小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月4日

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シロ「雨か。ジトジトとかなわんな」むう


粋「蒼月 脱皮すんなよ」

蒼月「Σしないよ!
成長期過ぎてんのにんなぽんぽんやるわけないだろ!」


家康「成長期にはぽんぽん脱皮してたの?」

蒼月「そりゃ蛇だもん」ふんっ





魄哉「まあまあ。ジトジト鬱陶しいですが これからは雨ごとに暖かくなって行きますよ」洗濯物ぱんっ

小太郎「部屋干しは彬羽がひっかかるぞ」わおんっ

魄哉「仕方無いですよ 外干せないんですから

あ。小太郎君ちょっとこちらへ」

小太郎「?」てくてく




襖がらっ


魄哉「すみません。洗濯物乾くまで 小太郎君と遊んでて下さい」

彬羽「洗濯物に毛がつくのが嫌なんだな?」


一二三「わーい。 遊ぶだ遊ぶだ!」もふもふ

小太郎「うん。なんか

うん、毛深くてごめん」どんより

彬羽「犬が禿げてたら悲惨だろが」

小太郎「うん。そういう犬種もいるけどな。」ずーん。







魄哉「よし。これで問題ありませんね」ふう。

家康「部屋干しのハードル二つまとめて見事に取っ払ったね」

千様「熟練のオカンねえ」




蒼月「つーかジジイ今日休みなの?
ここの所ずっと居る気がするんだけど」

魄哉「夜勤明けです。」きっぱり

千様「さっさと寝なさい。」



魄哉「だって僕がやらないと誰もやらないでしょう!!
そしてどんどん洗い物が増えてっ うち大家族なんですからね!」

シロ「Σええい洗濯物で錯乱するな!!
それくらい言えばやるわ! かしてみろ!!」







蒼月「全然届いてないね」

シロ「Σやかましわああ!!」背伸びっ



家康「室内干しっていつもより高い所に干さないといけないもんねー」うーん。

千様(なんで届くと思ったのかしら)うーん。


粋「Σあ。俺でも爪先立ちしねえとやりにくい
これつらっ!」ぷるぷるっ


蒼月「ジジイ 意外と背あるよね」

魄哉「意外なんですか?」

蒼月「うん。ヒョロいからでっかいイメージ無いよ」







挿音「いいからとっとと寝ろ」

魄哉「Σちょ 親に刃物投げましたねっ!!」
白羽取りっ


千様「蒼月君 生きてる?」

家康「あいつ睡眠不足だと沸点低いから絡んだら危ないよ?」

蒼月「こ、こんのヒヨコジジイっ」金縛りしびしびっ

粋「ヒヨコなのか爺なのかどっちだよ」




べしゃ。


白「わぶっ」


魄哉「Σあ。白君気を付けて下さい
今日室内に洗濯物が
あああ言ってる間に干さないと Σう」

挿音「飛天直伝 強制安眠のツボ。」

シロ「Σおい 大丈夫なのかそれ!!」

挿音「頑丈だからそうそう壊れねえって」しれっ



魄哉「すやー。」

家康「なんかもう。こうやって強制的に寝かしつけられるまでが1セットだよね」

千様「こいつ動いてないと生きてらんないのかしらねー」ぺしっ

蒼月「マグロかカツオかよ。このジジイ」

挿音「頭しばくな。起きたら面倒いだろ」





襖がらっ



白「じゃ。万年床の石燕とこに放り込んどく」ぽいっ



石燕「Σうおお!何事っすか!?」

白「寝てるから布団貸してやってくれ」

石燕「はいい!?仕事中なんすけど!!」





シロ「Σ寝てる奴を投げるな!!」竹刀っ

白「痛い。
頑丈だから大丈夫なんだよな?」たんこぶ

挿音「あーもうそれでいいわ 面倒くせえ」キセルふー

千様「ちょっとー 洗濯物が煙臭くなるでしょ やめてよ。」



粋「んでよ。 コレどうする?」

家康「ん?ああ洗濯物ね。
んー私なら届くかな 背たけ似たようなもんだし

あれ?これどうやったら真っ直ぐ干せる
蒼月「はい アウト。」




粋「んー。俺が踏み台使えば出来っかな

Σあ。」


ずるっ

ずでーん!!




白「どんくさいからアウトだな。」


千様「背中からいったわね。大丈夫?」

粋「く、口から中身でるかとっ」かはっ



蒼月「俺も無理だよ
寒いし濡れたもん触ったら冬眠しちゃうし
つか。こんなん面倒いし」

千様「んー。アタシやってもいいけど殿レベルよ?」

シロ「と、なるとだ。」




白「よし。誰か踏み台になれ」ふんぞりっ

シロ「Σ何故にそうなる!!」

白「その踏み台じゃ高さ足りない」きっぱり


一同(Σめちゃ堂々とした地味な小柄自覚!!)



家康「ふむ。ここは一つだ」

蒼月「ん?」





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彬羽「お前ら こんな単純作業も出来ないのか」呆。

白「高さの問題だ。」きっぱり

彬羽(Σ成る程!)





家康「やっぱね。適材適所だと思うんだよね」うんうん。

蒼月「だね。この為のバカラスだよねー」


千様「あら?粋君とシロ君は?」きょろっ

白「てきざいてきしょだ。」

千様「へ?」









一二三「はーい ご飯が出来ましただよー
お客様もめしあがれ 」おままごとっ


粋「あー これはご丁寧に」※子守担当

シロ「おい。一人で良くないか?」※子守担当

粋「んじゃお前が一人でやるかよ? 年齢的にそうなんぞ」

シロ「Σう」

一二三「はーい。わんちゃんには牛乳だんべ」

小太郎「わんわんっ」ノリノリっ





挿音「向こうはどうにかなったみてえだな

あーあんだけ居て なんで洗濯物一つ出来ねえんだか」キセルぷこー

石燕「あの。なんであっしの部屋で喫煙なんすか」


挿音「外雨な上寒いんだよ!
で、洗濯物に煙の臭いがとか
喫煙者は立場弱えんだよ!!」イラッ


石燕「自分の部屋は「ほぼ使ってねえからホコリっぽいんだよ」きっぱり。



石燕(部屋がめっさ狭い。)ため息。


魄哉「すやー。」



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