小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月8日

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千様「まーた台風来るらしいわよ」





飛天「・・・」

魄哉「お味噌汁こぼれてますよ?」





飛天「Σやっべえええ!急いで帰らないと!!」

窓がらっ



彬羽「既に上空荒れてるな。」ふむ


飛天「Σぎゃーっ!どうしようっ」おろおろっ



シロ「急いで帰るとまた墜落なり雷くらうなりするぞ
どうせ里は平和なのだろうが。
過ぎるまで大人しくしておれ」

飛天「いやそのっ

今ちょっと 里がな、ベビーラッシュでな」


家康「何の話?」



飛天「新生児達の名前覚えるのがすっげえ大変なんだよ」 真顔っ

彬羽「さては暗記に音を上げて逃げてきたな。」



飛天「Σち、ちがっ! 気分転換気分転換!!」


蒼月「どう見ても図星だよね。」

シロ「しっかりせんか お頭。」

飛天「そもそも他所の赤ん坊って皆顔同じに見えるし覚えて辛いんだよおおっ!!」



粋「お前 変な薬や草の種類は覚えてる癖に。」


白「これは?」

飛天「ハキダメギク。」


小太郎「うん。聞いた事もないな」




白「脳ミソそんなのでいっぱいだから入らないんだ
ちょっと捨てとけ」

飛天「俺の脳ミソは押し入れか何かかよ」




魄哉「ふむ。人名ですか

確かに数来られるときっついですねえ」


シロ「おお! 徳川の家臣全て覚えておるお前なら良い方法を知っておるのでないか!?」


蒼月「それはそれで普通に脳ミソおかしいだろ。」





魄哉「まず一番ラクなのはゴロあわせ

飛天「うん。やっぱいいや」



粋「年号ならともかく 名前でゴロあわせ?」

千様「考えるのが一番難解そうね」




飛天「ちなみにお前の記憶方は?」

彬羽「一度目を通せば大概頭に入る」きっぱり



魄哉「彬羽君、徳川プラス 白君の所の小妖怪達の名前も全部覚えてるから凄いですよねえ」にこにこ


家康「お前達もう怖いよ。」





白「ん?

そうだ。」ごそごそっ

飛天「ん?何だよ」





白「お前もバカラスに 作って貰うといい。」分厚い妖怪名前リストっ

粋「Σ兄貴まさか常にカンニング!?」



白「ほら、ちゃんと読み仮名と相手の特徴を書いてるし
忘れたらこれ見たら早い おすすめだぞ」

飛天「へー。成る程。
こりゃいいな 」ふむ





彬羽勝手にオススメするな。」

白「おい。頭潰れる潰れる」



千様「彬羽君ダメよー
加減下手なんだから 頭蓋骨くちゃっと行っちゃうわよ」

彬羽「ちっ」



粋「兄貴、頼むからあれに喧嘩売るのやめてくれよ」心臓ばくばく

白「売ったつもりはないんだけどな。」はて。





飛天「リスト持ってくるから頼む!
今度置き薬オマケすっから!!」拝みっ


彬羽「ちっ!
・・ 子供のど飴も入れとけ」

飛天「了解!一二三の好きなイチゴ味な!」よっしゃあ!!




家康「いやー。良かったねえ
人名かあ。昔を思い出すなあ

って もしもし?天海サン?」



魄哉「Σぎくっ!!」


彬羽「さすがに徳川家臣全部は無理があるぞ。」

魄哉「そこを何とか!
誰がどこの何番目で 各自どこに就いてるかとかそろそろ解らなくなって来たんですよおっ」


千様「そもそも 今までは把握してたのね」うわあ。

蒼月「こいつらの脳ミソどうなってんだろねー」






彬羽「・・・いや!すぐには無理だ無理!
せめて1ヶ月待て! 一気には無理がある!」


蒼月「Σお前も引き受けんな!」





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