小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月21日

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彬羽「先日、海外の『悪魔』って奴等の事は話したな?」真顔。

蒼月「話したってか嫌な遭遇したね」ああうん。




白「んでな。
一応向こうでもシメといて貰おうって事で
バカラス通訳で話したんだけどな」

粋「あの。兄貴?
すっげえ平然と言ってるけど話って誰と?」




白「名前えーと。

さたん?」はて


粋「Σそんな気したけど んなあやふやに出来る名前じゃねえよ!!」ひいいっ






家康「お前スッゴいの相手に通訳してんだねえ」うわあ。

彬羽「徳川関係でも通訳やらされてるからな
いい加減慣れた」きっぱり

蒼月「なんで本読んだだけで話せんだよ。ムカつくなあ」けっ




魄哉「して、そのサタンさんがどうしたんですか?」

蒼月「あれ?ジジイ今日も休み?
江戸城放置でいいの?」



挿音「ぎっくり腰だ。」


魄哉「いやー
一息つこうと伸びをしたらグキッと。
トシとるとあらゆる物が危険ですねえ」ふっ


魄哉「て、事で今回天海動けないから トラブルなら慎重にね?」


彬羽「そりゃ一服盛って寝かし付けてた方がいいかもしれねえな。」うーん。

粋「い、一体何が?」どきどき




白「なんでも
向こうでも手を焼いてる問題児叱りつけたらこっちに逃げたからびんっびんに泣かしといてくれって」

家康「Σサタンが手を焼くレベルのが!?」


白「サタンそんな怖くないぞ?
温泉饅頭好きだし」

挿音「一気に日本贔屓の外国のオッサンみてえになったな。」キセルぷこー


蒼月「温泉饅頭手土産に話しにいったの?」

彬羽「いや。どちらからと言うより 向こうもカステラ持ってきた」うーん。

粋「悪魔腰低くねえ?」



家康「んで?
流れ的にその問題児がかなりヤバイのかな?」

白「うん。かなりな」うんうん


彬羽「正直俺らも遭遇した所でどうしたら良いのか」悩。

魄哉「Σこのコンビが悩むレベルで Σあいたあっ!」ぐきっ

挿音「動くと腰悪化すんぞ?」

蒼月「一服盛ってた方が良さそうだね」うん。







小太郎『ぎゃいいいいいーーんっ!!!』

粋「Σうっお!何々!?」びくううっ



白「やっぱ来たな」

彬羽「普通に考えて 外国で追手がかかったのなら追手さえ片付ければ、と思うだろうな」ふむ


蒼月「Σ何悠長にしてんの!犬やられちゃったんじゃないの!?」

彬羽「殺傷能力は低い奴だ
小太郎も命に別状はないだろう」

挿音「ん?じゃ何が問題なんだよ?」







シロ『どわああああ!!! 何だこのリアルな千様の人形はあああっ!!』ひいいっ


白「目があった奴を まねきん って人形にしちゃうらしい」

挿音「Σ静かだと思ったら遭遇してたのかあの馬鹿!!」



家康「こらああ!!這って行こうとするんじゃないの!!」

魄哉「わ、我が家でそのような好き勝手はっ」ずりずりっ

家康「そんな状態で行って何になるの!!大人しくしてて頼むからっ」




蒼月「行きたいならいけば?
動けないからその這いずった無様な姿でリアルな人形になるだけだけどね。」ふっ

魄哉「Σぐっ!!」


一同(Σ鎮まった!!)



粋「えーと。ちょっと待てよ
姉ちゃんがやられたって事は いわゆる能力無効化が効かねえって事?」冷や汗っ

家康「単に瞬時に対応出来なかったって可能性もあるけどね
千ちゃん戦闘向かないから」



蒼月「そこらの情報は?」


白「えーと。確かそれは」うーん



彬羽「ハッキリ言って 目があったら終わりだ」くわっ

粋「Σどこのホラーもんのキャッチコピー!?」




魄哉「Σあ。」はっ

家康「ん?何か思い付いた?」

魄哉「いえ。見ると言えば

石燕さん 家に居ますよね?」ひきつりっ


蒼月「あー。やられてるねこりゃ」

粋「人よりよく見える分 初っぱなにやられてそうだなあ」うわあ。



挿音「んじゃどうするよ?

殺傷能力低いっつっても海の向こうで手を焼かれてるレベルだろがよ?
目隠しして仕留められるとも思えねえしな」キセルすっぱー

白「煙い煙い
イライラするな」むう。


挿音「イラつきもすんだろ。こっちの縄張りなのによ 一方的にジワジワ責められて来てんだぞ?
流れ的にシロも小太郎もやられてんだろ?
どうするつもりだよ黄龍サマ?」イライラっ

粋「あーもう。兄貴に絡んでもしゃーねえだろ」




魄哉「それは 人形と言うのは物理的にですよね?
ホムンクルスの僕でもやっぱやられちゃいます?」うーん。

彬羽「ホムンクルスは『人工生命体』だろが
普通に考えれば無理だろうな」

蒼月「そもそもアンタ今立てないだろ」きっぱり

魄哉「Σう。

はあ、元は殺戮人形やら何やらそんな名前で呼ばれて居たのにここで役に立たないとはっ」がっくし

家康「そんな名前で呼ばれてたら そりゃー創造主に逆らってトンズラこくよねえ。」うんうん


粋「おい、話反れてる反れてる」




白「ん?」ぴく。

彬羽「人形?」はっ












コマ『ろけっとらんちゃー!ふぁいやーらんちゃー!
ガトリング銃 バージョン2.0!!』筆談っ


どががががががががっ





白「始めから人形なら問題なかったな」うん。

粋「いやあの。兄上 あれオーバーキルじゃ「サタンに多目にシメとけって頼まれてるからオッケーだ」きっぱり





千様「あら?何かあったの?」

家康「えーと。 まずは戻ってよかったねえ」うんうん

千様「?」



挿音「コマ。これも使って構わねえぞ」カンシャク玉ごっそり。

コマ『かたじけない。』筆談ぺらっ


どががががががスパパパパパバーン!!





蒼月「えっげつなー」うわあ。


シロ「よく解らんがとめに入らんでいいのか?」

彬羽「いや、半端な真似して逃げられるよりは足腰立たなくした方が」うーん。

家康「真面目に悩むところ?」




粋「あれ?そういや一二三は?

この騒ぎの中出ても来ねえし」きょろっ




白・彬羽「とっくの昔に九尾のガード付きで避難させた」きっぱり

粋「Σこういう時だけは息ぴったり!!」



石燕「どうせならあっしらも一緒に逃がして欲しかったすねえ」

家康「あれ?石燕ちゃんは状況把握できてんの?」

石燕「そりゃ妖怪マニアっすから
大体察したっすよ」




コマ『して、どこまでボコれば良いのでしょう?』筆談

白「んー。動かなくなったし こんなもんでいいだろ」

彬羽「だな。日本ので構わねえから符貼っとけば何も出来ねえらしいしな。」





白「じゃ ホントのお仕置きはサタンに渡してからだな」

粋「Σまだやんの!?」ひいいっ



魄哉「言っても解らない子は2度としょーもない事する気が起きないよう体に叩き込むのが妖怪ですからねえ」

家康「海外ともなると その辺も過激なんだねえ」うんうん




蒼月(俺日本の妖怪で良かった)しみじみ

小太郎「解りやすいな 問題児。」わんっ

蒼月「うっさい。速攻やられた番犬」けっ

小太郎「Σう!!」


魄哉「動物虐めたらジャパニーズお説教ですよー」

蒼月「Σしまった!日本は陰湿だった!!」はっ

魄哉「蛇に陰湿とか言われたくありませΣあだあっ!」


千様「ちょっと ぎっくり腰は大人しく寝てなさいよー」





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