小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月25日

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焔「お前らの中で女の扱い慣れてる奴 居る?」真顔。

粋「出てくるなり何ほざいてんだよ」



焔「いやな。
あ、説明ダルい
ほれ資料」どさっ

彬羽「おい。何故に俺だ」

焔「うちの上の孫 字読めねえし」

テオドール「つまり 白さんの管轄。
化け物絡みのトラブルに御座いますね」おやまあ。

焔「だよ。昔のよしみでって俺に相談来たんだけど これはどうにもなんねーわ」ため息。

彬羽「ん? コレがそんなに重要な話か?
要は面倒なヒス女の話だろ」資料がさっ

粋「へ?じじい何持ち込んで来たんだよ」


彬羽「問題は そのヒス女が海の大妖怪の娘だって事だが」うーん。

焔「おう、機嫌悪くなると 地元の漁師がゴッソリ居なくなるかもな」

一同(Σ度を越えてはた迷惑なお嬢っ!?)ひいいっ



焔「んでな 海の奴等ってほれ
海って生物の宝庫だろ? 定期的に集まって親睦を深めようって事になんだけどよ
その気難しい娘が最近縁談ダメになったらしくてなあ
その相手も来るんだと
粋「いやなんでそんなん開催すんだよ」


焔「海の奴等には海の奴等のルールがあんじゃね?知らねえけど」

彬羽「適当だな。」



白「つまり その集まりぶち壊して 気まずさごと吹っ飛ばせとかそういう話か?」はて。

焔「なんでそうなるんだよ。

あーその そういう状況だからその娘爆発させねえ様に エスコート?ての出来る奴居ねえかな?とな
お前らのルールじゃ人間巻き込むのは御法度なんだろがよ」



蒼月「へー。 で、その傷心のお嬢さんて美人?」にょきっ

一同「・・・・。」






蒼月「Σあ!ちょ 何すやめろ馬鹿出せよこらああ!!」

彬羽「釘!」

粋「おうっ」釘じゃらっ

テオドール「Σあのそれ私の棺桶に御座います!!」ひいいっ

白「新しいの買ってやるから」どうどうっ

彬羽「Σ女絡みでこいつが出てくると確実にこじれる!
人間に危害どころか村が沈むぞ!!」釘がんがんがんっ!


テオドール「くっ。 お気に入りだったのですが仕方御座いません」くうっ

白「だから新しいの買うってば」むう。

焔「日本の棺桶 でかい桶だけどな。」

テオドール「Σえ」

白「買うまでとりあえず味噌ので「Σ申し訳御座いません!入れません!!」




間。





白「話まとめると。つまり 海の中行けって事か?」むすっ

焔「そんなのお前に持ってくる爺ちゃんだと思うか?
警戒すんな 地上だから安心しろ」

粋「海の奴等なのにか」へー。

焔「あーほれ カニとか種類によっちゃ水中で溺れるからな
水の中の奴等のが基本高ランク妖怪だから 肺呼吸になって上がってくんだよ」

彬羽「どんな進化論だ。」




焔「で どうにかしてくれや
今時の若い女の感性とか爺ちゃん解んねえしよ」はーやれな)

白「んー。
それいつなんだ?」

彬羽「ん?
日次はと Σは 今日だと!?」資料ぐしゃっ

粋「Σげ、カラス今からバイトじゃね?」

彬羽「正直女絡みで役に立つ気はせんが お前らだけでどうにかなるのか?」物凄い不安っ

白「お前が来ても また胃に穴空くだけだけだと思う。」うん


テオドール「あの 粋さんコミュ力凄いですよね?
エスコート出来るのでは御座いませんか?」

粋「俺育ち悪いもん。お嬢とか無理無理っ」首ぶんぶんっ

焔「つか お前はよ 外国の貴族だろ?吸血鬼。」

テオドール「女性の扱い等解りません」きっっぱり。

粋「うん。 まあこんなだけど 結構ガキだからコイツ」

テオドール「バリッバリの未成年に御座います。
人で言う所の14歳から 頑張っても16. 7くらいと思って下さいませ」

焔「あー そりゃ慣れてちゃヤベえわ」うんうん。


白・彬羽(Σ思ってたより幼かった )




白「えっと。カラス行けないし

確認、そいつはかなり気の難しい女なんだな?」

焔「ん? おう。いっぺん見たこと有るが
甘やかされて育った世間知らずのワガママお嬢様って感じだな
いやー。 態度でかくて親に頭下げられたわ」苦笑。

白「そういうタイプか」ふむ。

粋「兄貴?」


白「爺、飛び入りで参加できる様に小細工しといてくれ。
そういう集まりなら正装しなきゃダメだろし。」くるり

焔「Σえ。 どうにかなるなら良いけどよ」

白「よし。粋衣装用意」

粋「Σえ?え? 兄貴行くの!? 行けるの!?」ええええっ




彬羽「おい。俺は行けないが 本っ当に大丈夫なのか?」

テオドール「そんなに心配ならバイトお休みされては?
彬羽「シフトに穴開けるわけにゃいかねえだろ。」即答。

焔「お前 優先順位おかしかねえか?」えー。








白「ま、バカラス来ない方が良いんだけどな。色々と」着付け中っ

粋「あのな 人命かかってるからな!
頼むから変な事は無しな!?」着付けせっせっ


白「あ。家康
下手打ったら人間に被害行くから 徳川のゴールドカード使うからな。」カードきらーん。

家康「Σ良いけど 何が有るの!?」えええっ


一同(Σ不安しかねええええ!!!)







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ーーーーーーー







彬羽「・・ で、どうだったんだ?」既に胃キリキリキリキリッ

粋「いやそれが

ターゲット すっげえゴキゲンになってたわ」困惑っ

彬羽「Σおお! あいつ いったい何をどうしたんだ!?」おおおっ



家康「あの テオちゃん?」

テオドール「我が主が思ってた数倍 ドドドSで有る事が判明いたしました」ショックで目うつろっ

家康「Σいったい何が有ったの!!」


焔「え?お前 まさか」冷や汗っ




白「あの手のタイプは プライドへし折ったら凄く素直になると思った。
んで当たってた」ふっ

焔「Σ穏便の意味よ!!」

粋「Σうちの兄ちゃん マジで怖えよおおおっ!!」こっちもショックでパニック!


彬羽「Σお前いったい何をした!?」冷や汗どぱっ

白「え。話して良「Σやっぱ言うな 胃に穴が空く!!」





焔「なんちゅーか。やっぱこういう所俺の孫か
怖っええええ」ぞわっ

家康「焔さん 若い頃酷かったんだねえ」うわあ。





千様「あら?おじいちゃんまで揃って何のお話ー?」

一同「何でもない。」

千様「何か有ったのね」はいはい。

粋「えっと、あんまり詳しく話せないつか話したくないっつか」

千様「良いわよ 無理に聞かないから

てか何でテオ君の棺桶こんな所で釘打たれてるの?」

彬羽「Σすまん!忘れてた」はっ

粋「Σやべっ
おーい!蒼月生きてっかー!?」釘べりべりっ!



蒼月「ぶはっ!死ぬかと思った!

あれ? 美女は? 俺の可愛い気紛れお嬢様はー?」きょろっ



がたんっ

蒼月「Σあっ」


かんかんかんかんっ



彬羽「釘打ち完了。」よし。

粋「川にでも流すか」ふっ




千様「え?お嬢様?

てか2人共怖いんだけど どしたの?」困惑っ

白「子供には刺激が強かったらしい。」

焔「いや 爺ちゃんも引いたわ今回のは」



テオドール(さようなら 私のお気に入りの棺桶。)しんみりっ





家康「で、ゴールドカードは何処で使ったの?」

白「その内請求行くから解ると思うぞ?」にやり。

家康「うん。見るの怖いなあ。」うわー。







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