小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月17日

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蒼月「うえー。終わらないっ」イライラっ

小太郎「勉強か?珍しい」わおんっ


蒼月「いんや。ジジイに出された課題
全くなんでこんな事しなきゃいけないんだよ」ぶつくさ

小太郎「でもちゃんとやるんだな。ははっなーんか意外だなー」




蒼月「終わらせなきゃ来月小遣い無しなんだよ」

小太郎「そもそも貰うなよ 何百歳だよお前。」



蒼月「お前だってビーフジャーキー貰ってるだろ!
成犬なんだから似たようなもんだよ!!」

小太郎「Σえ。ビーフジャーキー 蒼月レベルなのか!?」がーん!

蒼月「Σショック受けんな!どういう意味!?」



シロ「お前ら むなしくないか?」

小太郎「ちょっと悲しい」きゅーん
蒼月「べ、 べつにっ」ふんっ





白「これ何語だ」がさっ

蒼月「Σぎゃー触らないで触らないで!お願いだからっ」ひいいっ

粋「兄貴、こういうのは順番狂うとワケ解んなくなるから あ。」バサッ

蒼月「Σテンプレどおりの行動すんな!!
お願いだから兄弟揃って近寄るなーっ!!」





彬羽「珍しくこいつがやる気なんだ
お前ら遊びに行ってろ。」


ぽいっ。




小太郎「おお。さすが」



彬羽「で、 念のため聞くが
解らねえ所は「お前の力だけは借りない」きっぱり。



彬羽「案外余裕があるな」ふむ。

シロ「お前も大変だな。」



蒼月「あーもう あのジジイなんで今頃教育熱心になってんだよ
今まで放任主義だったのにさあ

はー。きっついなあ」くたっ



白「俺も漢字十まで書けるようになったぞ。」窓からひょこっ

彬羽「解ったから入るな」

びしっ
白「痛い。」

シロ「あー 解った解った。上達したな」棒読み。




家康「うーん。 言おうかどうか迷ったんだけどねえ」

蒼月「Σうおう!いきなり生えた!」びくっ

家康「はっはっは。殿なめちゃー行けないよ?」にまにま



シロ「へ?どこからっ」きょろっ

白「窓は俺が居るから無理だぞ?」


彬羽「あいつは本当に人間か。」





家康「ねえねえ蒼月、なーんで魄哉がお前にこんな課題あげてるか解る? 」

蒼月「えー。


・・確か徳川の方人手足りないから?
俺育てて手伝わせたいんじゃないの けっ、勝手だよね」むくれっ

家康「それもあるんだけどねー」

蒼月「は?」



家康「あのね お前は知らないかも知れないけど
働いたら お小遣い貰わなくても自分の懐にお金入ってくるんだよ」にぱっ



蒼月「どつき回すぞバカ殿。」

家康「Σなぜ怒るの!?」

蒼月「Σバカか!バカだった!!
んな世間知らずの無職相手にするよな言い方そりゃ怒るだろ!」

家康「え?だってお前 世間知らずの無職「くたばれ。」




シロ「やめんか。阿呆共」

氷ぱきーん。


家康「Σつべたあああっ!!」
蒼月「Σぎゃー!冬眠しちゃうっ」ひいい



彬羽「おい 室内。」

シロ「Σむ、うっかり」

白「乾燥させるか?」ぼぼぼ

粋「兄貴、家燃えるから」




石燕「お二人とも大丈夫っすかー?

家康さんも 意地悪してないで普通に教えてあげればいいんすよ」氷はがしっ


家康「あ、ごめんごめん 仕事中に煩かったね」

石燕「仮眠とってたんで問題ないっす」


蒼月「? 普通って?」



石燕「ぶっちゃけ魄哉さんは 蒼月さんに手に職つけさせたいんすよ

あの人何だかんだ蒼月さんの頭脳や能力高く買ってますんでねえ」

蒼月「Σ初耳なんだけど!?」




小太郎「Σ石燕 しー!言うなって言われてんだよそれっ」

石燕「Σええ! やばっ知らなかったっ」おろおろ



粋「あーあ。バレちまったか」

白「いや、案外これでいいと思うぞ」

粋「へ?」




蒼月「ふーん。そういう事か」にまにま。

家康(喜び方が可愛げ無いなあ。)




蒼月「そんじゃあ仕方ない
少し頑張ってあげちゃおうかなー?」机むかいっ


シロ「Σおおっ!?」




白「蒼月は誉められると付け上がって やる気が出るタイプだ」きりっ

粋「要するにめちゃ単純なんだな」納得。





蒼月「まあバカラスは素直に業務進めるには向いてるかもだけどー?
ひねた案件なら俺のが絶対上手いよね」ふふんっ

彬羽「お前 一体何の役職につくつもりだ」

蒼月「さあー? てか考えたらお前に出来て俺に出来ないわけないしー」どやあ





シロ「一瞬で天より高く増上したな。」

粋「あの自信どこからくるんだろなー
羨ましい」

白「お前は自分に自信無さすぎだ」きっぱり

粋「Σぐはあ!」



家康「さりげにメンタルに改心の一撃やめたげてー」



蒼月「よっしゃあ!解けた
ミッションコンプリート!」

小太郎「Σはやあっ!」

石燕「おおー。やっぱやる気で左右されるタイプっすねー」ぱちぱち




シロ「ん?蒼月のこの性格は 奴なら解っているだろうに
なぜに認めていると言ってはいかんかったのが?」


家康「天海サマ 素直じゃないからね。」きっぱり

シロ「Σ理由しょうもなっ!!」











一二三「あのー お二人とも なんで中に入らないんだ?」

白「お前の保護者に入ってくるなと言われたからだぞ」


一二三「へ?」


粋「自信無いの仕方ねーって兄貴って壁があるのにプレッシャーぱねえのにそれで舞台とかムリムリ そもそも人の目が怖いし比較されんじゃとか思うと声も出なくな
一二三「あのー、大丈夫だべか?」



白「こいつの育て方間違ったかも」むう。

粋「兄上、そもそも育てられてねえっす」どよーん。




一二三「大人って大変だなあ」





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