小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月31日





家康「えっと。8月 だよね?」

粋「だなあ。まだ9月にもなってねえんだよなあ」うーん。




池1面氷ぺかーっ


家康・粋「お前何したの?」

シロ「すまん。事故だ」ふっ

千様「もうだいたい解ったわ」ああうん。




テオドール「えっとその 例に寄って
いつもの如く白さんに隙有り!をかまされまして」

シロ「カウンター食らって吹っ飛ばされたが 屋内で有る事だし多少無茶をしても良いかと思い
粋「Σ微塵も良くねえわ!!」



家康「てか屋外だからって 池丸ごと凍っちゃうくらい冷気放出したの?
この辺の草木とか大丈夫?」ひええっ




粋「で、その隙有りかまされた兄貴は?」

テオドール「あちらで何処からか古い荷車持ってきて犬ぞりごっこされてますね」指差しっ


シロ「微塵も堪えておらんのがムカつくっ」くうっ!



千様「てか小太郎君 あれ楽しいの?」えー。

家康「小太郎は走れたら それだけで楽しいわんわんだから」うん。



白「お、速い速い」おおっ

小太郎「わんわんわーん!!」ずだだだっ




粋「つか兄貴 氷の下は大嫌いな水だっての解ってんのかな
カナヅチの割に自覚ねえよなあ」あーあ。

テオドール「フラグを乱立されるのはやめておいた方がよろしいかと。

犬ぞりですか 私も実は昔から憧れておりまして」わくわくっ

千様「あー解る
1度は乗りたいわよねえ」

家康「けど他に人が乗ってるの引っ張れる様な犬なんて

ん?」





一二三「晩御飯のお買い物 これで全部だべな」メモチェック

彬羽「だな。さっさと帰 ん? 何だあの人だかりは」嫌な予感っ




家康「頑張れ朧車さん! 君なら出来る 人乗せて走れるんだからっ」ほらほらっ

朧車「ふぬっ!」ずーるずるっ



彬羽「Σ何してんだ手前等はあああ!!!」





家康「・・犬ぞり?」えーと。

彬羽「Σ全く違う! 微塵も犬要素ねえ!!」くわっ


一二三「てか何で 朧車さんに荷車引っ張って貰ってんだべ?
普通に乗ればいんでねえだか?」

テオドール「普通に乗車ではなく犬ぞりに乗りたい物で」えーと。

千様「生物に引っ張って貰いたいのよねー」うんうんっ


シロ「端から見れば車に車引かせる意味が解らんがな。」





彬羽「Σそもそも何でこんな所に朧車が居るんだ!?」うがあっ

粋「俺に怒られても! なんかそこに居たんだもんよ!
また兄貴が使ってそのまんま忘れてたんじゃねえの!?」ひいいっ




彬羽「コラ手前!乗り捨てするなと毎度言ってるだろが 傍迷惑なっ」だだっ


白「ヤバい。小太郎全速力で走れ」指差しっ

小太郎「あいあいさー!」散歩犬あるあるハイテンションっ


彬羽「Σ速い だと!?」



千様「小太郎君 体格の割に凄いわよねえ」あらあら


家康「あ、彬羽
力自慢なんだし この子等の荷車ちょっと引いてあげて「Σ何ゾリだそりゃ!」



粋「あの!それより野次馬凄い!

朧車が 皆の目がっ」ひいいっ

一二三「そらそうだべ。」うん。



飛天「カラスの里秘伝 眠り香。」香の煙ふわっ

野次馬ばたばたばたーん!


シロ「Σおお!調度良いところにっ」



飛天「往診の帰りなんだけど
まーた 派手な事してるなあ」

粋「主に兄貴がな」
飛天「うん。何あの速さ 犬ぞりで風にでもなる気かって感じだな」うわー


彬羽「あのアホ 非常識も場所を考えろっての取っ捕まえて説教しねえと」ぶつくさっ

飛天「御前も大変だな
まあ、風邪ひくなよ」すたすたっ


家康「風邪って 季節的には8月なんだけどね」苦笑。

千様「夏風邪は治りにくいからじゃない?」






白「あれ? バカラス追って来ないな」

小太郎「え!なになに?」ひゃほうっ

白「んー。 けど今戻ったらやっぱ怒られるだろうし

あいつのカッカしてる頭が冷えるまで遊んどくか」






粋「なあ 追いかけねえで良いの?

いつもなら 動物の躾は現行犯が基本!とかって 追っかけてって捕まえてゲンコツからの説教じゃねえの?」

彬羽「そもそも俺が突進して行ったら氷割れると思うが?」

シロ「いや 一応俺の本気の氷で有るのでな
さほど弱くは 「やっぱ手前か
お前の説教は家主に任せておく。」

シロ「Σう!」冷や汗どばっ




テオドール「ん?

割れる?」ぴくっ

千様「えーと。シロ君の氷って
凍らせる時はシロ君の意思でだけどー
溶かす時は自然になのよね?」

シロ「うむ。発生させられるが反対はあのアホの様な炎でも使わんと・・Σあ」





テオドール「あの今 、夏に御座いますよね?」ひええっ

家康「お盆前に比べたらマシだけど。
まだまだお昼の気温は30度行くよ」うん。



粋「Σえ。それって」






ぴしっ

ぱきぱきぱきっ


一同「Σ!!」




ばきべき
どっぱあああーんっ!!


粋「Σ兄貴いいいいー!!!」ひいいっ



彬羽「馬鹿が
真ん中に行く程氷は薄いっての知らねえのか」ふんっ

千様「普通に知らないと思うわよ
あの子だし。」あらあら






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魄哉「Σはあ!?それで風邪ひいたんですか?」えええっ


彬羽「さすがに沈むの放置はどうかと思ったんだが もちろん氷水だしな

すまん。風邪薬無いか」鼻ぐしゅっ

魄哉「寝てください」きっぱり





白「今度から 降りたら即帰っていいからな?
返事とか要らないし 用が有ればまた呼ぶから」

朧車「合点。」ごととっ



粋「あ、さすがに反省してる」

テオドール「ゲホゴホ言われながらもお説教されて 発熱された様に御座いますからねえ」あーあ。




一二三「彬羽さん ちょいちょいお間抜けだからなあ」

家康「うん。本人の前では絶対言わないであげてね」苦笑。



小太郎「?」しっぽぱたぱた元気っ






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