小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月12日

 

 

 


【朝4時】

 

 

魄哉「っだあああ!!寝過ごしたっ!」がばっ

 


家康「あ。天海おはよう

目覚めから元気だねー」庭で朝の体操よいせっ

魄哉「真っ暗な中何してんですか殿」身支度わたわたっメガネかけっ

家康「いやー 1度習慣付いちゃうとね
てか最近朝早く目が覚めちゃって 起きたら身体バキバキだしほぐさないと「お互いトシ取りましたね」しみじみっ

 

 

彬羽「見た目詐欺コンビが何いってやがる
そもそも何時に起きる予定だったんだお前等」

魄哉「あれ?彬羽君早いですね」

彬羽「カラスは朝早い物だ」

 

魄哉・家康(若いのに 最早こちら側) 哀れみの眼差しっ

彬羽「すまん。 実際はお前の絶叫で目が覚めた」ちょっとイラッ


魄哉「Σあ。すみません」

 

 

彬羽「それはともかく ほれ、昨日寝落ちてたろが
朝礼で話す内容の大筋 適当にでっち上げといた。
細かい所は手前で直せ」カンペッ

魄哉「Σおお!ありがとう御座いますっ
助かります!」おおおっ

家康「あー毎度内容考えてる間に寝ちゃうってボヤいてたねえ」スクワットっ

魄哉「ですよ。
コレが億劫でもう朝礼やめようかと」ため息っ

彬羽「そもそも幕府のトップシークレットが 朝礼仕切るのがおかしくないか?「だって江戸城の殿 影武者ですし」


彬羽(将軍がホイホイ出てくるのも違うと思うが) うーん。

 

家康「江戸城もあれだけ人居るからねえ
やっぱトップが直々に見てますよアピールしないとグダるからねえ
よっと。」反り返って背筋を伸ばす運動っ

魄哉「殿、背中偉いバキボキ言ってますよ」

 


彬羽「前から思ってたんだが 定期的にお前が前に出て朝礼やってんなら それは」嫌な予感っ

魄哉「忍軍の活躍で毎度牢屋が満員になりますね」真顔

家康「反乱分子ホイホイで一石二鳥だねえ」パキポキッ

 

 

 

間。

 

 


テオドール「Σぎゃしまった!
朝で御座います お仕事遅刻で御座いますーーっ!!」

襖すっぱーん!


白「あれ 今日休み「粋さん何故に起こして差し上げないので御座いますか! 遅刻したらつつじさんにどやされてしまうでは御座いませんかああーーーっ!!!」どたばたっ

 

白「・・休みだって言ってるのに」むすーっ

 


ルシファー「そそっかしい子で申し訳無い」あーあ。

白「何処から入った」

猫「Σしゃーっ!」威嚇っ

 

 

 

間。

 

 


千様「あらお久しぶり おかき食べる?」

家康「Σ千ちゃん その人西洋の魔王!!」ひいいっ

千様「えー うちの魔王なんてこの子じゃない。
そんなガチガチにならなくて良くない?」頭撫で撫でっ

粋「姉ちゃん それ兄貴じゃなくて猫「あらやだ 色似てるから間違ったわ」

 

ルシファー「えっと。そう言う御関係?」

白「絶対違う」きっぱり。

 

蒼月(魔王って ボケ属性じゃなきゃダメって決まりでも有るのかな?)

 


テオドール「で、本日はどうされたので御座いますか?」紅茶こぽこぽっ

ルシファー「いや何 ちょっと近くまで来た物だからね ついでに寄って行こうかなと。
いやー 元気そうで何より」にこにこっ


千様「テオ君 もう日本に住む気満々なのに、西洋のヒトって面倒見良いのねー」へー。

 


白・彬羽(親子だからな。)うん。


※隠し子につき テオドール自身も知りません。

 

粋「ん?どしたの?」

白「茶柱が立ってないなって」適当っ

粋「ん? 普通じゃね?」はい?

 


ルシファー「茶柱か。
縁起が良いんだっけ?」

テオドール「日本ではレア物に遭遇すると 縁起が良いと言う様に御座います」

ルシファー「ああ。遭遇する事自体が幸運と言う
言葉遊びみたいな物か」

テオドール「Σあ。そう言う!?」はっ


家康「身も蓋も無い説明だなあ」苦笑。

 

 


蒼月「つかアンタ 西洋のお偉いさんなんだろ?
1人で他所の国までフラフラしてて良いの?」

ルシファー「ん?」

蒼月「普通に考えたらお供とか連れてても良いんじゃ無いかなーって
けどほら、前来た時も1人だったし 何?お忍び?」

 


ルシファー「あの、お忍び とはジャパニーズ忍者の事かな?」えーと。

彬羽「まあ日本語慣れしてないと難しい所では有るか」困惑っ

 

蒼月「普通に考えて 忍ぽい奴にアンタ忍者?て聞かないだろ」引。

ルシファー「いやジャパニーズ忍者は西洋でも人気だし「Σなんか誰かとカブるんだけど!
西洋てこんなノリの奴ばっかなの!?」

 

白・彬羽(親子だしなあ。)しみじみ

テオドール「?」

 

 


ルシファー「さて、忘れてた。
遊びに来たからには家主さんにも挨拶をしないと。」よいしょっと

家康「あ。天海は今ちょっと」

ルシファー「ん?

あー そうか。人間の政治家としても活躍しているんだっけ
という事は 今は留守かな?」

彬羽「いやそれが、帰ってきては居るんだが」

 

 

白「なんか面白い本見つけたとかで さっき読み始めたから終わるまで声かけても反応無いぞ」襖がらっ

魄哉「・・・。」熱中っ

 

ルシファー「・・うん。見えない壁を感じる」ああうん

 

 


家康「いやー申し訳ない

なんせ普段 アレもコレもそれもしなきゃいけない物だから1個1個への集中力がえげつない事になってて」苦笑。

ルシファー「成る程。政務と経営者とオカン兼任してると聞いてどんな化け物かと思ったら
集中力の化け物だっか家主殿。」納得っ


粋「お前 普段どんな報告してんの?」

テオドール「その日有った事とかに御座いますかね?」えーと。


蒼月「間違ってないけど 国境超えてオカン認識って」

千様「てか 三足のワラジにカウントされるのね。オカン」

 

 

コマ『はーい。国籍越えたリラックスタイムに失礼
毎度お馴染み侵入者のお知らせです』カタタッ

白「またか。」

ルシファー「あ、 今回私かも。」

 


粋「Σだから何で兄貴と言いコマの言葉解んの!?」えええっ

ルシファー「魔王だから?」はて?

 

彬羽「電波って事だろ

アホやってないでさっさと片付けるぞ」すたすたっ


ルシファー「さらっと凄い事言ったね カラス君」うわあ。

家康「Σぎゃー ごめんなさいっ」ひいっ

ルシファー「いや 自覚はしてるから ってそんな怖がらなくても人の将軍」苦笑。

家康「Σ国際問題起こしたら 私が軍師に蹴られるの!!」必死っ

 

蒼月「偉い奴って基本マトモなの居ないよね」

 

 

白「て事は妖怪か

じゃあ加減いらないな」火の玉ぼぼぼっ

ルシファー「あ、いやそこは
責任持って私が片付けるから」挙手っ


粋「Σいやいやいやいやお偉いさんだろアンタ!!」

ルシファー「お宅のお兄さんも同じ立場なんだけど?」

粋「Σう」


彬羽「とは言っても 今は客人だしな」むう。

ルシファー「御気遣い無くだよ

それにほら さっきちょっと話題に上がったアレだよ」すたすたっ

彬羽「ん?どれだ」

 

テオドール「あ。お供も連れずにと言うので御座いますね」手ぽんっ

ルシファー「そうそう。
別に好き勝手したいから1人ってわけでも無いんだなあ」


粋「って言うと?」へ?

 

 

 

テオドール「有事の場合 お供が真っ先に死ぬからに御座います。」

ルシファー「さて、不届き者には天罰を。」

六枚羽ばさあっ!

 

 

粋「Σなんか黒くなった!!」ひいっ

家康(前に髪色変わったの 見間違いじゃ無かったんだ) わおー。

 

テオドール「尚。 元主様の得意技は地獄の漆黒の炎による焼き付くしに御座います」にこっ

粋「Σ誰かと技カブってねえ!?」えええっ

白「俺のは黒くない」きっぱり

 

 

 

 

 

ルシファー「『元主様』なんだなあ。」遠い目。

家康「瞬殺お疲れ様です」ひええっ

 

 

 


千様「てかコイツ
これだけ大騒ぎしてるのにホント気が付かないわねー。」

蒼月「自分に殺気向けられたら超高速で反応するけどね」うん。


魄哉「・・・」黙々っ

 

 


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー

 

 



家康「と、言う事で
天海がこっちの世界に帰って来ないから 挨拶するまで帰れないってルシファーさん1泊してるよ」

挿音「なんだその律儀な外国人。」

 

千様「良いんじゃない?
向こうじゃ忍者ブームらしいから アンタ見たら喜ぶんじゃないかしらー?」のほほーん。

挿音「Σはああ!?こちとら普通の公務員だぞ!?」

家康「微塵も普通じゃないでしょ」

 

 

シロ「して、その客人はどうした?
生の忍者見せてやらんで良いのか?」あくびっ

挿音「だから見世物じゃねえっつーのに」ちっ


千様「ん? そういやまだかしら?」きょろっ

家康「あれ 時差ボケって奴かなあ?」

 

 


ルシファー「成る程 日本の冬は寒い!

そして布団から出られないっ」掛け布団かぶりっ

白「な? 朝少しでも寝てたいだろ?」うんうんっ

 


テオドール「私も 日本に来た時は紙と木で出来た家にビビり倒しで御座いました。」しみじみ。

 

ルシファー「これは精神力も鍛えられる。
本読み出したら止まらない集中力も納得か」さむさむっ


蒼月「この人 ボケなのかポジティブなのか解んないんだけど」困惑っ

彬羽「切れ者では有る んだがなあ。」うーん。

 

 

 

魄哉「Σだああ! 夜更かしし過ぎて寝坊しましたーー!!」うわああっ!!

家康「あ。デジャヴ」

 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス<サイトトップへ戻る