小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月13日

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千様「Σぎゃっ何コレ 掛け軸の後ろに通路!」掛け軸ぺらっ

蒼月「元から図書室の隣の部屋にもあったじゃん」

千様「Σえ!何それ知らないっ」えええっ



小太郎「あーあの地下ダンジョンの入り口かあ」わおんっ

石燕「歴史上のガチヤバの呪いかけてくる人達封印してる所っすよねー」あーはいはい


千様「何?この家 地下にそんなヤバイのあるの?」

挿音「長い事居座ってるのに知らなかったのかよ」キセルすぱーっ


シロ「ん?ちょっと待て 封印という事はだ」

小太郎「ん?」わおんっ


シロ「千様の能力無効化がその範囲にまで及んでしまうと つまりはその封印も無効になるのでは?」冷や汗っ

挿音「あー。この世が魔界に沈むわ」

千様「Σたまーに忘れた頃やってたんだけど!?」きゃあああっ


家康「大丈夫大丈夫 今回の封印天海と石燕ちゃんのダブル作画だし。
千ちゃん自堕落だからあんな地下まで届かないよ」あっはっは。

千様「ちょっと何言ってるか解んないけどシバくわよ?」



小太郎「ダブル作画?」

石燕「魔方陣?じゃなくてえーと風水盤みたいなので 修繕するのにめちゃ作画コストがかかるんで御手伝いしたんすよ
いやー徹夜きつかったっすー」

シロ「完全に〆切前の修羅場だな」うむ。



挿音「つーかよ。
家の修繕の時によ 強度落ちねえなら多少アレンジ構わねーぞって言ったらよ
アイツら勘違いしたらしくて あちこち忍者屋敷みたいになってんだよなあ」うーん。


小太郎「それって 工事しにくいなら多少変えてもって意味だよな?」わおんっ

挿音「おう。多少遊び心有るリフォームしても構わねえに脳内変換されちまったみてえだわ」

家康「今年の新人忍は天然さんだねえ」うわおー




彬羽「成る程。俺の部屋の押し入れが回転するのはそう言う事か」凄く納得

蒼月 「一番使わなそうな奴の所に仕掛け作っちゃてるじゃん」うわあ


彬羽「一二三がパタンパタン遊んでるから良いと言えば良いんだが」うーん。

家康「良いの? お前はそれで落ち着くの?」


彬羽「高さ的に 俺が普通に使う分にはただの壁だからな」

挿音「からくり扉は上手い事 動く所押さねえと動かねえからな。」うん。

千様「新人さん達めちゃめちゃ腕良いんじゃないの?それ」


挿音「おう、大工の棟梁から引き抜かれそうになってるわ

ま、シャバで生きれんならそれもいんじゃね?」

彬羽「随分軽いな」

挿音「夜勤がデフォの公務員なんざ ガキ共にオススメ出来ねーもんよ」あっさり。




白「ふーん。からくり扉か」いそいそっ

粋「Σぎゃー!破壊神の好奇心がっ!!」ひいいっ

彬羽「Σ手前人の部屋壊すなよ!!」




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一二三「あれ? 白さんも遊びに来ただか?」

白「からくり扉があるって聞いてな
どれだ?」わくわくっ

一二三「ここの戸を えいって押すだよ。
押すのはおらが背伸びして届く此処等だな」ぐいっ


くるり


ぱたーん!



粋「おお!すげっ!」おおっ


一二三(壁の向こう)「こっちにちっさい部屋有るから 安心だべよー」


くるり

ぱたーん!
すたっ


白「おお。おかえり

ふーん。結構きっちりはまってるのによく見つけたな?」壁ぺしぺしっ

一二三「不自然な空気の流れ、
隙間の無いはずの方から風が来てたり やたらと風通しが良い部屋には何かのカラクリが有ると思えって 彬羽さんに教えられてるだ」どやっ

粋「あのカラス 何をどう想定して幼児にんな事教えてんの?」

一二三「女の子は常に色々気を付けなきゃいけねえらしいだ

ムズイだなあ。 えいっ」

くるり。ぱたーん!


粋(忍のからくり見破る時点で 安心安全だと思うけどな一二三。)うーん。


白「なあなあ。そっちの部屋 俺も入れるくらいか?」

一二三(壁の向こう)「充分だべー、何人か余裕で入れるだよ」

粋「あー 兄上やっぱやりたいんすね」うわあ。

白「お前もだろ
えっと。この辺に張り付いて こう?」とんっ

くるり。ぱたーん!

一二三(壁の向こう)「きゃー いらっしゃいだー」わーい。


白(壁の向こう)「へー。 ホントに思ったより広いな。
何日か住めって言われたら行けそうだな」ほうほう

粋「え。そんなに?
何でそんなの作ってんだろ」はて。


一二三(壁の向こう)「皆で遊ぶ為でねえだか?
ほらほら粋さんも来るだよー」きゃっきゃっ



粋「えー。
えっと、この辺かな?」どんっ


しーん。


粋「ん?違う?」

白(壁の向こう)「下手くそ。」ずばり。

粋「Σちゃんと説明聞いてなかっただけだしー!

えええっと!ここかな! ここ!!」どんっ


ぐるりんっ

がきんっ

粋「Σぐほあっ!!」


白・一二三(Σ挟まった!)びくっ


白「勢いよく回したら危ないだろ

えっと。こっちに回しきれば良いのか?」ぐいっ


粋「Σぐええええっ!」

一二三「潰れるべ!押し戻すだ!!」ひいいっ


白「あれ?
向こうに戻すのか。ぎっちり詰まって動かないな

せーのっ!」




ぐるりんっ ぱかっ!


粋「Σぶはっ!え 落とし穴!? ぎゃー!!」ひゅるるっ

白「この家構造どうなってるんだ?」ひゅるるるるるっ




床ぱたん。


一二三「・・も1個隠し扉有ったんだなあ」ほえー。





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シロ「Σはあ!?それで2人とも戻ってこんのか!?」

一二三「落っこちちゃったからなあ
どしたらいいべ?」むう

彬羽「何をやってんだアイツらは!」どたばたっ


家康「あれ?地下って例のダンジョン有るよね?」

挿音「この下色々ひしめいてるみてえだな。」うーん。

蒼月「床抜けんじゃないの?」一抹の不安っ




石燕「コマさん センサーでどこら辺に居るか探せないっすか? 床下なんすけど。」

コマ『お任せ下さい。
赤外線サーモグラフィモード!』ぶいーん。



シロ「Σまたオーバーテクノロジーが!!」

小太郎「まず赤外線って何だよ」わおんっ




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【その頃地下】


粋「あの、兄貴 コレって」冷や汗っ

白「とんでも無いもの見つけちゃったな」うん。




超厳重座敷牢どーん。


白・粋(いらん事したらぶち混まれる!!)冷や汗っ





粋「・・ひょっとして これガチ戦とか マジのヤバイの想定して作られてねえ?」

白「あー捕虜用か。
使う事あるのかな「有っちゃダメだろ Σ兄貴こら何処にでも潜り込まない!そこ牢だってこらあああ!!」





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