小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月7日

 

 

 


粋「また変な新興宗教沸いてんの!?」ひえっ

魄哉「ですよ
しかも胸糞悪いのが」むっすー

 

白「めちゃキゲン悪いな」うわ。

 

家康「一言で言うとね
ほら 新興宗教ってやたらと永遠の繁栄とかそう言うのテーマにしたがるでしょ?」

テオドール「で、御座いますねえ。
特にこの国は 少し前まで戦国に御座いましたし その辺の生々しい記憶が関係あるとも聞きまして御座います」ふむ。

 

 

魄哉「で、 永遠=鳳凰 って事で
ゴリッゴリに デッドオアアライブで狙われてます」けっ。

 

彬羽「待て。何で正体バレてるんだ 「前にキレて鳳凰モロ出しで暴れたからですかねー。
いや深夜でしたし人ばらいしてたんで良いかと思ったんですが」

彬羽「Σこの前の天守閣吹っ飛んだアレのせいか!!」

 


家康「で?何でそんな怒ったの?」

魄哉「・・なんででしょうね」

 

千様「だいたい察したわ。
アンタ 大概熱血だからー」はーやれやれっ

白「家康が無理してせっかく太平にしたのに 
ワガママ抜かした奴等が暴れてばっかで堪忍袋の緒がキレたんだな」手ぽんっ


魄哉「こう言う時ばっか 頭の回転良いのやめてくれません?」


家康「あーそうだったんだ
気にしなくて良いのに」へらっ

粋「あ。自爆」あちゃー。

 

 


魄哉「・・えー そう言う事で
何があっても絶対殺られる気はしないんですが
その うちの長男過保護ですからね

やる気なら直に潰しに行きますって言ったら 徳川忍の皆さん見張りにつけられまして

どうしても殴り込みしたきゃー 下っ端忍全員刈り取ってけやクソ親父と

彬羽「傍迷惑過ぎるだろバカ親子が。」

 


魄哉「僕もそう思います。
しかし この人達も命令無視したら『徳川忍頭 服部半蔵』に 召された方がマシってお仕置き受けちゃうでしょうし 
さて困ったなんですよ」ふかーいため息っ

 

千様「えっと。皆さん 色々と何処まで知ってるのかしら?」

徳川忍「うっす! 何で有ろうと任務遂行するのみっす!!」涙目っ

 

家康「あ。相当きつく言い渡されてるね」うわー。

 

 

魄哉「と言う事で 僕は動けません
しかし、相手はかなり調子こいてる様でムカつくんで

僕の代わりに 容赦なく再起不能にしてやって下さい」びっ!

白「坊主が中指立てるな」

 

 

家康「そう言う事でごめんね
よろしく。」苦笑

彬羽「仮にも 破壊神になんて事頼んでやがんだ」


魄哉「出来たら跡形もなく
千様「やめなさい。 白君加減下手くそなんだから」ほんとにもー。

 

 

 

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延暦寺跡】

 

 

粋「此処って信長に焼き討ちされたんだってよ」

白「へー。

で、焼かれたのに建物有るのなんでだ?」

テオドール「焼かれても再生とかなんとかをスローガンに

教団が建て直して此処を本拠地にしているそうにございます」

白「バチ当たるぞ」うわ。

 

 

粋「で、なんで幕府に気付かれないでこんなの建て直し出来たかって言うと
前に寺社奉行 つまり寺を管理する偉いさんな。
それと『天海様』を見合いさせたい的な話があったとかで」


白「断ったのか。成る程」すたすたっ

テオドール「権力手に入れられなくてムカついて手を貸したとか そんなんで御座いますか。しょーもない」すたすたっ

 

粋「Σいや解説途中 つかどうどうと真正面から!?」

白「1度焼けたんならもっかい燃やして良いよな?「Σ騙くらかされてる信者とか居るから!! マジで駄目!!」ひええっ

 


テオドール「あ。見付かりまして御座います」

番傘でばきゃっ!


警備の教団員「Σぐはあっ!?」

 


粋「Σ人の話聞いてた!?」


テオドール「いやもうまどろっこしいので
騙された奴も悪いで良いでは御座いませんか」真顔。

粋「Σお前本当に自分の周りの奴等以外どうでも良すぎねえ!?」

テオドール「良い子ぶっても大概皆そんな物に御座いましょうに」けっ。

粋「Σうっお反抗期!!」

 


白「殴って正解だったかもな」

粋「へ?  Σげ」

 

テオドール「うっわ。フルスイングでドタマ割りましたのに」


傷口じゅるじゅる修復っ。


白「なあ。相手 人間じゃなかったっけ?」

粋「の、はずなんだけど

あれ? 聞いてたのと違う?」冷や汗っ

 

 


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シロ「Σはああ!? 賢者の石!?」

 

魄哉「徳川忍の別動隊が持ってきた知らせによると
錬成に成功したから こんなアホな教団立ち上げちゃったみたいですね

まあ、表に出せる出来で無いから他の不死を探してるんでしょうし 不完全でしょうけど」しれっ

 

コマ『私達も行った方がよろしいか?』カタタッ

魄哉「んー。相手がそう言うのなら むしろ少数のが向いてますね
僕が直にぶん殴るのが1番速いとは思いますが」ちっ

 

シロ「上司とは言え 
なんでコイツにそんなの報告した 徳川忍の奴等」ひええっ

 

石燕「天海サマには 何も報告してないと思うっすよ?」ほれ


千様「殿 大丈夫ー?」

家康「戦国より怖かったです」ガクブルっ

 

シロ「Σお前 仮にも将軍脅して聞き出したのか!?」

魄哉「すみません イライラしてやりました。後悔はしてません」しれっ


蒼月「マジでさっさと片付けて貰わないと怖すぎだろ」うっわー。

 

 


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粋「よっしゃああ!!見た目ゾンビとかじゃなくて良かった!」よしゃああっ

テオドール「いえアレ死体に御座いますね
死臭が致します」くんっ


白「不老不死にしようとしたら 間違って動く死体になっちゃったのか。」

テオドール「で 御座いましょう
あるあるに御座いますねえ」

 


粋「見た目怖くねえなら問題ねえ

オラそこ退けやああ!!」わはははっ


教団ゾンビ「Σぐほあ!」げふっ

 


白・テオドール(死体殴るのは良いのか。)

 

 

テオドール「普通って何で御座いましょうねえ」血液アンプルぱきんっ

白「とりあえず 攻撃してくるならやっちゃって良いぞ「かしこまりまして御座います」

 

 

粋「Σあ。逃げた

そっち何人か行ったぞ兄貴!!」

 

テオドール「あれは生者に御座いますね」おやっ

白「混ざってるのか ややこしいな」むう。

 

 

教団員「なんだこいつ等 不死者相手に Σひいっ!?」

 

 

 

彬羽「大人しく捕まって洗いざらい情報吐くか
それともこのままこの軽い頭握り潰されたいか

どちらだ 選べ。」

みしみしみしみしっ


教団員「Σぎゃああああ!!!」ひいいっ

 

 


白「バカラス怒ってる怒ってる」

テオドール「真面目な方故 命を玩具にとかタブーに御座いますよね。
1人たりとも逃がす気ゼロに御座います」あーあ。

粋「出口通せんぼしてんの そう言う事かよ

嫌な弁慶だなあ」うわー。

 

 

白「じゃ逃げるのはあいつに任せて 

俺等はボス叩けば良いか
こう言う場合何処だ?」きょろっ

粋「やっぱボスは1番奥じゃね?」

 


白「迷ったら面倒だから 寺壊しながら進むか」うん。

粋「Σえ」


テオドール「くおら!我が主が話されてる最中で御座いましょう!
頭が高あい!!」 

血の鎌ぶしゃっ!

ゾンビ「ぬおおっ!」ばたーんじゅくじゅく


テオドール「ふんっ!」

聖書のカドでがっ!ごっ!


ゾンビしゅううう さらさらっ

 

テオドール「浄化完了に御座います。
回復する前にダメージをオラオラ叩き込めば ちゃんとくたばるので御座いますね」ふう。

 

 

教団員「Σなんだ!何故に不死者が手間取っている!?」うわっ


白「あ、お前人間か。

命は取らないけど死ぬ程痛いぞ」

教団員「Σえ。」

 

 

粋「Σカラスごめん!  生きてる人間の確保を先にっ
ムカついてるだろけど 閻魔のおっちゃん所が渋滞しちゃう!」ひええっ

彬羽「すまん。こう言うのは好かんので 今回ばかりは知らん
こら手前 逃げられると思うな」

教団員「Σっぎゃーっ!!」うわああっ


粋「Σまさかのストッパーが推進派に!」

 

 


ドゴメシャアアあっ!!!


テオドール「あ、コレ逝ったかも御座いませんね」


白「なんか取れたけど。
後で飛天の所持ってけばくっつくだろ」すたすたっ


粋「Σいや人体!

あ。兄貴的にもアウトだった!?」はっ

 


テオドール「お優しい方に御座いますし

あ、私は違います故
生死関係なく刈り取らせて頂きます」
血の大鎌ずおおおっ

粋(Σゾンビの返り血で鎌巨大化してる!!)ひええっ

 

 

教団員「うおお何をしている 不死者共!
さっさと神に仇成す不届き物を

白「うん。俺破壊神だから」ひょいっ


教団員「Σえ。」

 

ドゴッ! 


ぱらぱらぱらっ

 


彬羽「なんだかんだで指揮してる奴から潰しに行くのはさすがと言うか」ほう。

粋「・・うん。もう俺も深く考えねえで 襲ってきたのは殴るわ」


テオドール「それくらいでないとハゲまして御座いますよ」

まとめて ひゅんズパッ!

 

 

 


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延暦寺 最奥部】

 


教祖「何故に不死者が滅されている!
てか何考えたらあんなのと戦おうと思えるんだ!?」あわあわおろおろっ

 

教団員「やはり信者の目をごまかす為だけの 偽りの不死者では「だから早く本物の鳳凰が欲しいんだろうが!
なんでまた 手の届きにくい所でお偉方になってるんだ!!」ああもうっ!

 

教団員(そもそも 鳳凰の血肉で本当に不老不死になれるのだろうか?)うーん。

 

 

教祖「おのれ せめてこの賢者の石が完璧であったならっ!」

赤い石キラーン

 

 

挿音「やっと出しやがったな 諸悪の根源。」

教祖「Σえ」

 

煙幕どむっ!!


教祖・教団員軍団「Σどわーっ!!」げほっごほっ

 


壁ばきゃっ

 

白「ん? あれ見ないと思ったらこんな所に居たのか」

挿音「おう。ちいっとな
お客さんを案内しつつ小細工してたんでよ
ほれ。不死者の元」賢者の石ぽいっ


粋「Σえ。 うわっ」わたわたっ

 


挿音「なんか一定時間素手で触るとゾンビ化するぽいから気を付けろよ」

粋「Σんなもん人に渡すなよ!」ひええっ

 


白「じゃ。壊して良いな」


ぱきゃっ。

 

教団一同「Σあ」

 

 

教祖「ななななんと言う事をっ」

テオドール「これで兵隊は増やせません
往生なさいませ」

 

教団員「違う!そうではなく

賢者の石がないと 不死者達の分別が無くなり 私達まで Σうおおお来たああっ!!」


教団ゾンビうぞうぞっ

 

 


粋「Σえ。数多くね!?」ぎょっ

白「やっちゃったか」あちゃー。

挿音「あちゃーじゃねえわ
責任持って処理しろよ

生きてる信者共は外にしょっぴいといたからよ。」キセルすぱーっ

 


白「そうか。

じゃ頼んだ」肩ぽんっ

粋「へ? Σえ」髪の毛ざわわっ

 

 

 

テオドール「勾陣の浄化の炎に御座いますか」成る程っ

彬羽「まあ 不死を求めて人をやめた奴等にゃ似合いか」ふむ。

 

テオドール「おや 彬羽さん持ち場は良いので?」

彬羽「忍軍の奴等が来たからな

さて、俺等も逃げんと巻き込まれるぞ」

 

 

 

 


麓の住民(Σ 延暦寺がまた燃えてる!!)ひいっ

 

 

 

 

 


教祖「よ、よし 火災に紛れてなんとか逃げ仰せたぞ」ぜーぜー

教団員「ですな。
まさか化け物をけしかけてくるとは こざかしい鳳凰

ん?」

 

 

家康「お。さすが忍の皆さん
言った通り うまく逃がしてくれたねえ」のほほーん。

 

教祖「Σ誰だお前は!」びくっ

家康「名乗る程の者じゃありませーん。

それより 用事があるのは私よりこの人でね」

 


晴明「全く人とは変わらぬ物よ。

博雅の時もであったが、己等の為に尽力していた物を平気で裏切り踏みにじろうとする」冷ややかっ


教祖「Σえ、あの」

 


晴明「将軍よ

これからしばしの出来事 全て見なかった事にせい。

さむ無くば 戦国の血で呪われし、この国の封印全てを放棄し地獄に呑ませようぞ」くわっ!

 

 

教祖・教団員「Σ!!!」

 

 

 

家康(まあ。それで命奪われた本物の博雅さんに続き

博正さんの代用まで同じ扱い受けちゃねえ ) そっぽ見。

 

 

 

 


彬羽「おい。なんか寺の燃え方変じゃないか?」

挿音「言ったろ
小細工してたから遅くなったてよ」

テオドール「さては あちこちに火薬しかけられましたね」成る程っ

 

 

白「俺等が来なきゃ 中身まとめて吹っ飛ばす気だったな絶対」

挿音「もちよ」きっぱり。

 

テオドール「あれ? どなたかを案内されてたと言うのは「俺ぁんな事言ったか?」

テオドール「え?あれっ?」えーと。

 

 

 

粋「あの 記憶が無いんだけど
何がどうなったの?」困惑っ

彬羽「気にするな
物事は終わりが有るから意味がある」

粋「Σどういう事!?」

 

 


テオドール「見事に全焼いたしましたねえ」
焦げ跡しみじみっ

 

挿音「つか此処よお。寺なんだから 奉るとしたら神じゃなく仏だろ」

白「そうなのか?」へー。

テオドール「まあ 神を軽く扱った天罰と言う事で」うんうんっ

 

 


粋「Σ神様って これ兄貴がやったのかよ!やりすぎじゃねえの!?」えええっ

 

彬羽(知らぬが仏 か。) 

 

 

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