小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月22日

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九尾「きっやああああ!!だーりんが白粉臭いっ!
いったいどこのメスと わちと言うものがありながらっ」くんくんくんくんっ

白「九尾 重い。」ずしっ



家康「あのー九尾ちゃん 口の周り真っ赤なんだけど」おそるおそるっ

シロ「さっき生魚頭からかじっておったからな。」



白(道理で生臭い)うーん。


九尾「なぜじゃ!大陸の皇帝さえこの肉球の上でコロコロ転がしておったのに!
わちの何処が不満なのじゃー!!」

シロ「もはやその時代の面影が全く残っとらんようだが」

九尾「喧しわ小僧!
女はこういうもんなんじゃ!!」くわっ




粋「あのー 兄貴の名誉の為に言っとくと

単に仕事で色町の方に出張講演に行っ



蒼月「Σはああ!?なんで教えてくれなかったの!?
連れてけよ気が利かないな!!」

粋「だから言いたくなかったんだよ!!
てか、連れてかねえよ!仕事だっつの!!
大人しく冬眠しとけや!」 イラッ




千様「はい。二人ともどうどう。」



白「オーナーがな あそこの女達気晴らしも少ないしって事で芝居小屋一同で駆り出された。」

シロ「なるほど。 そういう事か」ちょっとホッ




白「俺らなら 絶対変な事にならないしって。」

千様「あー。でしょうねえ」うんうん



家康「あれ? でもさそれ

綺麗な御姉さんが好きな粋とかガッチガチだったんじゃないの?」

粋「Σぎゃああ!なんで拡まってんだよ!?」

蒼月「さーてねえ?」にやり。




白「うん。面白かったな。
見習いだけど 今回雑用だけにしててホント良かったと思う」じーっ

シロ「どんだけだお前」

粋「Σあれで緊張しない兄貴のがおかしいって!「プロなめるな。」きっぱり





小太郎「そういう事らしいぞ
とりあえず魚の血拭け。怖いから」わおんっ


九尾「なんじゃい。 わちはまた あの花魁幽霊と何かあったのかと思ってしまったわ」ふきふき

シロ「いや、幽霊相手に何がどうなると言うのだ」






地獄太夫「おやおや。知りんせんか

幽霊も根性ひとつで実体化くらい出来ますのえ?」どろんっ

シロ「Σうおういきなり!!」



白「お前らが呼ぶから。」ため息




鏡子「そうなんですか!?私まだ鏡からも出られませんよ」ほう。

地獄太夫「ほんざんす。
わっちは生前から根性座ってたんでござんす
すこおし頑張れば主さんも出来るかもしりんせんよ?」




シロ「おい、変な女子会始まったぞ」

蒼月「華やかでいいねー」ごきげんっ






石燕「おや。賑やかだと思ったら
地獄さんお久しぶりっすー」

地獄太夫「主さん ほんにもののけ怖がらん人でありんすな」


石燕「体質っすよ。

あ、魄哉さん帰ってきたら頼まれてた物出来たって言ってて貰えますか」手ふきふき

家康「はいよー。
何頼まれてたの?」




石燕「芝居小屋用の白さんの絵っす
あ。
ちゃんと少し背丈盛っといたんで大丈夫っすよー」




家康「・・ああそう。」


粋「えっと。ほら
舞台ではちゃんと高下駄履いてるし問題ね「燃やすぞ。」




地獄太夫「そこまで気にするほど小さくもありんせん
第一背丈なんぞ飾りでありんすよ。」

九尾「Σくおらああ!そりゃわちのもんじゃ!!ベタベタするでないわっ!」しゃああっ







魄哉「帰ってくるなり何ですか これ。」引。

家康「おかえり。
お宅の息子さんモテるよねえ」


魄哉「あのー地獄太夫さん?
あなた生前は確か一休禅師のお弟子さんだったのでは」

地獄太夫「お師匠さんは生臭坊主にありんした。」きっぱり

小太郎「なるほど。」納得



魄哉「くっ この場合どう言えばっ」
家康「Σこんなんで負けないで!徳川の軍師っ!!」






がららっ


彬羽「ん?なんだこのケバい女は」 怪訝っ

地獄太夫「」


シロ「Σこいつはこいつで極端だな!!」ひいいっ






一二三「おかえりなさいだー

あれ?お客さん来てたんだか?」きょとん


地獄太夫「あら可愛らしい

お嬢ちゃん


間夫という言葉を知り
魄哉「子供相手に腹いせやめて下さい」





地獄太夫「嘘じゃござんせんよ
ねえ主さん?」

白「お前の言葉ぜんっぜん意味解らないぞ」きっぱり


家康「お前が阿呆で良かったよ」うんうん。





蒼月「ちえーいいなー
なんで師匠ばっかモテるんだよ」

シロ「羨ましいか?これがか?」困惑





千様「粋君。
これがきらびやかな女の本性よ
目をそらすんじゃないの!!ほらっ」

粋「Σぎゃああ!見たくない!知りたくないーーっ!!」




魄哉「こっちはこっちで何をしてるんですか!」


千様「粋君はうちの子だもーん
派手派手女達なんかにたぶらかされたら嫌でしょ!」

魄哉「Σう!」

家康「Σだから負けないでって! 絶対徹夜したでしょ 寝てきなさい!!」









彬羽「何でもいいが 子供が居るのに女連れ込むな」ゴミを見る目っ

白「一人も連れ込んでないぞ。」






石燕「おー。美女と狐 絵になるっすねー」さらさらっ

九尾「おい待て。 わちも美女じゃぞ」





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