小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月2日

 

 

 

どたたたたたたっ


襖すぱーん!


テオドール「申し訳御座いません!
私やってしまいま  Σあれ?蒼月さんだけ?」きょろっ

蒼月「なんか問題あるのかよ」

 


テオドール「えーーっと。」困惑っ

蒼月「いや早く話せよ 半端なの気になるじゃんかよ」だらーん。

 


テオドール「真面目な事柄をあなたにお話しして 私に何ぞメリット御座いますか?」真顔っ

蒼月「前から思ってたけど人の事なめくさってるだろ コウモリ野郎」イラッ


テオドール「いえでもここは1つ 吐き出して落ち着くべきかも
この際相手が丸太でも生臭爬虫類でも 話せるだけマシ?」えーとえーとっ

蒼月(飼い主の目の届かない所で1回シメよう。)うん。

 

 

テオドール「良し 無いよりマシ!
では御要望にお答えして

ぶっちゃけ人間に吸血鬼バレ致しました!!」困惑っ

蒼月「エイプリルフールは昨日だよ馬鹿。」即答っ

 


テオドール「Σ何故に問答無用でバッサリ!?」えええっ

蒼月「いやお前 許可貰わないと血吸わないだろ しかもご主人様から貰った血液アンプルのだけじゃん?普通に食べ物食べるじゃん?

なんで吸血鬼と認識されるんだよ?」

 

テオドール「それがあの
お店の店員さんとお話中に 運悪く雲が晴れて日光モロ浴びて灰になってしまいまして」苦笑。

蒼月「日中は日傘使えよ 馬鹿過ぎんだろ」あーあ。

 

 

小太郎「Σ彬羽どうした!?」ぎゃいんっ!?

彬羽「ちょっと胃が」かはっ。

 

蒼月「ま、どうするかはあっちに相談したら?
バレちゃった物はどうもなんないし」

テオドール「Σ彬羽さん いらっしゃったので御座いますか!?」

 


彬羽「今日は手前等のせいで職場が大破したんで臨時休業だ」げほっ。

テオドール「Σあ。成る程」はっ

蒼月「またうちの片割れの店壊れてんのかよ。
今度は何やらかして来たの お前等」あーもう。

 

 

小太郎「てか 隠してたのか?
妖怪なの」わんっ

テオドール「Σ当たり前では!?」


蒼月「だよね。
隠しててコレかよってなるよねー」うんうんっ

彬羽(胃と頭が痛い) キリキリッ。

 

 


間。

 

 

 

粋「そっか。
春一が臨時休業になったから 昼飯買い出しに頼んだせいでんな事に」うーん。

白「帰って食べれば良かった」うん。

 


小太郎「そもそも芝居小屋からお使い頼まれたんなら 家帰ってもそりゃ居ないよな」わんっ

テオドール「うっかりに御座います」ううっ


粋「相当パニクってんなあ」うわ。

白「今日早上がりで良かったな」蕎麦ずぞぞっ。


蒼月「バレたってのに呑気だね。

つか ホント良く食べるよね」苦笑。


粋「うん。カラスなんて胃が瀕死なのにな」背中さすりさすりっ

彬羽「問題ない。
多分 もうすぐ胃薬が効いてくるはずだ」ううっ

 

白「そんな悩まなくても その店員の記憶飛ばせば良いんだろ?
元からこの辺妖怪まみれだし 多少変な噂たってもどうって事無いし」ずぞぞっ

彬羽「お前な。んなガバガバでこの先誤魔化し続けられると

白「魄哉も疲れると 江戸城で尾羽出っぱなしになるって言ってたし」

彬羽「Σ何やってんだ天海大僧正!!」

 

 

蒼月「あ、そっちは大丈夫。
あのジジイ 腰痛に効く孔雀の尾羽を座布団の下に敷いてるとか そんな設定にしてるらしいし」

小太郎「たまーに 『天海様 孔雀の羽が袈裟に刺さってますよ』とか言われるって言ってたな
セーフだセーフ。」わんっ

彬羽「Σそれで受け入れる江戸城の奴等おかしくないか!?」えええっ


粋「つか 尾羽出たの気がつかないで仕事してんのかよ」うわー。

白「相当お疲れなんだな」蕎麦湯ずずー

 


テオドール「そんなわけで御座いまして
そのっどどどどう致しましょうっ」おろおろっ

粋「だから大丈夫だって

なあ?兄貴」

白「だな。最悪蒼月頼んだ」

蒼月「えーダル「その店員女だぞ。」

 

蒼月「ちょっと待って 寝癖直してくる」きらーん。

粋「何しに行く気だお前はよ」

 

 


蒼月「Σああ鏡子ちゃん!
なんで! なんで鏡遣わせてくれないの!?」えええっ

鏡子「ただいま準備中です」けっ

蒼月「Σ鏡の準備中て何!?」

 

 

白「いちゃついてるし やっぱ置いてくか」ふむ。

粋「え? 記憶消さねえで大丈夫!?」えええっ

白「その場合はアレだ。
晴明が 小銭に紐つけて顔の前でブラブラさせて催眠術かけてたろ

アレやろう」すたすたっ


テオドール「Σ出来るので御座いますか!?」おおっ

白「やれば出来るかもしれない」うん。

 

小太郎「Σああこら彬羽大人しくてしてなきゃ! また胃に穴空くぞ!!」ぎゃいいんっ!

彬羽「離せ小太郎 あのアホ共野放しには Σうぐっ!?」ぷすっ

飛天「はいよ。鎮静剤投与完了。」

小太郎「Σ医者怖っ!」ぎゃいんっ

 

 


彬羽「てんめえええええ!!」しびしびっ

飛天「アフリカ象でも安眠する量なんだけどな」あれっ?

 

 

白「よし。善は急げだ
さっさと片付けるぞ」すたすたっ

テオドール「御手数をおかけ致します」ううっ

粋(カラスの胃がぶっ壊れる結果にならなきゃいいけどなあ)不安っ

 

 


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【町の おかず・弁当屋

 

店員「Σえええ!本当に吸血鬼だったんですか!?」ひええっ

白「あれ?」

 

粋「Σなんでいきなり自爆!?
まず相手の認識探る所からじゃねえの!?」えええっ!

白「まどろっこしいの嫌いだし「Σ知ってるけど!!」

 

店員「えー うわ。
何かの見間違いかと

妖怪とかはその辺に良く出ますけど 吸血鬼とか外国のってうわホントに居るんだあ」驚愕っ

テオドール「思ってたのとリアクションが違う様な」ええー。

 


白「バカラスの話だと
此処島国だし 西洋のモンスターってめちゃめちゃ少ないから ツチノコとかと同じ扱いされてるぽいぞ」

 

粋「いやそれ 妖怪とどう違うの?」

白「妖怪は其処らに居るけど
ツチノコは人間の間では居るかどうか解らない。 とかそんなんだと思う」

テオドール「Σえ。ツチノコなら そこの廃神社の境内でコロニー形成しておりましたが?」

店員「Σマジですか!?」おおっ

 

 

粋(あれ? 思ってる程怖がられてない感じ?) 

 

店員「えーと。
それでその吸血鬼さんと どの様なご関係で?
あ、飼い主さんとか?」

白「だいたいそんなんだ。」うん。


粋(Σいや兄貴のカラーリング!!白髪赤目!

なんでこの流れで 人間前提で話してんの この姉ちゃん!!)

 


店員「あーやっぱり。

どっちか迷いましたけど
そちらの方が弟さんみたいなので あ、こりゃ人間だと。
Σあ。すみませんっ」あわわっ

粋「Σうおおどっから見ても所帯染みた人間で良かったあ!!!」

 


白「という事で ちゃんと餌やってるから人襲わないし
むしろ友好的だから 内緒で頼みたい」しーっ

店員「お使い出来るくらいですもんねえ。
危なかったらそりゃ外に出しませんよね」うんうんっ

 


テオドール「何で御座いましょう。
ビビられて無くて良かった反面、若干幼児を見る目で見られている様で複雑なので御座いますが。」憮然っ

粋「まあ うっかり日光食らって灰になる時点でなあ」うん。

 

 

店員「Σあ。吸血鬼なら十字架とかダメですよね!?

そこの影とか大丈夫ですか!? 置いてるお玉とか鍋の影が重なって十字架に見えなくもない!」はっ

テオドール「Σあ、いえ
私十字架は全くもって問題御座いませんので 」びくっ


店員「そうですか?

Σああ!また日光入っちゃう!
雨戸閉めまーす!」どたばたっ

 

粋「Σなにこの良い人!!」えええっ

白「びっくりするくらい怖がられてないな」うわ。

 


店員「その 実はなんですが

Σぎゃ! 吸血鬼さん雨戸に挟んじゃった!!」げっ

テオドール「」灰さらさらっ

 

粋「Σうおお挟まって灰になった所に日光!!」

店員「Σぎゃああすみません!
えーとこの灰退けたら戻りますよね!?
おりゃ!」足でざっざっ!


白「ごめん ホコリ混ざるからな。

ちり取り有るか ちり取り」どうどうっ

 

 

 

間。

 

 

店員「えーと そう言う事で
こちらの吸血鬼さん なんせ目立ちますんで 前から目についてたと言いますか

あれ? なんか今崩れなかった?的なのが何回かその」苦笑。


粋「おい。」

テオドール「Σまさか 灰になる所を目撃し倒されていたとは!!」がーん!

 

白「むしろ 今までなんでバレなかったんだろな?て思ってたから納得だ」うん。

テオドール「Σまさかの!?」えええっ

 


粋「え、じゃあとっくにコイツの正体勘付いてたと?」

店員「薄々は。
けど あなた化け物ですよね?と聞くのも失礼ですし」

粋「そりゃそうだけど。マジか」うええっ


白「確かに妖怪まみれで 慣れちゃうかもしれないけど 何度も見てそれか。
根性有る女も居るんだな」へー。

粋(妖怪まみれなのは 八割兄上のせいです) うん。

 


店員「それにその 何か騒ぎがあった時、野次馬に行くと毎度と言っていいくらい片隅でサラサラされてましたので

その ねえ?」

テオドール「あははは めちゃめちゃ目撃されておられました」乾いた笑いっ


白「この町変な騒ぎよく起きるもんな」うん。

粋(うん。それも八割兄貴のせい)

 

店員「という事で 今更と言いますか
あ、やっぱり?くらいにしか思わないんで特に言いふらしたりする気はありません

ちょっと珍しい動物飼ってる人が居るな。ぐらいの認識ですから飼い主さんも安心して下さい」にっこり。


粋「Σおお!良かった」ほっ

テオドール(珍しい動物としても ツチノコ以下なので御座いますがね) ふっ

 


入り口すぱーん!


一同「ん?」

 

 

強盗「おらおら今日はこの店だ!さっさと売上

Σのわーーーっ!!!」びくううっ

粋「Σああ!この前うちの芝居小屋に押し入って兄貴に泣かされた強盗!
牢屋にブチ込まれたんじゃなかっのかよ!!」

 

白「なんだ。脱獄したのか?」

強盗「Σあああ人生再出発だと張り切ったのに!また振り出しに!!」うわああっ

白「再出発したいなら普通に罪償ってこい」きっぱり

粋「あ。ド正論」

 

 

強盗「畜生 こちとら逃げ続けで腹減ってしゃーないんじゃ!
おいこらそこの! せめて飯を出せ!!」包丁ぶんっ!

店員「Σえ。ちょ
こっちはバイトですよ! お金払って貰わないと何もあげられません!!」

強盗「Σ状況解っとんのかこのアマ!
こちとらこの後どうせどつかれるんじゃ! 怖い物等何も


テオドール「いえ。今すぐどつきます」てやっ!


ぱきゃっ。

強盗「Σ膝があああーー!!」うわああっ

 


粋「Σうお凄っ!

力無い分、足裏に体重かけて膝の関節押し割った!!」おおっ!

テオドール「体力無い子でも使えるよ。と家康さんに教わりまして御座います。

べらべらべらべら喋ってるからに御座いますよ」ふんっ


白「それ 相手が動いたら派手に転げるから気を付けた方がいいぞ」

テオドール「Σ確かに!!」

 


店員「ありがとう御座います!ツチノコさん!」おおおっ

テオドール「Σランク上げられましたけど 嬉しく御座いません!

吸血鬼で御座います!!」

店員「あ、そっか。

格闘出来る吸血鬼って珍しいですね!」おおっ

テオドール「Σ今のを格闘と呼んで良いので御座いますか!?」えええっ

 


強盗「あ、あの
医者呼んで」這いずりっ

粋「良いけど今度は出てくんなよ」

強盗「Σしばらく歩けもしねーわ!!」どちくしょおおっ

 

 

 

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粋「なんか 良く解らねえけど。
店の姉ちゃんがド天然で良かったよなあ」てくてくっ

テオドール「で 御座いますねえ。
一時は寿命が縮むかと思いまして御座います」ほっ

粋「お前の場合 灰になって戻ったら寿命も戻りそうだけどな」へらっ

テオドール「吸血鬼を何だとお思いで?」

 

粋「何って ・・あれ?何だろ?

ん?兄貴どしたの?」

 

白「んー。思ったんだけどな

テオが目立つだけで 結構皆正体バレバレの事してるよなって」うーん。

粋「今更?」

 

テオドール「あ、確かに

その中でも目撃されまくってるって 私よほど鈍くさいので御座いましょうか?」むう。

 

 

首無し「あ。大将さんどうもー。
今日も良いお日柄で Σあ。」

首ぼとっ。


ころころころっ

 


一同「・・・。」

 

 

首無し「これは失礼。
お辞儀をしたら頭落ちるの忘れてました。」わははっ

粋「Σ良いから拾って!ビビったけど!凄いビビったけどそれより人の目が!!」あわあわっ

 

 


テオドール「あれ?
ひょっとして 皆さん結構バレバレでいらっしゃる?」おや。

粋「Σあ。だから今更吸血鬼くらい 珍しいなくらいの認識!?」はっ

 

 

 

子供「ねえねえ。あの狸の置物 なんか変」指さしっ

化け狸(Σああっ!尻尾が2本になってた!!)ひいっ


二口女「あらやだ。」 いそいそ後頭部の口隠しっ


軒先のお化け提灯びよよーん。

天井舐めかさかさっ。

九十九神 うろうろちょろちょろっ

 

 


粋・テオドール(Σ改めて見たら あっちもこっちもモロバレ!!) ひいいっ

 

 

白「・・ま、いっか」うん。

粋「Σいいの!?」


白「喧嘩になってないなら 別に良くないか?」適当っ

テオドール「あー。確かに
何の問題も御座いま「Σ問題ねえの!?ホントに!?」えええっ

 

 

 

 

千様「Σちょっと彬羽君!?
麻酔アホ程打たれてるんだから 無理して動かないの!!」ああもうっ!

彬羽「行かせてくれ。 胃に穴が空く」ぜーぜーっ


飛天「んな気にしなくても
周りは意外と見てるもんだって」苦笑。

彬羽「?

この場合 見てない物って言うべきじゃねえのか?」胃キリキリッ

 

 

 

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