小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月24日

 

 

彬羽「ちっ! 逃げられたか」


粋「あーあ。兄貴のフレンドリファイアが無きゃなあ」焦げっ

白「避けられないお前が悪い」きっぱり。


テオドール「御二人とも メンタル強すぎや致しませんか」ひえっ

 

 


晴明「なんじゃ逃したのか?
使えんのう」


彬羽「だな。俺は無事だが」ちらっ

泰澄「Σえ。誰かお怪我でも!?」

 

 

彬羽「アホブラザーズが呪いを貰った」


粋「つか何これ
考えてる事が、勝手に口からボロボロ出るんだけど?」

白「だな。何か気持ち悪いな」うん。

 

テオドール「普段と全く変わらなく思えるのはいったい。」えーと。

 


晴明「ち。だから 気を付けよと申したのに。

アレは京の麻呂共が ライバルを蹴落とす為に作った呪いの権化での、

呪われると 思った事がそのまんま口から出てしまい 
まあ、お偉い奴の前でそんなんしたら普通に失脚するわなって シロモノぞ。」


テオドール「まーた 地味に嫌な物を」

 


晴明「地味でもないぞ
京は遠回しが美徳とされる所じゃ
ストレートに暴言吐いたら 色んな意味でアウトじゃい。」

泰澄「晴明様に依頼が来るわけですねえ」うわー。

 

晴明「うむ。だから 御主等に加勢を頼んだと言うに

全く期待はずれな。
思っていたより見かけ倒しよの。使えん奴等め」けっ

 

テオドール「あの、晴明さんもガッツリ呪い貰っておりませんか?」

泰澄「すみません。
この方は 素でこんなんです」

 

 

 

座敷童子「手伝って貰ったのなら礼の1つも言わんか
孫の前で情けない」


晴明「Σ今 孫の前でビンタかましたか こんの年増!」頬ひりひりっ

座敷童子「黙れ。躾のなっとらんガキを躾るのは 大人の義務だ「Σ孫おるジジイをガキ扱
座敷童子「年増だからな。」

 

泰澄「仲良しですねー」あははっ。

 

 


間。

 


千様「で、一旦引き返して来たのー?」あら。


彬羽「相手が空を飛べるとは思って無かったんでな」うむ。

テオドール「と言うか あんな小さな生き物だったとは。

即座に追いかけましたが 完全に見失いまして御座います」くうっ

 

家康「小さいって どんなの?」

テオドール「えーと。
例えるなら 手の平サイズのワイバーンの様な」
家康「ごめん、ワイバーンを知らないや」

 


蒼月「その呪いってのは 
つまり 嘘がつけなくなるって事なんだろけど」

 

粋「マジか。
しばらく余計な事考えらんねえなあ。」うわ

白「そんな事より
俺って呪いは効いたんだな」びっくり。


蒼月「この人達 普段と変わら無さすぎない?」えー。

 


彬羽「色んな意味で 裏表が無いんだろうな」

家康「生きてりゃ皆 多少は裏表有るものだと思ってたけどねえ」わお。

 


千様「あらあらさすがねー。
兄弟揃って安心安全だわあ」のほほーん

粋「姉ちゃん いつもの事だけど
やっぱデケえなあ 」

千様「Σえ゛」

粋「Σあっ!」口おさえっ

 


コマ『全く無いわけでは無さそうです』カタタッ

蒼月「わざわざ言わないだけで オスとしては正しいよ?」えー。

 


白「重くないのか?」

千様「え、えーと。

まあ 重いわね」たじっ

 


家康「何だろう
セクハラと言えばセクハラなんだけど」

コマ『このご兄弟の場合
独特過ぎて もはやセクハラ特有の湿度が0ですね』カタタッ

 


粋「え、えっと

早めにコレどうにかなんないかな」ううっ

晴明「どうにかと言ってもな
呪いの権化である あのモノノケを捕まえん事にはどうしようもな」うーん。

 

千様「そんな焦らなくて良いわよお?
むしろそう言う意味で興味持たれてたんだなーって お姉さん嬉しいわ」きゃっ

粋「Σうおお姉ちゃんの逆セクハラスイッチオン!!」ひいっ

 


白「うん。早くアレ見つけないとややこしくなりそ

九尾「お。だーりん 雨の中お疲れ様じゃの

どうれ 雨で冷えたろ
わちの愛で暖まるが良い」
毛皮ふわっ。

 

白「あ。暖かくて悪くない」

九尾「Σほんとかええええ!?」こーんんんっ

 

 

テオドール「良し。急ぎましょう
ストーカーが調子に乗ってしまいまして御座います」

彬羽「だな。
家の風紀が乱れる」うむ。

 

 

 

ーーーーーーーー

 


テオドール「よっしゃあ! そちらに行きまして御座います!」七輪で魚焼きぱたぱたぱたぱたっ!


呪いの権化「ピイイイッ」げっほごほっ!

 

 

泰澄「あの、これは?」

晴明「魑魅魍魎の類は嗅覚が鋭敏な物が多いのだ。
故に 魔除けには生臭い魚等を使う

でもってオマケに燻し出しよ」ふっ

 


テオドール「風向きにさえ気を付ければ お手軽で効果てきめん Σああっ急に風向きが!」げっほ 灰ざらあっ

泰澄「Σご自分も怪異なのに 大丈夫なんですかと言おうとしたら!」

 


晴明「む。いかんな
煙の効果が」

 


呪いの権化「ピイイイッ」ばさささっ!


晴明「そっち行ったぞ! 
素手でも行けよう 捕えよ!!」

 

粋「Σえ。ちょ

うわ!素早いっ!」すかっ

 

泰澄「Σああ!微妙にどんくさい
お手伝いします 急急如律令!!」印びびっ


呪いの権化「Σピイッ!?」ばささっ!

 

テオドール「Σああ!また逃げまして御座いますっ」ざらざら復活っ

 


粋「よっしゃああ! 上にはカラスが待機してる!
上がった途端 ハエ叩きの要領でバーンだ!

あいつが同じミスするワケねえ貰った!!」

呪いの権化「Σピっ!?」
背筋ぞわっ

 


泰澄「Σちょ 作戦暴露やめて下さい!」ひいっ

 

粋「Σあ。

口が勝手に!」しまった

 

 

 

呪いの権化「ピイイイッ!」ひいいっ


テオドール「ああ!上ではなく林の方へ!」

粋「Σだあああんな小っさいの また目星つけんの時間がかかるー!」ひいいっ

 


べしっ。


呪いの権化「Σピッ!?」べしょっ

 

粋「へ?」

 

 

 

白「作戦成功。

捕まえたぞ」ぶらんっ


呪いの権化「」きゅうっ


粋「Σ作戦!?」はいいっ

 

 

彬羽「すまん。
お前の事だから どうせミスるだろうな とな。

お前の兄の待機場所を除いて きっちり説明しておいたと言うわけだ。」ばさささっ

粋「Σいや 今の誤爆前提かよ!」

 

晴明「で、後ろには吸血鬼、空にはカラス。
わざわざ私達陰陽師の方に逃げて来る理由もないでの

なら、 逃げた先にハンター仕込んでおれば確実と言う事ぞ」扇子ぱったぱたっ

泰澄「基本は狩りなのですね」わおー。

 

 

白「さて、ほら起きろ ちっさいの

絞めたり焼いて食ったりしないから さっさと呪い解け。
別に駆除しに来たんじゃ無いしな」

 

呪いの権化「Σぴっ!?」ええっ

白「嘘じゃないぞ
今 俺嘘つけないしな」

 


晴明「御主も人間の被害者じゃ。

我が結界内でペットとして暮らすなら 命だけは助けてやるぞ?」

呪いの権化「ピ!? ぴいいいっ」こくこくっ

晴明「よし。契約完了じゃの。」にやっ

 

 

 

泰澄「何でも座敷童子さんが 可能なら買いたいと言い出されまして」

テオドール「あー。小言回避の ご機嫌取りに御座いますか」


粋「つか、あの座敷童子なら
晴明が何ぞやらかした時に 本音駄々もれの呪い かけさせたりしてくんじゃね?」えー。

テオドール「しー。に御座います」

 


彬羽「今回呪われたのか お前らで良かったな」しみじみっ

 

白「良くないぞ。

なあ堅物、お前こそ普段 何考えてるんだ?」なあ。

呪いの権化「ぴ?」

彬羽「Σやめろそいつをこっちに向けるな!!」

 

 

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