小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月24日

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彬羽「あー 頭痛え。」ずーん。

家康「いやー昨日は飲みすぎたねえ 」あっはっは頭ずきずきっ


蒼月「ジジイが突発カラオケ大会なんかするから
何だよ江戸城の花見で披露するって おかしいだろ公務員」二日酔いうぷっ

テオドール「アットホームな職場に御座いますねえ」

千様「まああいつ 年末にライブやって足りない経費そこから捻出してるしねー
お仕事の一貫なんでしょうけどねー」

テオドール「あの、あの方軍師で政治家では御座いませんでしたっけ?」えええっ



家康「使える物は使え が徳川のモットーです。」どやっ

蒼月「アンタは何に使えんだよ」

家康「お茶汲みとお茶菓子のおはぎ作り」キリッ

小太郎「肩凝り軽減マッサージも出来るよな。」わんっ

蒼月「うん。 心底そっち特化なんだね」ああうん。



粋「しっかしさー。つくづく思ったんだけど」

彬羽「ん?」


粋「お前ホンット歌下手くそだよな」真顔。

彬羽「ちょっと待て 途中から記憶が無いんだが?」嫌な予感っ


白「あれ?覚えてないのか

お前 よっぱだと結構歌うぞ」しれっ

彬羽「Σ何いいい!!」がーん。

粋「Σ声でけえよ!頭に響くっ!!」二日酔いガンガンっ



テオドール「ほらその 彬羽さんとても声が低う御座いますので 音域がその 仕方無いかと」しどろもどろっ

彬羽「無理にフォローすんな。 くそ記憶ねえ」ずーん。

白「そもそもお前すぐつぶれるしな
呑んで力尽きるまで短いから そんな長く恥晒して無いし あんま気にするな「恥とか言うな そこまでか。」




蒼月「普段一二三ちゃんに本読んでやってる時も 聞いてるこっちがああああ!てなりそうになるもんねー」うん。

小太郎「・・重低音のネズミの嫁入り読み聞かせ
終始真面目に棒読みは怖かったな」わおんっ

家康「うん。ありゃ天海のガチ怒り読経がまだマシに思えるね」うんうん。


粋「俺は兄貴の ノリノリめちゃ旨カラオケ ただし無表情のが万倍怖いけどな」思いだし背筋ぞわわ

テオドール「オルゴールと思えばさほどその アレかと」苦笑。



彬羽「お前は何処から音出てるんだ」ちっ

白「お前は変に恥ずかしがるから 声へにょって酔っぱらいのおっさんみたいになるんだぞ
やるなら腹から声出せ」どやっ

家康「性格って歌に出るんだねえ」わお。


彬羽「あのな。お前が異常なだけで世間一般の奴にはある程度恥の概念が


襖がらっ

一二三「たっだいまー。お使いお手伝いしたら石燕さんが絵本買ってくれただ 読んでけろー!」きゃっきゃっ

彬羽「」

一同(Σタイミングよ!!)

小太郎「Σあ。石燕無言で親指立ててる」

千様「直訳すると『保護者ガンバっす。』ね。」あらあら



白「何買って貰ったんだ?」

一二三「えーと。
『よい子の外国の絵本 ハーメルンの笛吹き男』だべ」ほらほらっ

粋「また微妙に怖い奴を」うわー。




彬羽「よし。一二三
読むなら向こうでな」

一二三「Σえー!今日ひんやりしてるだよ!ここで読ん「部屋で七輪焚けば良いだろ」すたすたっ

一同(Σ解りやすく気にした!!)



テオドール「あのー。 あのお話はテノールいえバスボイスで淡々と読まれると お子様泣くかと思われますが。」うわー。

蒼月「 一二三ちゃん恐れを知らないから大丈夫じゃない?」




白「笛吹ってどんな話だろ」いそいそっ

家康「お前は自ら聞きに行くんだね」ああうん

千様「なんて言うか さすがだわ」うん。







シロ「む? 何だこの音は」ぴくっ

小太郎「へ? あーなんか蜂の羽音みたいな ん?偉く大きくないか」わとんっ


家康「天海の部屋の方からだね Σはっ!!」




巨大蜂ぶぶぶぶぶぶぶぶっ

千様「Σぎゃー!何っなにいいい!!!」ひいいっ

蒼月「Σさてはあのクソジジイ まーた部屋の鬼門閉め忘れたな!!」ああもうっ

粋「Σこんなんに刺されたらヤバい ヤバいって!
蒼月静御前の笛で早くっ!」ひいいっ

蒼月「あ、ごめん 笛手入れ中。バラッバラだよ」

粋「Σこんな時に!?」えええっ

テオドール「でででは蛇眼で幻を!!」わたわたっ

蒼月「んー。それがさあ
虫って基本複眼だからさ
視神経通して脳に直接呪い叩き込む俺のやり方じゃ 利くのかどうか怪しいんだよね」うーん。

粋「Σそういやそうだった!!」



家康「そうだ!蜂の巣駆除には煙!!

煙で燻したら寄ってこないよ!」

千様「よし粋君 この際だから畳いってみましょ」キリッ

粋「Σいやそれ俺が怒られる奴!!」

シロ「Σ喧しわ!俺も説明してやるから早く燃やせ! どんどん出てきたぞ!!」

一同「Σえ」


テオドール「このままでは巨大蜂まみれになります!私鬼門を閉めて来まΣあーー!!」

ぶぶぶぶぶぶぶぶっ

小太郎「Σそりゃそうだろうなあっ!!」ぎゃいんっ


灰ざらあっ。

千様「あ。刺される前に灰になったわ。セーフセーフ」ほっ



粋「えーと じゃ一気にじゃなく 少しずつ」火ぼっ!


煙もうもうっ







白「何だ?焦げ臭いぞ?」ひょこっ

家康「おお! こういう時はちゃんと神様に見える!!」おおおっ



白「あれ?でっかい蜂だな 異常気象て奴のせいか?」


彬羽「何かと思ったら最猛勝か。
確か地獄の蜂だな。 管理ガバガバだな閻魔の奴」うんざり

蒼月「え?めっさ冷静じゃない?
コイツ等大丈夫なの?」座布団かぶりっ

彬羽「安全じゃ無いが やたらと怯える必要もないだろ
刺される前に針をへし折れば問題無い」真顔。

蒼月「Σ出来るかよ!!」



彬羽「じゃあ こうだな。」

デコピンッ!


最猛勝「Σ!?」

ぽとり。


一同(Σさらに無理!!)えええっ




粋「ん?あれっ
兄貴は?」はっ

千様「Σあ、庭っ!!」指さしっ




白「家の中でやったら怒られそうだし」 ぼぼぼぼぼぼぼっ!!

シロ「Σうおお焼却する気満々か!!」ひいっ



家康「あ。ヤバ 皆耳塞いで」

一同「Σえ。」




彬羽「大馬鹿野郎!!飛べる奴を外に連れ出してどうする 逃げられたらどうなるか解ってんのかああっ!!!」くわっ


白「Σ!?」びくっ




蒼月「Σうっさ!」ぎゃっ

小太郎(Σ耳があああっ!!)必死に耳おさえっ

家康(普段から銃バンバン撃って慣れてて良かった)耳じーん。




千様「Σあ。白君が固まってる間に逃げたわよっ」


石燕「Σ彬羽さん何事っすか!何すか今の音量っ!」どたたっ

シロ「おお!石燕 調度良い!」

石燕「Σへ?」




粋「(耳塞いでんのに鼓膜がびびびびって)

ん?」




石燕「大ガマ具現化!&与一さんゴーっす!!」びしっ


ガマ「げこっ」どろんっ

与一「まだ悪さしとらんので 羽狙いで良かった
な?」弓きりきりっ




粋「うわー。さすがのコンビネーション」わお。

シロ「この2人は言わば分身みたいなもので有るしな」うむ。






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魄哉「ただい Σひいっ!?」びくっ



蒼月「おかえり。捕まえたは良いけど上手く戻せなかったから ジジイの部屋に放しといたよ」けっ

魄哉「Σ何をですか!? 襖の向こう凄いブブブブ言ってるんですけど!?」えええっ






白「あのな やっぱお前腹から声出すのやめた方が良いと思う」離れてても耳じんじんっ

彬羽「手前が怒鳴らせるからどんどん声量増してくんだぞ?」ふんっ


千様「てか白君 硬直してたわよね?」

家康「おっきい音が苦手なんだろうねえ
基本動物だから」苦笑




小太郎「お前そんな蜂苦手だったのか?」わおんっ

テオドール「いえその。1度復活したのですが
起き抜けの彬羽さんの怒声にビックリして再度サラサラしておりました」ずぞぞぞ復活



粋「低い声であんだけ響くって凄くね?」まだ耳じーん。

シロ「もはや声まで武器なのだな」引。






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