小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月15日

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テオドール「おお!晴れに御座いますねっ!」おおおっ

家康「だねえ。てか 吸血鬼って晴れの日嬉しいの?」

テオドール「私には心底どうでも宜しいです

ほら皆さんお布団出して下さい!
干さないとぺたんこで寒うございますよー!!」どたばたっ


千様「あー 急に寒くなったものねー」

蒼月「騒いでる本人は寝床棺桶じゃん」きっぱり。







テオドール「お、重い。」ずしっ

白「敷布団は重い方が暖かいんだぞ」

テオドール「さ、左様で御座いますかっ」ずるずるっ


粋「いや兄貴 自分のくらい自分で干そうな?」

白「二度寝してたら引っぺがされて 何されてるのか解らない」困惑っ

小太郎「こいつ叩き起こすとか凄いな」うわー。



テオドール「はいはいはい!石燕さんもお布団出して下さ Σキノコーーっ!!」ひいいっ

石燕「あーこの前染料溢してそのまんまほっときゃ乾くかって「その前にお掃除して下さい
部屋の中風通し最悪に御座いますっ!!」

空気どんよりっ



シロ「そりゃ化け物絵師の部屋だしな」自分の布団どっこらしょ


粋「つーかテオやたら張り切ってねえ?
何? あいつもまさかのオカン属性?」


家康「いや 吸血鬼って基本昼行動しないし夜しか動かないくて やる事無いから
ひたすら部屋の模様替えとか掃除とか日曜大工に走る人が多いらしいよ」

テオドール「私は特に友達おりませんでしたので延々模様替えとお掃除しておりました。」どやっ

蒼月「ドヤんな 普通に悲しいよ」



テオドール「と、言う事で 晴れてる間に皆様のお布団干して参ります
日光は健康の元に御座いますよ」すたたっ

一同(吸血鬼のセリフじゃないだろ。)



千様「あら?
テオ君 太陽の光に当たっちゃダメなのよね?
日傘差してお布団干してるの?」

家康「Σうわ めちゃめちゃやりにくそう!」

シロ「いや、意外と頭は使っとるみたいだな」うむ。

小太郎「うっわー。ほっかむり似合わない」わおんっ

粋「日焼けに気を使うおばちゃんみたいになってんな」うわー



蒼月「そっか お前日光が肌に当たらなきゃ問題無いんだ
つか 当たったら凄い不快って言ってたけど どんな感じなの?」

テオドール「そうで御座いますね
例えるなら 無数のムカデが直で這ってる様な「うんごめんやめろ言うな そりゃ灰にもなるよね」背筋ぞわあっ




テオドール「Σああっ!とかやってたら急に空模様が怪しくっ」ガーン。

千様「しゃーないわよ ここ一応山の上だし」あーあ。

家康「降ってくる前に取り込もう
私も手伝うから」よっこらしょっ





間。






魄哉「は? つまり紫外線を放射する装置を作れと?」※夜勤帰り

テオドール「よく解りませんがおそらくそれに御座います!」

魄哉「へ?え?ちょっと待って下さい
え?それテオ君が使うんですか? つまりそれはえーと


・・悩み事が有るなら話してみてください
一応僧侶ですし」真顔っ

テオドール「お気遣いは大変ありがたいのですが 日光程度じゃ消滅までは致しません」きっぱり。


彬羽「どんな会話だ」

白「なんでこんな大騒ぎしてるんだ?」はて。

粋「えっと 布団干したいけど天気が不安定だから?」

白「そんなのでこんな騒いでるのか?」


テオドール「ただ干したいだけでは御座いません!
ここ3日ずーーーっと出した途端に曇って来たりいきなりの雨で いい加減ムカついて来たので御座います」むう。

小太郎「それもうお前が太陽に嫌われてるんじゃ無いのか?」わおんっ

テオドール「Σなんと!?」ガーン!

蒼月「いや吸血鬼的にはその方が良いんじゃないの?」



テオドール「いえ日光さえ浴びねば特に問題御座いませんし
なによりキノコの生えた石燕さんのお布団がっ」くううっ

石燕「えーと。白さんも水神さんのお孫さんでで破壊神なワケっすし
かめ○め波的なので雨雲すっ飛ばすとかは無理なんすか?」きりっ

魄哉「あのキリッと流そうとしてますけど キノコって何ですか
え?生えたんですか?」えええっ



石燕「すんません 夜仕事して昼間寝てたりするんで偉い事になったっす」

魄哉「Σ病気になりますよ!その布団捨てて下さい新しいの有りますから!!」ひいっ


テオドール「新しいの?」

彬羽「キノコが生えない程度に風通し良い部屋に予備の布団は置いてあるんだ
なんせ しょっちゅう寝具ダメにする奴が居るからな」

白「ツノがな」うーん。

テオドール「大変に御座いますね」うわー。



千様「えーでも結局干さないと使えなくないそれ」

魄哉「ですねえ 少しでも晴れ間が安定してくれれば」うーん。

石燕「やっぱかめ○め波っすかねえ」

粋「あのなあ。 お前兄貴を何だと

白「いや出来るんだけどな。」

粋「Σ出来ちゃうの!?」えええっ



白「出来るけどやっちゃダメって言われてるんだよな」ちらっ

彬羽「当たり前だ
考えても見ろ 雨雲ってのは水蒸気の塊でそれが層になって上空にだな「寝起きで頭働かないし短く頼む」


魄哉「とっても簡単に言うと 吹っ飛ばされた分までが他所でどじゃーーっと大雨降って災害になります」

一同「Σ解りやすい!!」おおっ


家康「えっと。お前はほら
色々子供向けじゃないからそのね」苦笑

彬羽「どんなフォローだ」




千様「確かに石燕さんのキノコと引き換えに他所で水害はダメだわ」うんうん

白「そもそもキノコ生やすな」

石燕「Σこの人に言われた!!」



魄哉「しかし 確かに洗濯物取り込むだけでも大変ですからねえ
この人数ですし。 日光は無理でもせめて何か乾かすくらいは」ふむ。


千様「あら。創作意欲沸いて来ちゃってるわー」あらまあ

コマ『パピーはこうなるとろくな物作らないので恐ろしいですね』筆談書きかきっ

家康「コマちゃん あのそれ自虐ネタ?」

粋(呪われた人形だもんな)ああうん。


コマ『と言う事でパピー
兵器は無しで』筆談っ

魄哉「Σう 難しいですね」

蒼月「うん。夜勤明けはホントヤバい
とっとと寝ろよジジイ」



挿音「しゃーねえ なんぞ適当に作ってみっか」キセルぷはーっ

石燕「Σおお!日曜大工の匠!!」おおおっ

シロ「いやお前も共に夜勤だったのでは
挿音「俺は問題ねーんだよ
若えから」きっぱり。

魄哉「腰にきてる年寄りですみませんね」むかっ

家康「お前も張り合わないの」どうどうどうっ




挿音「急な雨でも慌てて洗濯物やら取り込まねえで済めば良いんだな?」

テオドール「私が希望を言って良いのかですが、おそらくそういう事だと」



粋「なんだろな この安心感。」

蒼月「この人ならバイオテクノロジーの暴走もオーバーテクノロジーも無いからじゃない?」


挿音「たまに爆破は有るけどな」キセルすぱーっ

小太郎「そのくらいならって思えちゃうのがダメなんだろな」うーん。






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挿音「つー事で日当たり良し 雨が降ったらこっちの滑車で屋根出来て なんなら風通しもぴっちり遮断できるカラクリ部屋してみたけどどうよ?」

粋「Σ思ってた数倍大掛かりなの来た!!」

挿音「ちなみに閉めたまんまでもある程度使える様に 前に作ったびいどろを窓にはめ込んでみた。」どやっ

シロ「これも大概オーバテクノロジーではないか?」



テオドール「Σうわ凄いっ教会のステンドグラスみたいな物に御座いますね!」おおおっ

挿音「いやそれ知らねえから」

千様「アンタ 忍やめても生きてけそうよね」うわー。


家康「こりゃ確かに良いよ
干しっぱでも良いし 何より暖かいねー」あははっ

粋「ん?暖かい?」



彬羽「Σこら手前ら! 干してる布団の上で寝るな!!」

白「二度寝リベンジ「せんで良い!!」


蒼月「冬なのにあったかい」じーん。



シロ「住み着いたな」

石燕「住み着いたっすねえ」あーあ


魄哉「おはようございま Σうわっ凄いですねこれっ
うわー ここに居間移動させます?」わくわくっ

家康「Σお前まで!?」

石燕「お年寄りって日光浴好きっすからねえ」




挿音「居間にしたら布団干せなくね?」






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