小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月16日

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挿音「今日みてえに気候が良いと 野菜に虫つくんだよな」キセルぷっはー


蒼月「え?マジで?
暖かいの俺は助かるけどねー」のほほんっ

挿音「おうよ。虫に食い荒らされるわ根っこ齧られて腐れるわたまったもんじゃねえ

で、しゃーねえから行けるのは早めに収穫しとくかと思ったんだけどよ」


小太郎「思ったんだけど?」わおんっ




挿音「苗の仕入れ先 やっぱ間違ってたわこりゃ」


家康「ぎゃあああ!玉ねぎがっ玉ねぎが目を狙ってくる!」ひいいっ!!

粋「Σ二股大根こっえええ!! うわこっちくんな!
ぎゃあああああっ!!!」ひいいっ


蒼月「Σなんかデジャブ!!」



白「お前 飛天から苗買ったろ」むう。

挿音「前の問題点改善したとか言うからよ
試しにナンボか植えてみたんだけどな。」

小太郎「改善て言うか悪化してるぞコレ」わおんっ


石燕「何をどうしたら野菜が走り回るんすかねえ?」うーん。

彬羽「遺伝子弄くったんじゃねえのか?あのマッド野郎」

暴走サツマイモぼきっ


一二三「Σあああ酷いだっ!!サツマイモさん可哀想だ!!」ひいいっ

彬羽「Σ!!!」


粋「Σやべえ!貴重な戦力が心折れた!!」



家康「くっ!白、一気に燃やしちゃって!!」

白「え。それしたら一二三に嫌われるんだろ?」

小太郎「Σこっちもだったああ!!」ぎゃいいんっ



蒼月「はっ!!

ちょっと待てよ 基本的に前のと同じならコイツらって!」




千様「Σいっやああああ!!」ひいいっ

粋「Σだああ!また着物に入り込もうと!!」

小太郎「Σ野菜ってそんな性質あんの!?」ぎゃいんっ

彬羽「そうか。野菜は冷暗所を好むから何処か隙間に入り込もうと」はっ

小太郎「いや!なんで千様ばっかなんだ!?」

蒼月「野郎は嫌なんじゃない?

俺的には絶景



挿音「手前ら 育てて貰っておきながら人の縄張りで何してくれてんだ? ああ"?」



家康「一瞬で野菜バーベキューの下ごしらえが出来たね」

粋「すっげえ串刺し」うわあ。


小太郎「で、蒼月的には何て「え?耳おかしいんじゃないの?駄犬」しれっ


千様「アンタね 助けるのは良いけど人に刃物投げんじゃないわよ」

挿音「忍は人に刃物投げるのが仕事なんだよ」けっ


家康「まず外さないから安心なんだけどねー」うーん。




石燕「ふむ。大騒ぎしてる間に見てたんすが
この野菜達 蒼月さんがちょいちょい食ってる餓鬼とかと同じタイプっすね」ふむ。

蒼月「ん? くっそ低級なのは一目で解るけど?」

石燕「いえ、低級つか
知能も意思もないっすね 妖怪になる以前つか
言わば反射で動いてるだけで 普通の野菜と変わらないっす」

挿音「マジか。
んじゃ畑行って片っ端からシメてくらあ」すたすた。

千様「野菜シメるって何?」

小太郎「動かなくなるまで刻む とかかなあ?」



彬羽「だ、そうだ。
つまり普通に焼き芋するのと変わりないからな?」

一二三「んー。 んじゃ別に良いんだかなあ?」うーん。

粋「よし!兄貴ゴー!」

白「たまねぎって焼いたら甘くなるよな?」ぼぼぼっ




家康「あ、良かった
一二三ちゃんがOKなら野郎共遠慮なく暴れられるもんね」あははっ

石燕「完全にこの家のお姫様っすよねー

あ。コマさん」



コマ『ファイヤーランチャー!!』筆談。

ごうっ!


石燕「同じ女の子でも猛々しいっすねえ」うわあ。

蒼月「からくりを女の子って言いきれる辺り アンタ尊敬するよ」



玄関がららっ


シロ「む?何の騒ぎだ?」

千様「Σやば! シロ君気を付けて!野菜の逆襲よ!!」

シロ「Σはあ!?」



小太郎「Σああ!活きのいいゴボウがっ」

べしっ!

家康「Σぐはあっ!!」

粋「Σ家康ーーっ!!」



白(あんな跳ねてるの燃やしたら皆火傷するな)うーん。


小太郎「逃げろ!シロ 怪我するぞ!!」わおんっ!


シロ「ふむ。造作もないわ」抜刀っ

粋「Σえ!ゴボウ相手にチャンバラ!?」


彬羽「いや あれは。」はっ














魄哉「おや?何です このササガキゴボウの山。」

ササガキこんもりっ

シロ「修行の成果だ。」どやっ




彬羽「つい最近やり方を教えた所だが
腕を上げたもんだ」ふっ

千様「割烹バイト頑張ってるのね シロ君」納得。




白「ほら。焼き芋焼けたぞ」ほかっ

一二三「わーい。」


魄哉「?
今日は野菜バーベキューでもしたんですか?」

家康「いやその
早く食べないとまた動いたら嫌だしね」ボロッ

魄哉「は?」




挿音「とにかく親父 野菜たっぷりけんちん汁食わねえ?」

魄哉「あの、今具材動きませ「気のせいだろ。」




シロ「もう少し小さく刻むか」ふむ。

粋「これ食うの怖えよおおおっ」ひいいっ

石燕「食べ物無駄にしたら勿体ないっす。 よく煮込んでトドメさして美味しく頂きやしょ」さい箸グサッ





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