蒼月「ジジイの部屋 まーた修羅場ってるね」
家康「書類の量がねー
彬羽が手伝ってくれて助かるよ」
魄哉「・・肩 こりましたね」ボソッ
彬羽「言うな。よけい肩こるぞ」
家康・蒼月(Σそういう物！？)
魄哉「ちょっと休みますか 足も痺れて来ましたし」苦笑
彬羽「いらん。 まだまだ問題ない」そろばんぱちぱち
家康「一度何か始めると片付けるまで終われないタイプだね」ひそひそ
蒼月「うんうん。マジで理解できない」ひそひそ
彬羽「聞こえてるぞ そこ。」
家康「Σすんませんでしたああっ！」ひいいっ
蒼月「Σお前怖いんだよ！なんで計算するのにそんな殺気出って「計算してるからに決まってんだろ」
魄哉(うーん。 助かるんですけど精神衛生上良くないですねえ )
白「大丈夫だ。心配するな」ひょこっ
魄哉「おや。何故に縁側から」
白「嫌でも気分転換させられる奴連れてきたぞ」
飛天「く、食われる」ぐたっ
魄哉「Σ九尾さん！飛天君食べちゃいけませんっ！」ひいいっ
九尾「こげなトリガラ食わんわい
だーりんが捕まえとけって言うからくわえて来ただけじゃ」ぺっ
蒼月「生きてる？」
飛天「マジで食われるかと」心臓ばくばく
魄哉「えーと。京まで行ってたんですか？」
白「九尾だとあっと言う間だからな。」
家康「完全に乗り物扱いだねえ」
九尾「それでだーりんが喜ぶなら構わん」きっぱり
蒼月「意外と尽くすタイプだよね」
彬羽「煩い。」ゴゴゴゴゴゴ
飛天「あー成る程。 俺が呼ばれた理由解ったわ」納得。
白「うん、そういう事でよろしくな」
蒼月「？何を？
気分転換に芸でもやるの？」
飛天「へ？」
蒼月「ん？ 気分転換にって言ってたでしょ？」
飛天「いや、普通にメディカルチェックの時間だろ？」腕捲りっ
魄哉・彬羽「Σ！！！」びくっ
白「どっちみち飛天が居たら仕事なんて出来ないし」
家康「成る程ねー。まあ気分転換良いことだよ」
飛天「最近気温の変化もキッツイし ストレスもたまるよなあ」うんうん
彬羽「いや俺は別に」目反らしっ
飛天「とりあえず採血しとくか？」わくわくっ
彬羽「Σどんなとりあえずだ！ 手前覚えたてでやりたいだけだろ！！」
魄哉「彬羽君がターゲットになっていれば安心なんですが さすがに助けるべきですよねこれ
いやしかし飛天君のそれはさすがにちょっと怖」ぶつぶつびくびく
家康「うわ うちの軍師がビビってるよ 飛天すっご
ほらほら頑張れー 徳川のブラッディエンジェル
魄哉「その名で呼ぶな」
飛天「じゃ軽めに
肩凝りに効くツボな。」ぐいっ
魄哉「Σあだだだだ！」じたばたっ
飛天「あー。お客さん凝ってますねー」ぐりぐり
蒼月「Σちょジジイー！！アンタ本当に大丈夫なの！？」ひいいっ
魄哉「あ、 すっきり。」びっくり
蒼月「Σうっそお！」
飛天「俺は荒いだけで 腕には自信あんだぞ失礼だな」ぷんすか
家康「あの、出来たら丁寧にしてやってね。」
飛天「ちなみに自分でやるなら手のここな。
少し痛いくらいまで摘まむといい
疲れ目にも効くぞ」
彬羽「ふむ。こうか」ぐりぐり
魄哉「Σそれで良いなら僕の激痛は何だったんですか！？」
飛天「いやアンタ凝りすぎなんだもんよ」きっぱり
九尾「あやつ ある意味最強じゃな」
白「薬とか絡むと人変わるからな」うんうん。
蒼月「ねえねえ。冷えに効くツボってのはある？」
飛天「んー。変温動物はなあ
人間体なら何ヵ所かあるけど お前の場合は足の裏のー」
家康「こりゃ呼んで正解だね」
千様「あのー。飛天君ちょっとちょっと」手招き
飛天「ん？」
蒼月「千ちゃんどうしたの？出てきなよ」
千様「いえちょっとね。 アタシも聞きたいツボが」
飛天「へ？ あ。あーはいはい」
ひそひそ
千様「成る程！ダイレクトに腰とお腹ね！ありがとうっ」わーい
一同(Σ暴露したも同然！！)
白「？」
飛天「ま、まあこの時期は体に負担かかりやすいから 皆気を付けろよー」
家康「はーい。」
飛天「あ、そうだ彬羽
胃痛に効くのはここな」
彬羽「なんで名指しだ」
飛天「お前は解らないのが問題なんだよ。」
白「よし。じゃあ 俺もそろそろ仕事行ってくる」すたすた
飛天「お？今日は昼からか」
家康「あれ？見習い君は？」きょろっ
白「粋なら 俺が行くまで稽古場で座禅させてる」
家康「相変わらず落着き無いと判断されちゃったんだね」うわあ。
白「全く。あれじゃずーーっと見習いのまんまだぞ」ぷんすか
蒼月「いや 師匠の神経の太さが普通じゃないだけなんじゃ」
家康「あの子ちゃんと役者デビュー出来るのかなあ」うーん。
彬羽「性格の落着くツボとかはねえのか？」
飛天「手のひらに人って三回書いて舐めて飲み込むといいらしいぞ」
魄哉「それおまじないです。」
