小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月29日

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千様「Σはっ もうすぐ七夕だわっ!」




家康「あー。六月も終わりかあ」しみじみ

蒼月「七夕ねえ
夕飯素麺になるんだよねー 嫌いじゃないけどイマイチ物足りないって言うかさ ほら若いしー


粋「ねーちゃん 温度差とか気にすんなよ」

千様「何となく解ってたから別にいいわ」けっ



シロ「今年は一二三も居るであろう?
笹の飾り付け等は一人でやらんで済むぞ」

千様「Σ確かに!
一二三ちゃーん 折り紙しましょー」どたばたっ





粋「姉ちゃん ああいう所変にガキっちいよな」

シロ「Σお前が言うか!?」

粋「Σいやお子様がそれ言うか!?」


蒼月「どっちもガキじゃん」きっぱり




白「七夕か」ふむ。

家康「あーそか。
織姫と彦星って実在してたんだっけ?」

白「正確には 七夕のモデルになった奴らだけどな」

蒼月「へー。織姫って美人?」わくわくっ

シロ「お前はそれしかないのか」引。





白「織姫はこの前 妖怪横丁で刃傷沙汰起こしてた」

蒼月「Σキャラ的に痴情のもつれの予感しかしない!!」ひいいっ



粋「あーあれなあ
いやー 男の方 軽く刺さっただけで良かったよなー」しみじみ


一同(Σ彦星いったい何したの!?)




彬羽「ん?そんな事があったのか?」

蒼月「あれ?実質副官 知らなかったの?」



白「バカラス夜目利かないから めちゃくちゃ早く寝るし」

家康「あー 朝起きるのも早いけど 夜寝るのも異常に早いのはそういう」納得

彬羽「Σ仕方ねえだろ!こっちはカラスだぞ!?」



粋「んで、こいつがぐーすか寝てるから 俺が兄貴の付き添いで着いてったんだよ」

蒼月「あー。道理で
アンタ基本連れてって貰えな「いちいちうっせえ」


シロ「付き添い?
たかが痴話喧嘩でか?

お前なら軍隊相手でも1人で行けるのではないか?」



白「ヒント 迷子。」


粋「総大将が迷子ですとか 妖怪横丁でアナウンス流れたら嫌だろ」ふっ

シロ「お前も大変だな」




家康「あれ?そんじゃ今年の七夕って

モデルとは言え 主役2人が揉めてるなら短冊とか飾りとか意味ないと言うか 悲しくない?」

蒼月「知らぬが仏って奴なんじゃないの?」


粋「あ。そこは大丈夫

兄貴が上手いことやってたし」

家康「へ?上手いこと?白が?」




白「初心大事。
七夕が来る度 どんだけ周りに迷惑かけながらいちゃついてたのか思い出せ
雨の日には橋代わりになる鷺に悪いと思わないのか。
て説教したら大人しくなったぞ」えへん。

家康「Σ思ったよりしっかりお話出来てた!!」おおおぱちぱち拍手っ



彬羽(この前一二三に七夕について教えた時居たな。そういや)納得。




白「そんなんだから今年は七夕仲いいんじゃないかなって思う」うん。

シロ「刃傷沙汰の直後にまたやらかすとも思えんしな
今のは千様と一二三には聞かせるで無いぞ」




蒼月「ねえねえ。気になったんだけど

彦星はなんで軽くとは言え刺されるような事になったの?
何?浮気?」

シロ「Σ蒸し返すな!!聞きたくない!」



家康「あ。私も気になるかも
ど、どんな?」ごくり。

シロ「Σこらあああ!!!」




白「蒼月がよく行くような 女がいっぱい居る店で豪遊してる所に踏み込まれたらしい

んで、修羅場に」

粋「お嬢様が 素朴な兄ちゃんと思ってた彼氏のそんなん見たらそりゃあなあ」うんうん


蒼月(思ったよりしょぼっ!)




白「まあ。うちの蛇に比べたらこんなんマトモだ
世の中には そういうの無しで生きられない爛れた奴も居るんだ
それに比べたら どうって事無いって言ったら大人しくなっ「Σ俺そこまで!? 中毒扱い!?」

白「違うのか?」あれ?





一二三「何のお話だべか?」

彬羽「何でもない それより千様にくす玉の作り方でも教えて貰え」ひょいすたすた




シロ「Σ手慣れた撤収!」おおっ


粋「つか 姉ちゃんくす玉なんて折れるのかよ
あれ面倒いぞ」

家康「あれ?ひょっとしてお前」

粋「折れる」どやあっ



蒼月「ならさっさと七夕楽しみ組行けよ」

粋「Σあのドロドロ見た後で!?」




白「中の人の事を気にするな」

粋「Σ言葉の使い道なんか違うそれ!」





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