小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月16日

 

 

テオドール「父の日って 何すりゃ良いので御座いますかね」大真面目っ

家康「Σえっ

あ!そうか」はっ

 


白「サタンが親バレしたもんな。
いきなり親が出てきてもどうしたらだよな」うん。

テオドール「あの、一般的には何を
白「墓参りかな。」

テオドール「Σ申し訳御座いませんでした!!」ひええっ

 


家康「私も あれ?えーと
今川に人質に出されてたのはいくつ頃だっけ?
あははあんま接点ないや」へらっ

蒼月「蛇は子育てなんかしないよ」

シロ「養子に出された。
以上」ふんっ

 


テオドール「尽く 申し訳御座いませんでした」土下座っ

 

 

千様「悩めるのって贅沢な事なのよねー」苦笑。

粋「あ、そっか
姉ちゃんって 人造生物だから 親とか
千様「アタシ等を作った パパみたいなママ?なら一応居るけどー
どっちかと言うと殴り倒したいわー」のほほーん


蒼月「追求しちゃダメな奴だね」ああうん。

 

 

魄哉「父の日なんて 子供が元気に育ってる姿を見せられたら
それで充分じゃないですかね?」

 

千様「って。オカンが言ってるわよー?」

魄哉「お待ちなさい
父目線で物言ってもそれですか。」

千様「割烹着きて言われてもねえ」
魄哉「汚れなくて楽なんです。」

 

 

テオドール「元気な 姿?」うーん。

白「土産でも持って 西洋に遊びに行くか?」

テオドール「何となく気まずいので それはちょっと」


粋「あー。
まあ、 急に受け入れらんないよなあ」苦笑。

 

 

魄哉「まあ、そうやって悩んでる時点で 今は充分な気もしますが

それで お忙しい所を申し訳無いんですが
白君ちょっと 相談が」手招きっ

 

白「また 変な事してる妖怪が居るのか?」うえー。

魄哉「さすがのお察し。

天海大僧正としてお願いします
とっとと責任持って駆除なり何なりして下さいね 魔王様。」にこっ

 

 


テオドール「魄哉さん、金髪なのも相まって
ちょいちょいサタン様とダブるので御座いますよねえ」うーん。

家康「そこ、まだお父様呼びじゃないんだね」ああうん。

 

 

 

 

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彬羽「ふむ。バイト中に呼び出されたから何かと思えば」

 

白「海とか無理だ
どうにかしろ バカラス」くわっ

彬羽「必死か。落ち着けカナヅチ」

 

粋「もう泳げる気候だもんなあ
海妖怪も活発になってんのかな?」

テオドール「あ、ホントに 海水が程よい温度に御座います」手突っ込みちゃぷんっ

 


粋「日差しが強いから 気をつけろよー
また灰になんぞ」苦笑

テオドール「で、御座いますねえ

日傘がうざっとう御座います
・・面倒なので!」血液アンプルぐびっ


どろんっ!


粋「Σいきなりブースト!?」えええっ

テオドール「我が主は水がお嫌いに御座いますし
その分私が 全力サポート致しましょう
彬羽さん 何をどうすればよろしいので御座いますか」コウモリ羽ばっさばさっ


彬羽「いや、張り切るのは良いがな

出るのは黄昏時、つまり夕方ぽいんだが」

テオドール「Σ準備が早すぎた!」

 


白「俺の血
また 無駄に減ったな」遠い目。

粋(テオ、今のは単に喉乾いてただけだろうなあ) 

 

 


間。

 

 

【夕刻】

 

 

波ぱしゃんっ


ぎいいいいっ

 

 

テオドール「あ。オーソドックスな幽霊船に御座いますね」おや

粋「Σ思った数倍ホラーが来た!!」ひええっ

 


白「足場が有るなら問題なしだ」しゃきっ

彬羽「下手に駆除したら 船も足場も消えると思うが

白「よしテオ 後は頼んだ」キリッ

テオドール「Σおおお!名指しっ
かしこまりして御座いますっ!!」感激っ

 


粋「あの、何でテオ?
あんま張り切らせると まーた悲惨な事になる気がするんだけど」ひそっ


白「ん? 気が付かないのか?」

粋「何が?」へ?

 


彬羽「成る程。

どう見ても日本の船じゃないが」ふむ

白「前にお前が言ってた がれおん船? て奴だろこれ」


粋「ん?  Σあ!そういう事!?」はっ

 

 

 

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ジルケ「Σげ。何これ!」ひえっ

スケープ「サタン様に
日本から 贈り物に御座います」

ジルケ「贈り物?
え? 領海侵犯でガチギレされてるとかじゃなくて?」

スケープ「あ。領海侵犯については 普通に徳川幕府からクレームは来ております」

 

 


サタン「血染めの幽霊船にリボンかけるセンス。」うーん

 

スケープ「乗組員は 刃物傷で偉い事になっておりました。
日本の船がぶつけられて沈んだりしてたらしいので しゃーなしですな」

ジルケ「つか、どうやって運んだの コレ。」引

 


サタン「成る程成る程

いやー。とってもらしい父の日の贈り物だなあ」へらっ

ジルケ「サタン様
隠し子 いったいどんな子なの?」ねえ。

 

 

スケープ「親子揃って 血の好きな方々で」はっはっは

ジルケ「えー 吸血鬼じゃないんだからさあ」


スケープ「・・ 貴女は何故に気付かんのですか」

ジルケ「へ?」

 

 

サタン「来年こそは パパと呼んでくれるかなあ」ボソッ

ジルケ「サタン様
それ、日本では鬼が笑うって言うってテオが言ってたよ?」あははっ


スケープ(だから 何故に気付かないのですか。)ええー



 

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