[割烹 春一]
粋「ぷっはー
ごっそさーん。」満足っ
ひな「お粗末様です。」にこにこ
朱禅「そんだけ見事に平らげてくれると作った方もありがてえわ」
粋「ん？平らげるなら兄貴のが凄くね？」
朱禅「いやあっちは何だろ？
フードファイター見てるみたいな それどころじゃねえ感じ？」
白「おかわり。」
ひな「はーい。海鮮丼特盛入りまーす」
庵「刺身ってあんな食べ方するもんだっけ？」
粋「つーか 偉い在庫あるよな
何？いい魚屋でも見付かったとか？」
ひな「有給取って一二三ちゃん遊びに連れていってる彬羽さんのお土産です。」
粋「Σ見ないと思ったら！！」
朱禅「幼児連れで釣りとか俺なら怖えけどなー。」御飯盛り盛り
粋(Σ土産って 釣り土産！？)
庵「かんっぜんにパパだよねー
しかもアットホームな」
ひな「ですねー。
青天の奇癖と言いますか。」
粋「で、お前らの所は子供とかは？」お茶ずずー。
ずだんっ！
粋「Σ指があああー！！」ひいいっ
庵「ぎゃー！振り回すな！！ハウスハウス！
血が舞うーっ！！」ひいいっ
白「ハマチ吹いただろ。」けほっ
粋「へ？ なんで？」
庵「他所の家のそういうのに口出さない！！」
粋「Σあだだだだ！！ロープロープ！」床バンバンっ
白「よし。そのまま締めろ」
庵「Σうっぎゃーっ！！」
ひな「残念ながらまだなんですよねえ
個人的には最初は女の子がいいんですけど」あっさり。
白「何なら踏んでもいいんだぞ？」
ひな「特に構わないので結構です。
てか喜びそうなので嫌ですね」きっぱり
粋「Σ俺のイメージひっでえええ！！」
ひな「すみません。デリカシー無しのお返しです」
白「強い嫁だな」ほうほう
朱禅「あの。誰か一人くらい俺の心配し「蛇だから生える。」
庵「切れても生えるのはトカゲの尻尾で
蛇は特に再生しなかったような。」うーん。
白「・・えーと。
まあお前だし 慣れてるから平気平気」適当っ
朱禅「信頼ありがとよ！！」けっ
ひな「あ。子供で思い出したんですが」
一同(Σ強い！！)
ひな「昨日ほら 白さんから聞いたお話ですよ」
白「ん？ 呪いの話か？」はて
ひな「いえ、ちょっとそこからズレての
神頼みで手っ取り早く神様に貢ぎ物をーって生きてる女の子とかも出されて神様側が困ったと
その子達ってどうなったんです？
昔話だと神様の所にお嫁入りとかありますけど」
白「結構そのまんまらしいぞ
出されたのいらないって返したら虐められそうだしって 」
庵「神様側 貰って喜ぶ処かめちゃめちゃ気を使ってる」うわあ。
粋「言わば 喜ぶに違いないって犬猫プレゼントされるようなもんだろ？」
庵「Σそりゃ困るわ！！」
朱禅「お。
お前にしちゃ珍しい
確かに妖怪から見たら人間って犬猫と大差無いんだよなー」あっはっはー
白「人間と所帯持ってるお前が言うのか」
朱禅「Σあ」
ひな「犬猫 ですか？」ほほう
白「俺らみたいに人混ざってたら違うと思うけど
大概の奴らは結構そんな感覚だ」
粋「あーまあ 朧車とか明らかに形態違う奴等からしたらそんな感じ なのかな？」うーん。
ひな「つまりペット感覚なんですか」ふむふむ
庵「Σぎゃーストップストップ！！こんなんで喧嘩はやめようっ！」ひいいっ
ひな「お手。」
朱禅「Σこっちがペット！？」
一同(Σホントにつっよ！！)
ひな「蛇も人間から見たらペットですから」にこにこ。
粋「うん。南米に居そうな大蛇飼ってる女そうそう居ねえけどな」うわあ。
朱禅「・・ペット。」ずーん。
庵「えっと。
可愛がられてるからいいんじゃない かなあ？」しどろもどろっ
白「それよりさっきのザックリいったの 血凄いぞペット」
朱禅「Σさりげにトドメさしにくるな！！」ぶしゃー
粋「Σ解ったから興奮すんな！！出血怖えよっ！」ひいいっ
ひな「大丈夫。
犬でも猫でも愛せますから」
朱禅「」
ひな「では。出前いってきまーす」すたすた
白「なんだあの男前。」ちょっとびっくり
朱禅「ペットでも何でもいい」ボソッ
庵「知らない人が聞いたらヤバイよね それ。」
粋(やっぱこっちが落とされたんだろなあ。)うーん。
白「ちなみにうちの親戚
遠縁とかも含めて めちゃめちゃ人間混じり多いらしい」
庵「Σえ。レアもんじゃないの！？」
白「村に返せなかった貢ぎ物の娘となんだかんだでくっつくのが有る有るだとか何とか」
粋「Σ犬猫感覚どこ行ったよ！！」
庵「あれ？ひょっとして 妖怪のオスって推され弱い？」
朱禅「Σ確かに！！」はっ
白・粋「一緒にするな。」
