小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月3日

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シロ「よし!見ているだけではつまらんだろう!お前にも一本貸してやろう」木刀っ

石燕「Σすんませんっ結構っす!!」ひいいっ


シロ「言うな 泣き言はやってからからだ
まずは素振り千回!」くわっ

石燕「なんで鬼コーチモード!?」




蒼月「子供に押され負けんなよ。がんばれー」


千様「千回って キツいの?」

家康「えっとね。
そこそこ剣道やってる人が鬼道場に入門する際に試験として出されたとか聞いたね
そんなレベル」


小太郎「せめて100回じゃないか?」わおんっ

石燕「Σ100でも充分無理っすよ!」



シロ「俺は毎朝寝起きに1000回振っとるが。」ふむ

家康「成る程。 そりゃ手の骨粉砕されるはずだよ。」包帯ぐるぐる巻きっ

彬羽「寝ぼけて稽古相手なんざするからだろが」

家康「あはは、毎日付き合わされてるから油断したねー
慣れって怖いねえ」



千様「折れたじゃなくて粉砕?」

魄哉「手首の骨が粉っごなでした
ま、殿なら一週間くらいでくっつくでしょ」すたすた。

小太郎「ほんと人間やめてんのかってレベルだよな」うわあ




蒼月「つーか。よく手叩き折られてへらへらしてられるよねー
神経までいっちゃった?」

挿音「あーそりゃちょっとエグかったもんでよ
鎮痛剤強めに盛ったらいつもより多目にへらへらするようになってんだ」

蒼月「Σ大丈夫なのそれ!?」ひいいっ

挿音「親父の見立てだから問題ねえだろ。
つか この殿これ以上アホになんねーよ」

家康「うわ。酷い」

魄哉「あの、一応確認しますが
気分悪くなったりし「Σなんで不安になってるの!?
え!?まさか分量間違えた!?」ひいいっ


千様「そいつがそんなヘマしないわよ
まーたからかわれてるわよー」





石燕「あ、あのシロさん
ひょっとして木刀って打ち合い希望って事っすか?」びくびくっ

シロ「運動不足解消になるぞ。」

石燕「Σ死亡フラグ!!」





白「隙あり。」

シロ「Σぐはっ!!」

石燕「Σどこから降ってきたんすか!!」ひいいっ



白「屋根の上。」
猫「にゃーん。」

石燕「にゃんことデートすっか」納得。

白「日向ぼっこでホカホカだぞ」
猫「にゃんっ」ホカホカふわふわ



シロ「痛いわ馬鹿者!! 怪我したらどうする!」くわっ

白「最近結構加減しなくてもケガしなくなったぞ お前」

粋「Σマジかよ 耐久性上がってね?」

シロ「Σ剣の腕を上げたいのだが!?」





蒼月「前から気になってたけど
なんであの人あんな鍛錬馬鹿なの?暑苦しくどこ目指してんの?」

魄哉「どこと言われましても
侍を目指しているそうですが・・ はて。侍?具体的にどういう」うーん。




千様「そもそもここ、侍居なくない?」

魄哉「侍の定義にもよりますがね」※政治家兼実業家

白「なんか解らないけど
石燕は手が商売道具だからケガさせるの無しな。」※妖総大将兼役者

粋「そもそも何で一番体力ねえのに相手頼むんだよ」※珍獣勾陣兼役者見習い

家康「あー。多分私がクラッシュしたから相手居無くてもう誰でもいいや 的な?」※天下統一まではモチベ続いた誠意大将軍

挿音「通り魔かよ」※徳川忍軍


シロ「強いて言えば 家康辺り

いやそれも何か違うか」うーん。

家康「違うって何?」

シロ「どう言えば・・

とにかく俺の目指す物とは対局にあるような。」うーん。

家康「仕舞いにゃ泣くよ」



蒼月「ふーん。つまりは自分でもなんか解らない物目指してるの?そんなに気張って?」

シロ「Σう。た、確かに説明は難しいがっ」



魄哉「やめなさい。
無職 の蒼月君。
夢に向かって邁進する若人 素晴らしいじゃありませんか」

蒼月「Σたまに仕事手伝ってるだろ!!失礼だなっ!」

魄哉「あれ出来るんならちゃっちゃっとうちに就職すればいいでしょう!!」

蒼月「公務員とか自由が無くて嫌だってば!!」



挿音「親父、勧誘の仕方間違ってんぞ。」

家康「蒼月相手だと普通に話せないからねー」



彬羽「手前ら大概にしろ!

お前も蒼月引き込みてえなら 押しじゃなく引いてから引っ張りこめって言ってんだろが!!」
※徳川妖両陣営掛け持ち相談役兼スーパーアルバイター(料理人)


蒼月「Σいや何とんでもない計画たててんの!?」

小太郎「よく考えると彬羽が一番ワケ解んない存在だよな」※番犬。


千様「大丈夫よ蒼月君。
そこに居るだけで華やかになる
そんな存在もあっていいじゃない」※居候

蒼月「だよね!」ぱああっ

魄哉「Σいらない事教えないで下さい!!」

家康「十人十色だねー。」うんうん





白「なあ、前から思ってたんだけど。」

シロ「あっちは無視か」

白「うん。
あんな事より


なんでお前 侍でも無い俺が師匠なんだ?
何も教えてないけど」



シロ「・・・・・・・何故だ?」はて。

白「俺に聞くな。」むう

粋「いらねえ所だけ似てきてねえ?」



シロ「すまん。忘れた。
あの頃いったい何をとち狂っておったのやら」


白「侍がどれ指すのか解らないけど
多分 与一辺りが一番近いんじゃないのか?」

家康「あの、私ガンスルー?」



白「よし 与一出てこい 起きてるか?」

家康「Σやっぱガンスルー!!」


石燕「与一さん 嫌な予感がするので出たくないそうっすよ」

白「なんだ、勘がいいな。

とりあえず石燕 コレ振っとけ10回でいいから。」木刀

石燕「はい? 10回っすか?

あ。」


すぽーん。

粋「Σ1回目ー!!」



石燕(与一)「だああ!不甲斐ない!!
素振りさえ出来んのかっ」どろんっ

白「よし出た。」

シロ「Σ計画的か!!」



白「て、事で与一

こいつ要らないか?」

与一「要らぬ。」きっぱり

シロ「Σ俺は犬の子かああ!!」



白「暑苦しい糞真面目だぞ。
性格似てるし多分ちゃんと教えてくれるぞ?」

シロ「Σ暑苦しさが増すだろが!! 押し付けるな!」

石燕(与一)「お前ら 師弟まとめて針ネズミにしてやろうか?」弓きりきり





魄哉「まあ。シロ君は師だ何だと言ってますが
要はなついてるだけなんですよねえ」茶ずずー

千様「頭カチカチだから ユッルイ人と話してるのがラクなのよね」せんべいばりばり


家康「成る程。二人が腐れ縁なの解った気がしたよ」納得。





シロ「ええい!細かいのは良いわ!!

家康が回復するまで お前の弟借りるからな!」

白「好きなだけ使え」きっぱり

粋「あーはいはい。
まった子守かよ」ため息。




挿音「お前のポジション 子守、雑用、貧乏くじ追加だな。」

粋「Σうおう!否定出来ない!!」



家康「じゃ私サンドバック追加だね」手首ぶらんっ


彬羽「回復力プラナリアも追加だ」

小太郎「ぶらなりあ?」

魄哉「二つにちょん切ってもそこから再生し増殖して生きちゃう頑丈なナメクジです」

家康「Σさすがに殖えないよ!?」




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