小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月17日

 

 

蒼月「想像が現実に?

あー 俺の催眠のキッツイ奴の事?」

家康「お前のは あくまで脳に錯覚させて感覚まで『無い物がそこに有る』と認識させるって奴でしょ?」


蒼月「実際それでダメージ受けるんだから 現実になってるのと変わんないじゃん」真顔っ

 

 

テオドール「Σあああ我が主から煙がっ!」ひいっ

粋「Σうちの兄貴 難しい話聞くとオーバーヒート起こすんだから
他所で話してくんねえ!?」ひええ

 

 


間。

 

 


蒼月「ふーん。つまり
分不相応な特殊能力を身に付けちゃった人間が居るの?」へー

 

家康「みたいなんだよ
いわゆる超能力っての

そんな神様みたいな能力、信じられないかもしれないけどさ」困惑っ

 


蒼月「龍脈と繋がってる うちの魔王様の前でそれ言う?
キゲン損ねたら 国ごとバーンだよ?」真顔

家康「今 その魔王様
オーバーヒートしてて 全く脅威感じないしなあ」うーん。

 

 

白「あいつ等の所だけ バーンてしてやろうかな」冷やし手拭い乗っけ

テオドール「Σそんな器用な事が可能なので御座いますか!?」おおおっ

粋「煽んな。
兄貴の加減の下手くそさ忘れたのかよ」

 


千様「で、 その万能ぽい超能力者が何をやらかしたの?」

家康「それがねえ
何でも思い通りだから、怖い物無しと言うか
物凄いチャレンジャーになっちゃったと言うかで」

 

 

魄哉「幕府潰して 自分が天下を取るらしいですよ。

と言う事で 本人に話聞かれてます

ほら、後ろ」


一同「Σえ!?」ずざっ

 

 

超能力者「ふーん。
僕を捕まえようとしてる奴等の所に瞬間移動! とかって願ったんだけど

軍隊とかじゃないんだ」へー。

 

白「こら お前、人の家に入る時はお邪魔します。だろ」むっ

 

超能力者「・・うん。ツノ生えてるし
さっきの話からして人間じゃないね
ケガしたくなきゃやめときなよ」ぷいっ

 


粋(あれ? 万能でも 兄貴はやっぱ怖えの?)

 

魄哉「ふむ。やはりそうですか
君の奇跡とやらを調べさせて貰いましたが

空を飛ぶ、体が鋼になる。
そして瞬間移動
全て『自分』にかかってくる物であり、他の誰かの存在、状態に作用する物ではありませんね」


家康「それ、充分凄くない?」ねえ

 

超能力者「だから何だと?
想像すれば全て可能になるんだ。

弾丸も弾けるし 毒の効かない体にもなれる
さっさと僕の前に跪けよ!」あっはっはー

 

魄哉「このとおり
会話の出来ない馬鹿ですんで、 想像なんぞ出来ないくらいメンタルぐっちゃぐちゃのトラウマ祭にして差し上げて下さい。」

蒼月「どんだけムカついてんだよ
アンタ 仮にも僧侶だろ」おい。

 


魄哉「仏の顔も三度まで、
仏罰と言う言葉も有ります。

でもって この国は僕がルールですから 遠慮無く アホは初見でシバき上げます」けっ

家康「天海 落ち着いて」どうどうっ

 

 

一二三「またド偉い事になってるだなあ」

彬羽「だな。教育に悪い
出掛けるか」すたすたっ

 


粋「Σあああ頭脳戦の貴重な戦力が!」

蒼月「あのカラス 口喧嘩弱いし、こう言うのは役にたたないと思うよ

ったく 仕方ないなあ」

 

家康「お!やる気になった!?」おおおっ

 

蒼月「一応聞くけど、
自分にしか作用しないって事は

今ここで俺が半裸の女の子達にベタベタされる的な そういうのは出来ないんだよね?」真顔っ

 

超能力者「他の奴には作用しないから
そもそも僕自身にも無理だねそれは。

しかし、虫なりなんなりを美女と見える様に 自分を作り替える事は出来る」どやっ

蒼月「マジかよ 俺の幻術と変わらないじゃん」

 

 

テオドール「虫って」ええー。

粋「楽しいのかよ それ」引。

 

蒼月「ふーん。なるほどなるほど

あくまで自分を万能にする能力か。
でもって、想像すれば現実になると

自信有るのか知らないけど、
これからやり合う相手に ベラベラ能力喋るのは敗けフラグだよ?」


超能力者「ハンデをくれてやったんだ
知った所で どう防

 

千様「ちょっとおお!
夏の着物出したら 縮んでるんだけど!
洗濯失敗してない!?」

あちこちギリギリぱつんぱつーん


超能力者「Σぶっ!!」

 

 

魄哉「知りませんよ
太ったんじゃないですか?」

千様「Σんなっ」むかっ

 

家康「あーその セクハラ親父になりたくなくて黙ってたけど

千ちゃん最近 『1部』だけ そのね。発育がね」

千様「あら? やだまだ育ってるのー?

どうりで肩がこると思ったー」ごきげんすたすたっ

 

魄哉「てか、洗濯くらい自分でしてください」

 

 

蒼月「今みたいなハプニングが有ると 頭真っ白になって何も出来ないんじゃない?」にやっ

超能力者「Σう、うっさい!
何だあの痴女!」

蒼月「男なら喜べよ

あー さては、偉そうだけど 世間には慣れて無いな?
猿山の大将ならぬ 自分の中では大将設定?」ぷーくすくすっ


超能力者「Σんなっ!」かちーん!

 

 

白「あ。これ逃げた方が良いな」

粋「Σえ」

白「だってそうだろ

自分をどうこうするので万能なら
俺みたいに 火、出せるようになるかもしれないし

超能力者「よっしゃ。それで行こう」にやっ

 


蒼月「Σ敵に妄想のヒント与えるのやめてくれる!?」


粋「ごめーん!兄貴は撤去するからっ!」

テオドール「はいはいはい!
向こうでお菓子でも頂きましょう!」

 


超能力「灰になれええ!!」炎ぼぼぼぼっ!

蒼月「Σだああ火は嫌いなのに!」

 

シロ「おい。何を騒いで「Σよっしゃあ!ナイスタイミング
丸焦げたくなきゃ氷出せクソガキ!」


シロ「は?
Σうお  ふんっ!!」氷ぺきぱきーん!!!


超能力者「Σ何っ!?」

 

シロ「あやつの炎ならともかく
この程度の火力、熱量なら どうと言う事は無いわ」

炎ぺきぱきぱききんっ!

 

超能力者「Σ火が凍った!?」えええっ

 

 

シロ「あまり室内で暴れるで無いぞ

全く躾のなっとらん」襖ぴしゃん!すたすたっ

超能力者「Σさっきから 何でこう扱いユルッユルなんだ! 
ガキ遊びに連れてくだの、奥で茶だのっ

万能だぞ!
こちとら万能なんだぞ!?」えええっ

 


魄哉「はじめに 自分で『自分しか』弄れないって暴露したからじゃありませんか?」

超能力者「Σはああ!?」


家康「うん。そのね
君の能力がね、よく解らなかったから相談したんけど

その蒼月は 人の頭の中まで弄くるからね。

ごめんなさいしたほうがいいよ」

 


蒼月「うん。その気になれば アンタに幻見せてそれ具現化させて ぐちゃ味噌ミンチにするのも簡単。」

超能力者「Σ何その反則!!」

 

蒼月「えー。能力的にはアンタのが反則だろ
相性最悪なだけだよ」にやっ

超能力者「・・くうっ! 」後ずさりっ

 

魄哉「この子に相談したの 失敗だったかもしれませんねえ」うーん。

家康「凄い頼もしいんだけどね」うん。

 

 

蒼月「ま、勝てると解ってる相手をいたぶる趣味は無いし
今の内に降参しなよ

ほら 役人の取り調べって アレ、実際は取り調べってより ただの拷問らしいしさ 」


超能力者「Σえ」


蒼月「汗凄いよ?具体的に想像したらまずいんじゃない?

 

ほら、さっきも言ったけどアンタが何かする前に 俺はアンタを壊せるんだよ

例えばそうだな。
アンタの全身を虫が這う。 そんな幻を見せたりー」


超能力者「へ? ええ」冷や汗っ

 

蒼月「どうしたの?
さっき虫を美女に見える様にする事もって言ってたじゃん?

まあ、美女ってのは大概怖いからね。てか女は怖いからなあ

百戦錬磨の俺なら 沢山侍らしたりしたら刃傷沙汰になるの想像しちゃうかなあ?」くすくすっ


超能力者「あ、あのっ」脂汗だらだらっ

 


蒼月「ああ。そんな大量の美人に滅多刺しにされたら 原型も留めてられないね。

もはや刺す所も無いか」


超能力者「Σぐわあああ!!!」どたーん!!

 


家康「Σうおおお!血柱上がってる!」ひええっ

魄哉「ガッツリ想像しちゃったんですねえ」あーあ。

 

 


蒼月「はい。終ーわり
蛇眼使う程のもんでも無かったね」あははっ

 

家康「Σ格の違いを見せつけたかっただけ!?
うお!誰か 飛天呼んで!医者医者ーーっ!!」ひいいっ

魄哉「気絶させれば思考も止まってダメージ防げますよ」

どすっ

超能力者「Σおうっ!?」ぐはっ

 

 

 


蒼月「あ、収まった。

よし千ちゃーん 
念のためコイツ能力無効化しといてー」


家康「Σあ、初めからそれで良かったんじゃ!?」

魄哉「徳川に喧嘩売って 無傷ってのは無しでしょう」真顔

家康「Σ確信犯!?」えええっ

 

 

白「あのな。
ここの奴等 無茶苦茶だから
ちょっと万能なくらいで 喧嘩売らない方が身のためだぞ」な?

超能力者「す、すみませんでした」かはっ

 

 

 

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