小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月27日

 

 


小太郎「大嶽丸って 全然山猫ぽくないよな。」わおんっ

大嶽丸「そうか?」にゃんっ

 

小太郎「うん。どっちかと言うと 飼い慣らされたイエネコ。」


猫じゃらしぱたたたっ

大嶽丸「Σにゃっ!」うずっ


粋「兄貴、毎度毎度やめてやれよー。」

 

 

家康「仕方ないよ
大嶽丸は お坊っちゃんだから。
どんな猛獣でも人に飼われてたら懐っこくなるのと同じだよ」苦笑。

 

小太郎「え? でも西洋の見世物小屋とかの猛獣って
ずっとそこで育ってるのに
ちょいちょい調教師食っちゃったりするって」わんっ

家康「Σそうなの!?」ひいっ


小太郎「うん。彬羽が言ってた。
だから外国のバ金持ちは牙とか爪とか引っこ抜いて飼うんだって 残酷だよなあ」きゅーん。

 


大嶽丸「なんと恐ろしい」がくぶるっ

千様「何かしら
この子は絶対 うっかり引っ掻くのが関の山よね。」うーん。


白「それくらいでも全力で謝ってくるしな」猫じゃらしぱたたっ

粋「つか、そろそろ兄貴が謝る方じゃね?」なあ。

 

 

間。

 

 


石燕「はー。まあ
飼い慣らされた猛獣ってんなら 
別に大嶽さんに限ったモンでもないっすよね」ズバリっ


大嶽丸「久しぶりに見たと思ったら 確信突いてきたな」

 

石燕「季節の変わり目苦手なんすよね
目は回るわ体痛いわ 気持ち悪いわで」はーやれやれっ

大嶽丸「Σえ。お前 病だったのか!?」にゃっ

 

与一「夜更かしその他不摂生と 慢性的な肩凝り、
その他不健康な生活しとるとああなるらしい

半分身の私まで 霊体なのに頭痛が 。体も重い」ふらふら低空飛行っ


テオドール「相当のダメージでないと 与一さんにまで影響は出ない筈では?」

蒼月「どんだけ不健康なんだよ」うええっ

 

 

白「俺は飼い慣らされてない。」もぐもぐ

石燕「大人しくしなさいって家康さんに貰った饅頭食いながら言うセリフっすか 魔王サマ」

 

 

鏡子「けど、実際 山猫って世間一般のイメージはあまり良くないから損ですよね。

人間の世界ではですけど」どろんっ


大嶽丸「そうなのか?」


鏡子「ですよ

えーと。確か
嘘つきとかデタラメ、胡散臭いなんかの象徴だとか

あ、面白いのでは 芸者さんってのもあった筈です!」手ぽんっ


与一「芸者?何故に」へ?

 


鏡子「蒼月さんみたいな男性が 騙されまくるからじゃないですか?」ふっ。

蒼月「鏡子ちゃんてば 世間知らずだなあ。

マトモな男は 芸者には手を出さない物だよ
ほら、踊り子さんには手を触れないでって
テオドール「言い回し最低に御座いますね。」

 

蒼月「Σ外国産に日本語でケチつけられたくないんだけど!?」むかっ

 

テオドール「私で無くても突っ込む所で御座いましょうが!

芸者さん『には』手を出さないって いい加減過去に学んだらどうなので御座いますか!!」うがあっ

蒼月「Σはっ!」

 

 

鏡子「安心して下さい。
既に 墜ちる所まで墜ちて
蒼月さんの好感度は地べた這いずってますんで」にこっ

蒼月「Σうおお もう下がり様がない!!」

 


千様(それでも絡みに行く辺り
鏡子ちゃん。ダメ男から逃げらんないタイプねえ)あーあ。

 

 

テオドール「とっとと呪殺してしまえば良い物を」むう。

粋「うん、お前くらいのトシは
ああ言うの壊滅的にダメな奴要るよな」どうどうっ

 

 

大嶽丸「しかし芸者なあ。

山猫にはオスも普通に居るんだが」うーん。

白「人間のイメージの問題だし、気にしなくて良いと思う。
鬼もこの世の悪い物は全部鬼とか言ってるけど

鬼の酒呑童子達って そこらの簡単に子供捨てる人間より子供好きだしな」

大嶽丸「あー。次世代は大切にしたい物だな」うんうんっ

 

粋「また話がワケ解んねえ方向に」苦笑。

 


家康「まあ、大嶽丸は大嶽丸らしく行こう
人のイメージなんて気にする必要ないよ」へらっ

石燕「家康さん、
うまくまとめらんなかったんすね?」

家康「うん。こんなん無理

 

はい!と言う事で 毎度お馴染み」銃じゃこっ

白「虫と変なのは暖かくなると増えるなホント」

テオドール「で、今回は人間?それとも妖怪で?」


コマ『動きから察するに
めちゃ訓練積んだ人間もしくは妖怪

つまり解らんので やっちゃってから調べましょう』センサーキュインッ

 

 

大嶽丸「相変わらず 襲撃馴れしとるなー」うーん。


蒼月「そりゃあね

この国の人間トップと、妖怪トップの居る家だもん。
権力争い面倒いから俺寝てて良い?」

石燕「鏡子さんに格好いい所見せて 
好感度を せめて今の与一さんくらいに上げなくて良いんすか?」

与一「おい。私がヨレヨレなのはお前のせいだぞ」低空飛行よれよれっ

 

蒼月「仕方ないなあ」シャキッ!

 


千様(鏡子ちゃん。もう奥の大鏡に引っ込んじゃったんだけど。

黙っときましょ)うん。

 

 

大嶽丸「しかし、デタラメか。
化かすと言う事か?
確かに俺は術式ももっと捻れ、真正面から行くなと言われるが」うーん。

家康「あの、そう言う真面目に考えちゃうのがってか

危ないから後にしない?」

銃ずどむっ!


曲者A「Σぐはっ!!」ばたーん!

 


大嶽丸「良し!なら正面からは行かん!!

晴明の見よう見まねアレンジ 暴風結界!」びびっ!

 

曲者一同「Σぎゃああ!何だいきなり!!」ひいっ


粋「Σあ!ちょっと怪異っぽい!」おおっ

白「よし。今の内にシバき上げるか」すたすたっ

 

大嶽丸「これで怪異っぽいって
俺は今まで何だったんだ」えー

千様「獣人?」えーと。

大嶽丸「Σ此処の犬と同じレベル!?」

 


石燕「獣人なめたらヤバいっす。
小太郎さん めっさ強いっすよ」

 


小太郎「ガオンッ!!」


曲者B「Σあああ耳があああっ!」

曲者C「え。ちょ Σうわああ来るなああああ!!!」

 


大嶽丸「Σだああ繁みの影で見えないけど 何か嫌な音がっ!」ひええっ

石燕「猛獣っすからね。
じゃ、ビビった所で 精神にトドメを」紙から具現化ずるるっ

 


蒼月「ちょい待てよ

俺の見せ場取んないでくれる?
さあて 鏡子ちゃん! 俺の格好いい所見て存分に惚れ直して
Σあ、やば此処化け猫の風が」

 


ぶわっ!

ばさささささっ!!

 

蒼月「Σあああしまった!懐に入れてた春画達がっ!」

 

曲者「Σおおおお!」どよっ

 

 


鏡子「やっぱ最低です。」ボソッ

 

千様「Σ密かに居た!!」ひえっ

 

 

一二三「どしたべどしたべー?
また何ぞあったんだかー!」てててっ


テオドール「Σぎゃー!お子様が見る物では御座いません!!」ひいっ

一二三「Σへ!?」

 


コマ『次世代の教育最優先の為、
建物及びその他の損害は 無視 します。』 

内蔵バズーカずどむっ!!

 

曲者一同「Σぐわああああ!!!!」

 

 


一二三「え?え?なんだべ?」きょろっ


大嶽丸「え、えっとだな。」春画足で背後にざっざっ

 

蒼月「馬鹿!不自然なんだよ

えーとね。この馬鹿猫が 御札バラ撒いちゃってさあ

ほら 妖怪が下手に触ると危ないじゃん?
だから寄らないでね 奥に行っててよ」ほらほらっ

大嶽丸(Σ問答無用で俺のせい!?)えええっ

 

一二三「Σうお。それは危険だべな
皆も気を付けるだよ!」すたたっ

 


蒼月「セーフ。

ったく 仮にも山猫なら嘘の1つ2つ即興でつけよ」ちっ

大嶽丸「Σ元凶に言われたかないわ!!」むかあっ!

 

 

 

 

 


一二三「ま。大人の男の人等が一生懸命隠そうとしてる時点で お察しだけんどな。」ふっ

鏡子「一二三さん。大人ですねえ」


一二三「子供騙しって言うけんどな
結構 子供は騙されてるフリしやってるもんだべよ

甘くみねえでほしいだなあ」

 

 


挿音(やっぱ 女程、化かすの上手えモンはいねえ) キセルすぱーっ

千様「あらー 帰ってたの?

てか 何たそがれてんの?」


挿音「ガキの時点で恐ろしい生き物も居たもんだなー ってよ。」

千様「へ?小熊でも拾ったのー?」あらあ。

 

 

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