小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月24日

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一二三「今日もあっついだなあ」ぐてっ


小太郎「シロ留守だしなー
あー。これからまだまだ暑くなるんだなあ」げんなり




家康「子供と動物は体温高いからねえ」うーん。

蒼月「あ。んじゃバカ殿は真夏でもひんやりだね
良かったじゃん」


家康「Σどういう意味!?」

蒼月「さあねー?」ふふんっ





襖がらっ


魄哉「あー。あっつ

夏場の服装考えた方が良いですねえ」うちわぱたぱたっ


一同(Σエセ坊主暑苦しっ!)



家康「ちょっと天海 蒼月が酷「あーはいはい。いつもの事でしょうが
暑いわウザいわやめてください」しっしっ

千様「アンタ主君に対してまんべんなく酷いわね」




魄哉「さて、殿も大人しくなった事ですし
一二三ちゃん小太郎君 熱中症とか気を付けてくださいよ?
この時季は真夏より危険なんですから」袖まくりまくりっ

蒼月「いや。アンタもね
夏服にしたって言ってたけどやっぱ暑いんじゃん」



千様「殿、いちいち拗ねないのよー」
家康「拗ねてません」どんより。




石燕「彬羽さんに 暑さやばそうなら小太郎さんは桶に放り込んどけって言われたんすけど
一二三ちゃんを桶にってのはちょい問題あるっすよねえ」うーん。

一二三「小太郎さんはわんこだから 池とかでも気軽に涼めていいだなあ」

小太郎「いや無理。
うちの庭とか主が居るし」ふっ


蒼月「定期的に食われかけるよねお前」


千様(去年もこの会話した気がするわねえ。)しみじみ




コマ「カタカタ」

魄哉「あ。はい
えーやる事ですか?そうですねえ
ベタつきますので暇なら廊下磨いて貰えると嬉しいんですが」

コマ「カタカタ」こくこく。



家康「あ。そっか
コマちゃん人形だから暑さとか感じないのか

うわー。羨ましいなあ」

魄哉「その分元気持て余して暇そうですがね
助かりますが」苦笑




小太郎「廊下かあ。
ホントに寝苦しい熱帯夜とか 結局廊下が一番涼しいんだよなあ」わおんっ

蒼月「いや。外があるじゃん 座敷犬」
小太郎「蚊が居るからやだ」わんっ



一二三「へー。廊下って涼しいんだか」ほう


千様「Σ一二三ちゃん!?
女の子が真似したらヤバイと思うわ!!」

家康「小太郎何か訂正を!!」ひいいっ

小太郎「Σぎゃいいいんっ!彬羽にかっ捌かれるうううっ!」ぎゃいーん!




白「あれ?コマ廊下の掃除か?
調度良かった
ついでにこっちも頼む」

コマ「カタタタッ」こくこく




一同(Σ絶対廊下で寝る気だ!!)


家康「Σホントやめて!お前大概白いんだから!夜中に見たらほんっと怖いんだよ!?」

白「なんで夜中にウロウロしてるんだ」むう

蒼月「あー。トシだから厠が近いん「お前は黙ってて!!」



魄哉「・・えーと。
飛天君に相談すれば 何か良い漢方を調合して貰えるかと」

家康「Σ真に受けないで頼むから!!」



千様「普通に暑くて寝苦しくて水飲んでるとかだと思うわよ?」

白「どこまで本気か解らないのがタチ悪いよな」うんうん




一二三「で、廊下だと ホントにひんやり寝れるだか?」わくわくっ

白「うん。風通しいいし床熱くなったら転がればいいし結構いいぞ
ちょっと硬いけどな」

小太郎「Σだから女の子に教えちゃダメだってば!」ぎゃいいんっ

蒼月「オスでもどうかと思うけどね。」







挿音「うっせえな
こっちは夜勤明けなんだよ」くわっ

一同「ごめんなさい。」





挿音「んで、今度は何ギャーギャーギャーギャー騒いでんだよ」ちっ



魄哉「一言で言うと暑くて寝るのも大変な時期ですねーっ感じですかねえ」

挿音「はあ?
暑かろうが何だろうが 死ぬ程疲弊すりゃナンボでも寝れんだろ」

千様「江戸城警備ってどんだけハードなのよ」


家康「あ。ごめん
私が敵作りまくったからだそれ」

白「ほとんど毎日襲撃されるって凄いな」

一二三「Σそんなに何と戦ってんだべか!?」ひいいっ



挿音(そういや最早何とケンカしてるのか把握してねえわや)キセルぷこー



魄哉「この子も夏休み取らせた方がいいですかねえ」うーん。

挿音「何言ってんだ。忍に夏休みとかいらねーわ」

魄哉「留守中は僕が頑張りますよ?」

蒼月「いやアンタ徳川のトップシークレットだからね」

家康「なんでそっちの方向でやる気なの?」





千様「どうするにしても アンタらも気を付けなさいよー
自分は大丈夫とかって思ってる奴ほど暑さでバターンて行くんだから」


魄哉「ですねえ。

やっぱ袈裟の素材考えますか」ふむ。

蒼月「そこ?」




一二三「暑いのやだべー!
早く冬がいいだ 雪だるまー!」


白「暑さでワガママになってるな」ふむ

小太郎「子供は我慢きかないもんなあ」



蒼月「夏場は子供もヤバイんだっけ?」

魄哉「ですね
気をつけてあげないと。」







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挿音「その辺抜かりあるわきゃねえだろ」キセルふー。

一二三「Σおおおっ キンキンに冷えたキュウリ美味しいだっ!」おおおっ



小太郎「うまっうまー」ぼりっぼりっ


白「キュウリって甘かったのか。」へー

挿音「種類によるがよ
夏野菜ってのは 夏に食うと脱水や夏バテに効くように出来てんだよな」

石燕「へー。そんでこのあっついのに休日畑仕事してんすねえ」納得。



家康「あー。この染みる感じっ
昔を思い出す」しみじみぼりぼりっ

蒼月「アンタの場合敗退して 農家の畑で餓えをしのいでる絵面しか浮かばないんだけど」

家康「あ。それそれ」


魄哉「あー。あれも夏でしたねえ
殿が突っ走るから見失って 今度ばかりはくたばったかと」あっはっは

千様「どんな会話よ」




白「で、こうやってきっちり冷やしてるのがお前が夏バテしないコツなのか?」

挿音「いんや。こりゃ俺のじゃねえよ

徳川忍軍も人間だしよ
この時期新入りがよくぶっ倒れんだよなあ」


蒼月「意外と面倒見いいんだね。お頭」ぼりぼり

千様「番長って 面倒見良くなきゃ勤まらないって言うものねー」ぼりぼり









粋(Σ皆して河童にでも取り憑かれた!?) びくっ


小太郎「あ!粋もキュウリ食べるか?」尻尾ぱたぱたっ

粋「Σへ!? あ。いや
今はちょっといいかなっ」

白「なんで引いてるんだ?」ぼりぼり









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