小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月6日

 

 

 


地獄太夫「これこれこう言うわけで 徳川さんにはひとつお耳に入れておきんせんとと思いんして」にこにこっ

 

家康「成る程ねえ

いや 助かったよ。さっすが遊郭の影の支配者」へらっ

地獄太夫「そう呼ばれると 主さんと並んだ気分になりんすなあ」ほほほっ

 

 

粋「はい、兄上逃走しました。」

地獄太夫「ちっ。逃げられんしたか」

テオドール「先程も奥に連れ込まれそうになっておられましたからねえ」引。

 

 

 

地獄太夫「ああ言うハッキリせんお人は既成事実作った方が早いのでありんす」真顔っ

彬羽「お前の価値観はもう諦めた

せめて人の家で試みるな」


地獄太夫「チャンスと言うのは気配を感じたら、無理矢理鷲掴みにしてでも引き寄せる物に御座んす」

粋(チャンスがズタボロになってそう) ひええっ

 


地獄太夫「副官さんは真面目にありんすなあ。
仮にも化け物なら もっと自分に正直に生きてもようござんしょに」くすくすっ

彬羽「お前の物差しで計るな。
言っとくが お前が変質者なだけだからな。」きっぱり

 

 


粋「あの、真面目なカラスじゃなくてもキッツいし
つかそれ、やってる事九尾と同じだし そのー」えーと。

地獄太夫「Σええ!? あのオキツネと同じ!?」がーん!

 


家康「あの子 何気に日常的に色々ヤバいなあ」うわあ。

テオドール「どんだけ狙われてんだって感じに御座いますよね
御本人がお強くなければ 今頃子持ちになっておられると思われます」

粋「Σさらっと怖い!」ひえっ

 


家康「テオちゃん最近 言う事怖くない?」

彬羽「あ。今日は満月か」はっ

 

家康「成る程 吸血鬼だもんね
てか お前、毎月満月いつか覚えてるの?」

彬羽「俺が覚えて気をつけて無いと何やらかすか解らんだろ」

 

 

千様「あらー 賑やかと思ったら 地獄ちゃん来てたのー?

てか 何事?」


彬羽「何か 労られてるらしい」困惑っ

家康「魔王の副官って 心底大変だなあって 
うん。バキバキに凝ってます」肩揉み揉みっ

 

 

 

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大嶽丸「で、逃げてきたと」うわ。

白「女って怖いな」うん。


大嶽丸「いや お前の周りだけ

でもなかった。うちの母上も大概ヤバい。
女は怖いな」うんうんっ

 

 

小太郎「あ、居た居た。また高い所に

降りて来いよー。

とーととと。ほらほら怖くないぞー」わんわんっ

白「犬にそれ言われるか」むすーっ

 


大嶽丸(こいつのモテ方は心底羨ましくないな)しみじみ

 

 


九尾「おおだーりん こげな所で何をしておるのかえ?
お散歩かえ どれわちも一緒に」

ずずんっ!

木の枝ぼきんっ

 

大嶽丸「Σっぎゃーっ!!」

 

どしゃーんっ!

 

小太郎「Σこら九尾 自分の大きさ考えろよ!」わんっ!

九尾「れでぃに向かって失礼な
お主そんなだからモテな「彼女居る!」わんっ

九尾「Σ犬の癖に生意気な!」きいいっ

 

大嶽丸「あだだ 着地失敗した。
ん? あの白髪 1人で逃げた!?」きょろっ

九尾「Σはっ!だーりんがおらぬ」きょろきょろっ


小太郎「また逃げたか。
今日は災難だなあ」わおんっ

 

 

 

粋「お帰り キゲン悪いな」

白「別に。」たんこぶっ


家康(どこから落っこちたんだろう)うーん。

 


彬羽「人の家ではやめろよ。」じろっ

地獄太夫「視線が痛すぎてそんな気になりんせんなあ
というか 主さんお怪我されとりんすのに そんな無体な真似


ん?」

畳ばりんっ!

 

家康「Σまた畳が!いきなり何してんの!?」ひええっ

 

 


地獄太夫「おや。これは異な所から」ほほほっ

庵「Σくっ。 相変わらず勘の良い蜘蛛女っ」

地獄太夫「で、床下で何をしておりんしたんで?」

庵「Σボ、ボランティアのシロアリチェックを」えっと

 

 

彬羽「また増えたか」頭痛っ。


白「・・・シロアリ居たか?」

庵「いやー大丈夫だったわ 柱腐らなくて良かったね

じゃ お邪魔しました。」そそくさっ

 

 

粋「今日はこう言う日か」ああうん。

 


魄哉「あ、白君!この前 なんか嫌な予感がするって食べなかった差し入れ
ちょっと調べてみたらヤバいお薬検出されましたよ! 君芝居小屋でどんな仕事してるんですか!?」襖がらっ!


粋「Σヤバい薬って何!?」


魄哉「オブラートに包みますと

『誰かにとられるーくーらぁいならー あなたをー』「Σうおお上手いだけに歌われると更に怖え!!」ひいっ

 


白「食べても多分死なないけどな」

彬羽「手前 どんだけ厄介なのばかり引き寄せてんだ」

 


テオドール「前々から思っておりましたが
あの 我が主はマトモな方にはおモテになられないので御座いますか?」真顔っ

粋「うわ。沈黙からの また答えに困る質問」

 


白「・・・・あれ?」えっと。

彬羽「見事にマトモなのが思い当たらんらしいな。」ああうん。


地獄太夫「わちきの前でそれ言いなさるか」
彬羽「マトモじゃねえの筆頭は黙ってろ」

 


テオドール「そうで御座いますか。」ため息っ

粋「テオ? お前なんかおかしくね?」おーい。

 

 

テオドール「毎度毎度 我が主がマトモでない女性方に偉い目に遇わされるの見るのもいい加減キッツう御座います!マトモなのが居ないなら 作れば良いのです!!

と言う事でこちら 前に飛天さんが試作されました性別転換ホルモン剤を!! 」くわっ!

 

千様「Σ何言ってんのこの子!!」ひいっ

魄哉「Σテオ君ダメです!それ人生今後の人生左右されますから!!」

 

テオドール「ぶっちゃけこの国の女性怖すぎに御座います!なんかそう言うの無理で御座います!
ならもう いっそリセットして新しい人生をっ!!」やけくそっ

 

家康「Σだああデリケートな年頃なのに要らん物見すぎて拗らせてる!
落ち着いて!それで良いの!?テオちゃん的にそれで良いの!?」ひええっ

 

 

 

白「その考え出ちゃう時点で お前も大概マトモじゃないぞ」真顔。

テオドール「Σ確かに!」はっ

 

粋「Σどんな説得!?」

 

 

白「性別変えてもリセット無理だと思う

諦めろ」な?

テオドール「くっ!原因は自分自身に御座いましたかっ!」くううっ

白「うん。後 俺の身にもなれ」

 

魄哉「口調こそ淡々としてますが 物凄い心の叫び出ましたね」うわあ

 

 


彬羽「な? ガキの教育上悪いんで本当にやめろ」ゴゴゴゴッ

地獄太夫「Σああっ! 本気の殺気が」ひえっ

 

 

九尾「なんじゃ また厄介女子が増えるかと焦ったわい」こんっ

大嶽丸「厄介の自覚は有るのか」

 

 

 

 

彬羽「手前等 大概にしねえと瓦版のネタにするぞ」

地獄太夫・九尾・庵「Σえ」

 

家康「Σいおりん帰ったと思ったら また要るし!」ひいっ

 

地獄太夫「あの。イメージ商売なんでそれはご勘弁を」ひええっ

九尾「大妖怪のイメージがああっ」こーん!

庵「Σ私はこの2匹と違あのっ」あわあわっ

 

 

 

千様「彬羽君 禁じ手出して来たわね」わお。

白「ジャーナリストって奴か
怖いな」うんうんっ

テオドール「他人事感満載に御座いますねえ」おやまあ

 

 

 

 

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