千様「はっくしゅん!」
シロ「そんな薄着しておるからだ」
千様「えー。
いきなり涼しくなったからよー
太って見えるから厚着嫌いなのよね」むすっ
挿音「何着てようが誰も見てねえから安心しろや」
千様「アンタ ほんっとうに腹立つわよね」
シロ「餓鬼かこいうらは。」ため息
家康「うわー リアルなお餓鬼様に言われちゃってるよ」苦笑。
彬羽「さて、バイト行ってくるか」しゃきっ
小太郎「こっちは涼しくなったらいつも以上に背筋伸びてるぞ」
家康「Σはっ!蒼月は!?」
蒼月「千ちゃんがどてらくれたから大丈夫。」丸まりっ
粋「念のため兄貴の猫借りとくか?」
蒼月「あー、そだね。
猫って温度高いから眠くなって来たら貸して貸して」
シロ「まだ9月なのだがなあ。」うーん。
白「背筋か」ふむ。
石燕「複雑っすよねえ
彬羽さんが暑さに悩まなくなったら蒼月さんが冬眠の危機。
種族的に仕方ないんすけどねえ」
白「お前の猫背は反対側に折り曲げたら伸びるのか?」真顔。
石燕「Σぜんっぜん違う事考えてた!!
伸びないっす!むしろボキッといってあの世行きっす絶対やめてええ!!」ひいいっ
粋「兄貴、人体は丸まった紙じゃねえから
反対にクセつける前に壊れっからな?」
白「だな。石燕の扱いは割れ物くらい気を付けろって言われてるし」うんうん。
石燕「よっしゃ 魄哉さんさすが!
あー 助かった」
シロ「割れ物・・」
一二三「ほらほら寒いなら千様さんもどてら着るだよー
干してたからふっかふかたべ」にこにこ
千様「Σう。 あ、ありがとう」
粋「あー こりゃ断れねえわ」
蒼月「千ちゃん大丈夫。
俺もプライドより命とったから」キリッ
千様「アタシは別に冬眠しないんだけど。」
玄関がららっ!
魄哉「ちょっと 蝦夷で初雪ですよ!!
うわああ何も準備してないっ ちょっと政務あるので今日は泊まって来まーす!!」だただだっ
小太郎「Σ色々とはっやあ!!」
家康「Σ天海 待って待って書類落としてるっ
てか頭金髪丸出し落ち着いてー!」
粋「・・今夜は鍋にしよか。
簡単だし」
石燕「おおっ いいっすねー」
蒼月「内側から暖まるしか無いよね。
Σあ、ジジイ今の一瞬で火鉢に炭セットしてる!!」
シロ「さすが熟練のオカン。」おおっ
白「じゃ、ポン酢買ってくる」すたすた
粋「Σ兄上ストップ!一人じゃ帰って来れねえだろ!!」
千様「はい。人前で喋っちゃダメだから メモとお財布袋に入れとくわねー」
小太郎「わかった!」わんっ
白「・・・。」
家康「こらこら行かなくていいからっ対抗しないの
はーい。お菓子上げるから大人しくしといてね。」ふんづかまえっ
蒼月「この時期になるとさ この家喧しくて良かったと思うよ」しみじみ
千様「あー。外に出られなくても退屈しないのはいいわよねー
皆個性キッツいから」うんうん
粋(あのどてらコンビが言うか。)
シロ「おお。包丁の扱い巧いな」感心っ