小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月13日

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粋「13日の金曜日だぞ。」 ずいっ

蒼月「あーうん。そだねー

粋「Σいやいやいやいや!ビビれよ!
13日の金曜日で この空模様だぞ!? 」どんよりっ

蒼月「そんなのでビビるのアンタくらいだよ
そもそも

化け物しか居ないこの家で何言ってんの」



石燕「あっしは人間なんすがねえ」

家康「私も多分人間だよ」

鏡子「家康さんが人間扱いなら 元人間の私もセーフですかね?」どろんっ

家康「Σ私肉体あるからね!!」



白「質問。13日の金曜日て何だ?」


家康「はい。彬羽 出番です」


彬羽「英語圏において不吉とされる日で
理由としては聖人が磔にされたのがこの日である
ノアの方舟で有名な洪水やエデンの園の楽園追放もこの13日の金曜日であったとされるが 明記されている文献は無

白「何言ってるか全く解らない。」きっぱり





粋「え?そんな感じの不吉なのかよ?
ゾンビうじゃうじゃーとかじゃ?」

彬羽「そりゃそういう創作物の影響だな
向こうの人間にとっちゃ襲ってくる化け物並の驚異って事だろ

(こいつは理解できたのか。)」





シロ「ザックリ言うと 『悪いことが起きると言われている日だ』」

白「成る程。」おおっ


蒼月「先輩も大概慣れてるよねえ」

シロ「そりゃあ 粋や彬羽のようないい玩具が来るまでは俺がこやつのお守りをしておったからな」遠い目。


粋・彬羽「ちょっと待て。」

シロ「何一つ間違っておらんだろう お守り兼サンドバッグ共。」


家康「てか お守り全員年下だね」

蒼月「Σはっ!バカラスのが年下なのか!
デカイし老け顔だしで忘れてたっ」

彬羽「Σ手前絶対わざとだろ!!」
蒼月「うん。」即答



石燕「ケンカはダメっすよー」


シロ「おお。湿気が凄いな
頼まれておった洗濯物を入れねばっ」たたっ


粋「うえー。ますますジットジト。」






白「えーと。つまり嫌な事が起きないよう気を付けろって話か?」

粋「へ?

あー まあそんな感じ かなあ?」目そらしっ



蒼月「アンタはオバケの襲来にビビってただけじゃん」

鏡子「んー。 粋さん人型ならセーフみたいですし

ジェイ●ンとかフ●ディも落ち着いて話し合えば解り会えるかも知れませんよ?」


粋「な、なんで実在してるみたいに言ってんだろなあ」ひきつりっ





焔「実在してるからなあ。」ぼそっ

粋「Σ嘘だああああ!!!!」ひいいっ



家康「おや、いらっしゃい。」


焔「よう久しぶり
相変わらず面白いな孫ー。」頭ぐりぐりっ

粋「Σ面白くねええっ!!」涙目っ


鏡子「こういう所 お祖父さんに似たんですね」ちらっ
白「似てない。」きっぱり




焔「さて、遊びついでにお知らせだ

久々にごろつき妖怪共の集まりあるから お前呼び出しな」名簿ぽいっ

白「げ。めんどくさい」うわあ

焔「頑張れ当代。 爺ちゃん隠居してラックラクー」


白「めんど臭いな こんなの見ても誰が誰か解らないし」名簿ぴらっ

蒼月「あ、それ出席者のリスト?見せて見せて」覗き込みっ



石燕「いいなー。
遠くから眺めるだけでもダメっすか?」

白「見つかったら脳ミソすすられるから駄目だ。」

石燕「ちえー。」

彬羽「手前はチャレンジャー過ぎだろ。」




家康「ん、蒼月どうしたの?」

蒼月「・・えっと。これ出席者のリストだよね?」

白「ん?さっきも聞いたよな? ボケたのか?」

蒼月「Σボケてないよ!!


この

じぇいそん。と ふれでい てのさっきのあれ!?マジなの!?」

粋「Σ!!!」





焔「だっから実在するっつったろ?」

粋「Σぎゃあああ!マジかよおおおっ!!」ひいいっ



彬羽「凄まじい字だな。」

鏡子「日本語頑張って書きましたって感じですよねえ」


焔「なんでも13日の金曜日に自分等出席したらウケんじゃね?
とか向こうのサプライズパーティのノリでよ

おもしれえから 当代無視して呼んでやったわ」けらけら

家康「お前もお爺ちゃんには勝てないねー」

白「こんなんで勝ちたくないし。

さて」にや。

粋「Σ!?」背筋ぞくっ







白「お前 深夜の集まり一度連れてけって言ってたよなあ?」にやあっ

粋「Σここここ今回ばかりは結構です!!」ひいいっ



白「遠慮するな。 前からお願いされてから仕方無い
面倒だけど連れてってやるぞ。」くっくっく



一同(Σ能面ヅラなのに すっごい楽しそうっ!!)








焔「計算どおり。」にやり

鏡子「Σどこから計算なんですか!?」
家康「Σこの一族こわっ!!」ひいいっ





彬羽「成る程。確かに不吉だ」

蒼月「だね。あの人にとっては最大の災害だねー」




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