小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月20日

 

 


家康「どう?直るー?」

挿音「あー 結構瓦やら何やら飛んでっからなあ
土台も補強した方が良いか
とりあえず土練っといてくれや 」屋根の上でがさごそっ

家康「はいはい、ごめんね私が登ると転がり落ちるから「おう
頼むから上がって来んな」

 

シロ「天候が荒れる度大層だな」やれやれっ

千様「ここ山の上だものねー
そりゃ風も強いわよ」

 

粋「うん。風強すぎて深夜に周りの木が倒れて来たのはビビった」思い出しぞわっ

彬羽「そもそも直撃食らったのは俺だがな」

白「夜中に凄い音がしたと思ったら家壊れてる中 大木担いでるの見た俺のがビビったぞ」※部屋隣。


家康「潰されたのが彬羽の部屋で良かったよねー」瓦用の土練り練り

シロ「良かったと言って良いのか?」困惑っ

 


魄哉「まあ そう言うの考えて部屋割り考えてますしねえ」しれっ

白・粋・彬羽「Σ!?」


家康「Σえ? お前あの子達バリケードにしてるの?」うええっ

魄哉「失礼な
多少の事が有っても対処できそうな子達は 場所的にヤバ目の部屋に居て貰ってるだけです」真顔っ

彬羽「Σそれをバリケードと言わねえか!?」えええっ

魄哉「君は言わずもかな 白君も寝てる所邪魔されたらブチ切れるので 有る意味最強の防御かと」

粋「Σいや俺はよ!?」

 

魄哉「・・なだめ役 と言いますか」目そらしっ

粋「Σ俺だけ二重に危ねえじゃねえか!!」

 


テオドール「何の話に御座いますかー?」のこのこっ

家康「Σあ、テオちゃんそこ工具箱有るから気をつけ 「Σあいだぁ!!」角に足がいんっ


灰ざらっ。

 

千様「白君の周りの子で テオ君だけ部屋離れてるワケが凄い解ったわ」ああうん。

魄哉「そもそも日光当たらない部屋じゃないと エンドレス灰になる子ですからねえ」あーあ。

 

シロ「おい。俺の部屋は危険なのであろうな?」

魄哉「Σえ」ぎくっ

シロ「Σおい!なんだその扱いは!
俺では防御にならんと
頼りないと言うのか!?」むかっ

粋「Σ良いじゃねえかよ!つか不服なら部屋変われよ!!」

シロ「お前の兄の隣など焼死するので断る!!」くわっ

粋「Σそこは負けて良いの!?」えええっ

 

 

 

 

白「あれ? どうした?」

挿音「Σへ? あーいや別に」屋根の穴ちらっ

彬羽「なんだ?白蟻でも居たか?」

 

魄哉「あ。見つかっちゃいました?
ほら昔 おとーさんの顔。とか良く似顔絵描いてくれたでしょう?」にこにこっ

挿音「おう。ざらめ煎餅やるから この隠し部屋焼却頼むわ」くるり

白「くろれきし って奴か」ふむ

 


魄哉「Σ何故に!!」えええっ

家康「正直二十代の息子にはキッツイと思うよ」土練り練りっ

石燕「三十路になると楽っすけどね」

家康「石燕ちゃん まだギリ20代でしょ?」

石燕「ひとつふたつ誤差の範囲っすよ
あー 徹夜明けに日光が染みる」目しばしばっ

家康「うん、倒れるから寝 


ずるがいんっ!!

家康「Σ救護班ーっ!!
石燕ちゃんがテオちゃんの灰で滑って転んで工具箱に突っ込んだーっ!!」ひいいっ


コマ『はいはーい。』筆談救急箱カタカタっ

 

 

 

間。

 

 


コマ『と言う事で こちらが挿音さんの 可愛い幼少期の作品です』きっちり確保っ

粋「うわー。 勉強凄えしてたんだ 意外」習字の山っ

テオドール「日本語は読めませんが 可愛らしい絵は理解出来て御座います」のほほーん。


家康「まあまあまあまあ」どうどうっ

挿音「Σ燃やせ!今すぐ燃やせ!」うがあっ

白「今燃やしたらコマに引火するし」

千様「大丈夫よお。アタシなんてあんなのリアルタイムで見てるしー」あははっ

挿音「Σ!!」

家康「Σやめたげて!この流れでオムツネタまではやめたげて!!」ひいいっ

 

シロ「これくらいでギャーギャーと
微笑ましいでは無いか」

挿音「煩えよ!
お前自分がこんなの披露されたらって考えてみろよ 嫌じゃねえのかよ?」ちっ

シロ「そもそも幼少期に本家に養子に出された上、スパルタ教育でこげな物こさえる暇など無かったわ」しれっ

挿音「・・・悪かったよ!」ちいっ

 


粋「ひょっとして 昔は兄貴もこんなの書いたりしてたの?」おそるおそるっ

白「どうだろ?
有ったとしても 今もう全部雪の下だな」さらり。

彬羽「俺も覚えが無いな
なんせ堅い家だったしな」

石燕「三男坊の上 絵ばっか描いてたんで嫌がられて破られた記憶なら有るっすね」ふむ。


家康(過酷な幼少期の子ばっかり。)ひええっ

 


千様「アンタ大概幸せじゃない。」真顔

挿音「Σ今現在が幸せとは言えねえんだよ!」うがあっ

コマ『落ち着け徳川忍。忍ぶのです 耐えるのです』筆談っ

挿音「Σ煩えわ」イラッ

コマ『残念。私に発声機能はついておりません』筆談

家康「コマちゃん それくらいにしたげて」苦笑。

 

コマ『何が恥ずかしいのやら

ほらほらパピー 私も似顔絵描きました』似顔絵っ

魄哉「おやおやこれはありがとう御座いますっ」おおっ


与一(Σ心に闇でも抱えとるのかこの人形!)ひいっ

石燕「おお。これはなかなか」ほうほうっ

 


テオドール「おや?とか言ってる間に挿音さんが消えまして御座います」きょろっ

粋「ん? 屋根の修理戻ったのかな」

白「普通に拗ねたんだと思うぞ」

粋「Σんな兄貴じゃ有るまいし!」ええっ

 


白「あいつ変な所プライド高いし

仕方ない 俺がやるか」すたすたっ

 

テオドール「大丈夫で御座いますか?」

粋「あ、頭パカッてなるかとっ」たんこぶっ

 

 

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小太郎「あれ? なんだこれ
Σぶはっ!」

一二三「何だべか?
ん? 誰かの日記だべか」ぺらっ

 

 

シロ「Σああああああっ!!!」ひいいっ

 

石燕「わざわざちょろまかして来たんすか?」

挿音「忍怒らせたらどうなるか ちったあ身に染みたろクソガキが」けっ

与一「いやあいつ さほど悪い事をしとらんと思うのだが?」えええっ

 


挿音「知らね 
ま、あいつは黒歴史暴露されても何も感じねえんだろ?
反抗期真っ只中とか 現在進行形で黒歴史だっつの ざまあ。」キセルぷっはーっ

石燕(つまり チビッ子に精神的に負けたの許せなかったんすね) ああうん。

与一(つくづく大人げない忍よなあ)しみじみ

 

 


一二三「えーと?
ひっさつわざの名前候補一覧?」ふむふむっ

シロ「Σやめろおお!読み上げるなああ!!」ひいいっ

 

 


粋「Σちょ 兄貴瓦逆逆!
雨水入り放題だってそれっ」

白「え?固まっちゃったぞ?」ありゃ

テオドール「無理やりでも剥ぎ取ってつけ直すべきでは「こうか。」

めきゃっ。

粋「Σいらん所までもげたー!!」ひいっ

 

テオドール「Σ横から失礼致します!
こう言う細かい作業はお任せ下さ 

すてーん!

ずざーーっ   がっしょんっ!!

 

粋「Σあああテオが滑り台つるーんみたいに落下したーっ!!」ぎゃああっ

 

 

彬羽「すまん。機嫌を直して修理頼めないか?」

挿音「だな。 マジで家壊れるわ」ああうん。

 

 

 

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