ?何か手紙持って


彬羽「また苦情の追加か。」

飛天「なんか知らねえけど 胃薬追加しとくな。」



一二三「あ。白さん逃げたべ」



魄哉「何かあったんですか?」

家康「Σなっ何だろうねえっ!!」ぎくううっ







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