小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月25日

 

 

 

家康「暖かかったり寒かったり 安定しなくてやだねー」寝癖っ

蒼月「なんか疲れるよねー
気温に振り回されて気合い入んないって言うかー」だーらだら

 

コマ『アンタ等いつもやろ』カタタッ。

 


千様「ちょっと誰か 洗い物してー
彬羽君が早出だから流し台エグいわよ」ごろーん。

小太郎「自分でやるって選択肢はないんだな」わんっ。


与一「ぶったるんどるな」ふよふよっ

コマ『パピーが見たら蹴っ飛ばしそう

 

あ。お客さん』カタタッ

 

 

 

石燕「Σうっお サタンさん!? いやルシファーさん呼びのがいいんしたっけ!?

え?え?まさか1人で!? つか普通に玄関から!?」えええっ

ルシファー「ん?近くに来たから遊びに来たのだけど
日本では玄関から入らないのかい?」おや。

 

 

蒼月「Σアポ無しで西洋の魔王襲来!?」えええっ

家康「Σ千ちゃんそこ退いて 座布団座布団!あ湯呑みは「Σだから洗って無いってば!」

どたばたっ。

 


小太郎「いらっしゃい
今日は 白も彬羽も表の仕事出てるぞ」わんっ

ルシファー「ああ。人としての仕事の方か
東の方は本当に人間に近く生きてるんだね

よしよし。利口な犬だね お手。」

小太郎「わんっ。」お手っ

ルシファー「おお。大きいだけでなく利口な。
あ、人の殿様、オヤツやっても良いかな?」


家康「Σどうぞ!!」ぜーぜー。

ルシファー「なぜに汗だく?」あれっ

 

千様「相変わらずマイペースな人ねえ」座布団どっこらしょっ

蒼月「つか犬好きで良かっ Σあ」湯呑みつるがしゃんっ!


ルシファー「おや。何なら手伝「Σいや良いから!俺が怒られるから!!」ひいっ


コマ『他所の王様怒鳴るのも大概あかんやろ』カタタッ


ルシファー「君は西洋で言うゴーレムかな?
ん?パペット?」

コマ『西洋だと 夜中に包丁持って徘徊する奴ですな』カタタッ

ルシファー「あーはいはい。
万国共通で居るんだねえ」ほー。

 

 

石燕「良し。彬羽さんと魄哉さんに なる早でよろしくっす」

伝承鳩「ぽぽー。」ばささっ

 

 


ーーーーーーーーーーー

 


ルシファー「やあやあ 東の、
お久しぶり」にこにこっ


白「またいきなりだな」

ルシファー「私等みたいのは これくらい軽く生きてないと肩書きの重さで潰れるだろ?」

白「気にした事無いけど重いのか?」ふーん。

 

 

粋(東西魔王 タイプ違えど深く考えない性格か) うわ。


ルシファー「やあやあテオドール久しぶり
元気してたかな?水に当たったりしてないかな?」にこにこっ

テオドール「お久しぶりに御座います
もう早くも数年此方で生活しております故 水等は問題は御座いま
「そうかそうか あ、読み書きはどうかな?上達した? 国に居た時はよく棺の縁に後頭部ぶつけて脳震盪起こして運ばれたりしてたけど大丈夫かな?
今な事があっても棺に閉じこもってないかな? 過ぎた夜遊びはしてないかな?

それとそろそろニンジンは食べられる様になったかな?」

 

粋(Σ過保護系魔王!?)ぎょっ。


彬羽(まあ 隠し子が単身他の国に出奔かましたらこうもなるか。)ふむ

 

テオドール「あのニンジンは元から食べられるので御座いますが?」えーと。

ルシファー「Σえ」

 

彬羽(気にはかけてるのに いまいち解ってないってのがまた不器用な。)

 

 

ルシファー「えっと。
ついでだし ちょっと駄弁って行くかとね」

白「大丈夫か?」

ルシファー「うん。ちょっと旅の疲れがね」ふっ。


粋(近くに来たからちょっとって、ダチ感覚なの?)えええっ

 

 


魄哉「ん?そんななら 僕、この席にお邪魔してて良いのですか?」えーと。

彬羽「どうせだから 人方面でもこの国のトップと話したいって事でな」


魄哉「それ会談って言いません?」おや?

彬羽「東西の魔王が会話するなら立派に会談だろうが。」

 


ルシファー「いや 適当で良いよ
今回うちのお付きのスケープは 隣の国でまいて来たし」しれっ。

テオドール「Σスケープさん 海の向こうに放置に御座いますか!?」ええっ


粋「あの 誰?」挙手っ

彬羽「ルシファーのお付きの ヤギ型悪魔だ。
堅物で良い奴なんだが

(ん? ヤギは西洋でゴート  
スケープゴート  か名前!?)」


ルシファー「お。気づいたね

人間達に大事に育てられて生け贄に捧げられて闇落ちしたヤギだよ」

スケープゴート : 身代わり、生け贄の意味。


与一「さらっとエグい事言ったな」うわ。

 

 

白「口煩いから置いてきたんだな」うん

テオドール「ああ、彬羽さんや私達がよく置き去り食らうアレに御座いますか」ふむ。


蒼月「魔王ってこんなのばっかなの?」ええー。

 

 

ルシファー「という事で肩の力を抜いて行こう。

まずは

近頃こちらでは 人間側が魔族にも軍事介入しろしろと煩いんだけど
アレどこまで介入して良いと思う?」真顔っ

白「全っ然肩の力抜けない話題だな」

 

魄哉「そこは適当に誤魔化しつつ
可能な限り介入はやめた方がよろしいかと。


この手のお話は初ですが、恐らく多数の国相手に『魔族』なる種族が契約してしまっている状態なので
下手に介入すると 泥沼化した時にどちらの味方だ的な話、そこから双方より矛先を向けられる事にもなりかねないかと」真面目っ

 

ルシファー「うん。やはり この国の政治家を巻き込んで正解だった」

魄哉「Σあ。今のはこの国の政治家としての言葉ではなく
僕個人の意見ですのでっ!」

 

ルシファー「うんうん この国を巻き込む気無いから

むしろ 今回話聞きたかったの こっちなんだよ 
人外の頭脳で人間の政治の当事者してるし、いや助かるなあ」うんうんっ

 


白「ん?じゃあ俺退いとくか?
話してる意味よく解らないし」


ルシファー・魄哉「いえ、そのまま座ってて下さい」
白「なんでだ。」えー。

 

 


テオドール「さすがに ほぼ初対面同士で ガチで話すには内容重すぎに御座いますよね
我が主、おられるだけで謎の安心感が御座いますし」苦笑。

粋「つか そうと煮詰まってたんだな。
海外まで相談に来るって」うえー

 


彬羽「大将ってのは孤独な物だからな
てっぺんに立てば 同じ目線で相談出来る奴すら居なくなる」ふむ。

 

家康「そう言う物?」※将軍。

彬羽「いやお前は特殊と言うか」困惑っ

 

 

コマ『大将と言うと 鬼族なら酒呑童子さん。カラス天狗は飛天さん、徳川忍なら挿音さん。』さらさら筆談っ

与一「孤独 か?」うーん。

 


彬羽「すまん。 俺の認識が間違っていた」あっさり。

千様「彬羽君 めちゃめちゃ素直よね」ああうん。
彬羽「言い返し様がねえだろ こんなの。」

 


小太郎「けどな
大将ってのは 本当に頼り辛いのはあるぞ
下手に頼りまくると 下が頼りにならない奴って思っちゃうしな」わんっ

 

石燕「ああ 小太郎さんも裏山の山犬達のボスっしたね」

小太郎「だぞ。この家 大将多いよな」わおんっ

 


蒼月「そりゃ んな二足歩行で喋り倒す犬が居たら 普通のワンころ逆らおうと思わないよね 
そりゃボス犬だよ」ああうん。

 

テオドール「ボスは頼ってはいけないので御座いますか?」

 

小太郎「全くじゃないけどな

ほら妖怪の世界をもっと極端にしたのが動物の世界だ。

だから うちのボスは何があっても動じない。くらいの認識でいて貰わないと 群れの奴等は安心して繰らせないんだよ」わおんっ

テオドール「ふむ。 なかなかヘビーに御座いますねえ」


蒼月「えー 動物のボスって基本ハーレムだし もっと気軽な物じゃないの?」

 

小太郎「お前も蛇だろ」わんっ

 

蒼月「蛇は種類に寄るけど 基本集団作らないもん

沢山居ると餌場カブるじゃん?」

 

粋「うわ。リアルな野生の王国」

 


小太郎「まあそんなこんなで
ボスってのは 腕っぷしも強くなきゃダメだし、考え方も正しくなきゃダメだ
犬の世界でも たまーに暴君が群れの奴等にボコボコにされるとかあるしな」わんっ

 

粋「Σマジか!」


小太郎「有るぞ

でもどんだけ正しい犬でも 喧嘩弱かったらただの肉だ」わんっ


千様「あら シビア。」うわー。

 


テオドール「それはひょっとして 妖怪の世界でも?」ちらっ

 

彬羽「だな。

むしろ妖怪の世界のがその辺極端だろ」

粋「Σえ。 兄貴ってひょっとしてめちゃめちゃキッツい立場!?」

彬羽「今更か

まあ キッツイと言えばキッツい立ち位置では有るが

あの通り 何も考えてないんで
キッツイとも何とも感じて無いだろ」ほれ。

 

 

白「Σあ。ババひいた」

魄哉「Σマジですか  うわ 無表情だけにキツい」

ルシファー「いやー トランプ持ってきて正解だったね
スケープと2人だと ひたすらババの押収でねー」はははっ

 

蒼月「いや 会談どうしたよ。」

 

 


魄哉「さくっと終わって リラクゼーションタイムです」


ルシファー「参考意見は貰ったし 今悩んでもどうにもならない物は その時悩もうだよ

Σう。ババ来た」

白「だな。無駄に考えたら禿げるぞ

あ。ババだ」

魄哉「ババひいても言わなくて良いんですよ Σあ」

 

粋「ババが世界一周してね?」

石燕「既に六週目っす。」きっぱり


蒼月「手の内バレバレじゃん
トップ3人がそんなで良いの?」えー。

 

 

ルシファー・白・魄哉「・・・。」

 

 

ルシファー「じゃあちょっと本気でやろうか?」キリッ。

白「言わなくて良いなら別に勝てるし」うん。

魄哉「おやおや 遊びでムキになるのはどうかと
しかし お望みと有らば」にっこり。

 

家康「うん。本気は良いけど喧嘩しないでね?」

 

 


千様「なんか この人達は大丈夫そうねー
ボス犬として」

小太郎「だな。
ちゃんと尻叩いてくれる副官居るし」わんっ

 


スケープ「あああ やっぱ此処におられたっ!」よろよろっ

テオドール「スケープさん お久しぶりに御座います!

Σえ。ちょ何故にずぶ濡れ!?」

 

スケープ「これはお久しゅう御座います
いえちょっと また置いてきぼりを食らったかと つい慌ててしまい海をザブザブと「Σ泳いでらっしゃったので!?」ひええっ

 


小太郎「・・副官て ホント大変だな」わおんっ

彬羽「俺でもあそこまで苦労してないな。」ふむ

一同「Σえ」

 


コマ『慣れって怖い』カタタッ

 

 

 

家康(あ、また天海ババひいた。

え?何 この人達全員 ポーカーフェイスでババだけひいてない?
有る意味凄っ)

 

 

 

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