小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月19日

 

 

 

家康「うーん。
夜明け前に目が覚めちゃった オッサンだなあ。

暖かいから布団から出やすいしなあ。」苦笑

 


茂みがさっ。


家康「ん?」

 

 

 

 


粋「うわ、まだ外暗っ
変な時間に目が覚めちゃったな
二度寝

Σうおう!?」びくっ


刺客(Σこんな時間にもう1人起きてるだと!?
ぬかった!!)くっ!

 

 

 


家康「避けてでもってソイツ捕まえてえええーっ!!」銃じゃこっ

粋「Σじゃあ銃下ろせ Σうっおおおお!?」飛び退きっ


ズギュンッ!!


刺客「Σうおおコイツ室内で発砲した!!」ひええっ

 


家康「ちいっ!裏庭か」だだっ


粋(Σ俺居るのに躊躇無し!?
腐っても征夷大将軍怖ああっ!!)ひえええっ

 

 

 

家康「何処行った」きょろっ

 

刺客(Σうお足はやっ!
なんで追って来れるんだ忍かコイツ!)物置こそッ

 

 

家康「あ。殺気」


ズドンっ!


バキゃがらがらがらっ

 

 

刺客「Σ壁越しでバレた!?」ひえええっ

 

 


白「朝からドンドン煩いぞ」寝癖むすーっ


家康「Σぎゃっ ごめん
静かにするから寝てて寝てて」しーっ

白「うん。夜は静かにするもんだ」ぶつくさ 障子しめっ


刺客(Σいや 加勢頼まんのか!?)えええっ

 

 

家康「あっぶな
あの子寝起きキゲン悪いからなあ 吹っ飛ばされたら死んじゃう」ぼそっ

刺客(Σどういう事!?)

 

 

家康「てか何で皆は起きて来ないのかな

皆ナウなヤングだから? 眠り深いの?

いや天海は ・・あ、徹夜明けで寝たとこか」ふむ。

 


刺客(独り言多いなコイツ

ふむ。此処が天海大僧正の自宅と言う情報は確かだったか。
ん? となるとやはりコイツは忍?


あ。ただ者じゃないとは思ったが 天海の護衛か!)はっ

 

 

 

挿音「おつかれー。
俺任務帰りだから 手伝わねえぞ」すたすたっ

家康「うわ凄い返り血 
はーいお疲れ様」 わお

 

 

刺客(Σ血みどろの忍通りすぎた!

Σえ?此処に刺客居るんだけど!!
何?残業はしません的な!? 忍ってんなユルくて良いの!?)えええっ

 

 

 

家康「で、いつまでそこで様子伺ってるの?」銃じゃこっ

刺客「Σだから なんで毎度バレるんだ Σうおおおお!?」ひえええっ

 

 

 

 

 

粋「あー、漏れるかと思った

家康の手伝いした方が良いのかな?
けど、下手に近寄ると危ねえし

 

ん?」

 

どどどどどどっ!


刺客「Σぎゃああ!ホンット室内でも躊躇無し!!」

粋「Σまた来たあああ!」ひいっ

 

 


家康「停まらないと次当てるよー」

ずどむっ!!


刺客「Σぬわああ!!柱ガード!!」ずざっ!


チュインッ!

粋「Σっぎゃーっ!!!」ひええっ

 

家康「あ。また居たの?

ごめんねー。」

すたたたたたたっ

 

 

粋「・・うん。 寄んなくても危ねえし

手伝い要らなさそう」ひええっ

 

 

 

ーーーーーーーーー

 


【離れ】

 

どたばたっ

 

石燕「うっさいっすねえ」ぼーっ


家康「あ。石燕ちゃん 調度良い!
ちょっと具現化で 相手の動きを止める的な何かをっ」


石燕「また不審者っすか?

あっしさっき寝た所なんすよ
無理っす」 ぐう。

家康「Σ夜更かしばっかしてるから!

こら風邪ひくよ!!」

 

 

刺客(Σなんでこの家の奴等は こんな中で二度寝出来るんだ!!)えええっ

 

与一「・・・。」じーっ


刺客「ん? 何だ?何か見られているような?」※霊感無し。

 

 


与一「此処におるぞ」どろんっ

刺客「Σガキ生えた!」ひえっ

 

 

家康「はいはーい 逃げたら撃つよー
停まって停まって」銃じゃこっ

刺客「Σ停まっても撃つだろ絶対!

何なんだこの家は!!」うおおおっ

 

 

テオドール「何をドタバタしておられるので御座いますか?
まだ夜明け前に


Σあ。朝日」

灰ざらあっ。


刺客「Σホントに何いいい!!!」ひええっ

 

与一「脅しといて何だが
気の毒になってきたな」

石燕「すやー。」くかー


与一「・・また 起きた時に腰が痛い背中が痛いと言いそうな突っ伏し寝を」あーあ。

 

 

 


家康「ん? あれ
見失った?」きょろっ

 


刺客(殺気を出したら気付かれる!
今までの感じだと 感情の乱れでも気配が読まれると見た!

と言う事は、平常心さえ保てれば あの男を巻く事は可能なはず) 息潜めっ

 


家康「まずいなあ

此処で暴れるのはちょっと。

うーん、他捜すか」すたすたっ

 

刺客(Σよし!行った
よっしゃよっしゃ頑張った某!!

Σいや喜ぶな 気配で気付かれたらどうする!!)

 


こそこそっ

 

 

刺客(ふむ。 あのおっそろしいのさえ居なくなれば このまま任務遂行も可能そうだな。

アレが戻ってくる前に ターゲットを
ん? この部屋は) 

 

そっと襖開けっ

 


魄哉「ガタガタガタガタと

こちとら徹夜開けだと言ってんでしょうが 馬鹿殿。」ぎろっ


刺客「Σえ、あの 馬鹿殿違う じゃなく 何で薄暗い中目が光って

いやそれより この家で金髪碧眼って 

エグいと噂の 天海大僧正っ!?」鳥肌ぞわあっ!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

 

 

 

千様「・・アンタ
かめ●め波とか撃てたの?」あらー。

魄哉「ムカついたら 出ました」ぷんすかっ


石燕「心底何でも有りっすねえ」あくびっ

 

 

 

刺客「」黒こげっ


家康「だから 一生懸命止めようとしたのに。

この家で あんま暴れると危ないからさあ」


粋「Σあ。 家康なのに やたら当たらないのって
アレ わざと外してたの!?」はっ

家康「だって。まだ不法侵入しかしてなかったし」けろっ


魄哉「いえ。将軍の居る屋敷にそんなんしたら 普通に打ち首ですからね?」

 

 


刺客(コレがターゲットの家康だったんかーい。

こんなん仕留めるとか 無理無理っ)焦げっ。

 

白「なんか 泣いてるぞ」あれっ?

粋「何となく

 

気持ちは解る」うん。

 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス <サイトトップへ戻る