小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月10日

 


家康「Σぎゃああ冬なのにオバケええええーーっ!!」ひいいっ

 

蒼月「飛頭蛮だよ。
また何処かの抜け荷船が間違って運んで来たんじゃないの
つか寒いから障子閉めろよ」さむさむっ

家康「Σ空飛ぶ生首見て余裕だなこの子はっ!!」腰抜かしっ

蒼月「冬じゃ無きゃ食えるもん
蛇だし」しれっ

家康「Σ悪食っ!」うぷっ

 


与一「仕留めるか?」弓すちゃっ

石燕「んー。 いや下手に手出す事無いと思うっす
ボス出て来たっすし」

 

粋「ぎゃー!ぎゃーっ!!
Σうわ兄貴そっち行ったあああっ!!」ひいいっ


彬羽「ビビりの癖になんで飛び出したお前」困惑っ

白「三つ首の飛頭蛮とか初めて見た
頭バーベキューだな」炎ぼぼっ


粋「Σ真顔で怖い事言ってる!!」ひいっ

 


テオドール「我が主に牙を剥くとは100年早いっ!」

木槌でがいんっ!

飛頭蛮「Σあうっ!?」


白「Σ!」びくっ

 


テオドール「この方噛まれるのとかホント苦手なので御座いますよ!
私もちょくちょく警戒されてると言うのに図々しいっ!!」
木槌がっすんごっすんっ

彬羽「Σこら落ち着け!
木槌はやめろ 絵面が酷い事になってるぞおい!!」

 

テオドール「これは見苦しい所を。申し訳御座いません

すぐに仕留めます故」五寸釘キラーン。

飛頭蛮「Σひいいいいっ!!」

粋「Σ待て待て待て待て!頭に直で釘はやめろ怖っええええええーーーっ!!」うわあああっ

 

 


間。

 

 


白「お前 いつも五寸釘持ち歩いてるのか?」びっくり。


粋「Σ突っ込む所 そこ!?」

 

テオドール「生きていると呪いたい相手にぶつかる事も多々に御座いますので
その点 魄哉さんに頂いたこのお下がりは便利に御座います
ほらベストの裏側だけでこんなにポケットが」にっこり。


家康「天海?」

魄哉「僕はダイレクトに凶器隠し持ってましたがね」ふっ

蒼月「今も袈裟の袖にめちゃめちゃ仕込んでるもんね」ああうん。


千様「物騒な坊主よねー
今も何か持ち歩いてんの?」よいせっと

魄哉「躊躇無く 人の袖に手突っ込まないで貰えます?」困惑っ

 


千様「あの。なんか大太刀入ってたんだけど?」ずるりっ

魄哉「収納得意なんです」しれっ

蒼月「ジジイ 質量保存の法則って知ってる?」

 


家康「何が凄いって 1つ2つじゃ無いんだよねー
ほら 捕縛用の鎖もやっぱ持ってた」
袖から引っ張りじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらっ

一同(Σ四次元袖!?)

 

彬羽「重くねえのか?」

魄哉「なんやかんやで鍛えてますので」


白「あれ全部入れられて破れない袖の生地が1番凄いんだと思う」

粋「Σ確かに!!」はっ

 

 

家康「あの、テオちゃん?
普通は真似出来ないと思うよ」

テオドール「? ?」日除け傘懐にぐいぐいっ

 

 

 

間。

 

 


挿音「つーかよ。
これ 何キロ有んだよ」袖から出て来た物騒な物ずしりっ


千様「忍が引くレベルなのねー」あらあらっ

魄哉「入るなら入れときゃ安心じゃ無いですか」

彬羽「成る程 常に台所の脇に調味料の備えが積み上げてあるわけだ」納得。

魄哉「急に値上がりしたら困るでしょう?」

粋「幕府の実質最高職なんだから 値上げの時解るだろお前」えー。

 

家康「オカンってやたら何やかんや溜め込むよね」苦笑。

石燕「あー お菓子の箱やら貰い物の容器とか
いつか何かに使えそうって溜めてるイメージっすね」

挿音「うちの押し入れじゃねえか」キセルすぱーっ


白「ゴキブリ沸くぞ。」

魄哉「・・捨てます」冷や汗っ

 

 

粋「でもよ。コレ
袖の強度もだけど 袖に入れて動き回ってるのも大概じゃね?
めちゃ重いだろ?」ずしっ


挿音「まあ、親父は見た目ナヨいの気にしてこっそり筋トレしてる系だしな」ボソッ

粋「Σ修行!? コレ常に重量装備着けて生活的な修行なの!?」えええっ

挿音「残念ながらバーベルだろがダンベルだろが 人間仕様だと微塵も効果ねえんだがなー。」遠い目

 

テオドール「あれ?魄哉さんて
見た目が伴ってないだけで 彬羽さん並のパワー系だったり致します?」

彬羽「Σえ」

白「あ、そっか。指で数珠弾いたら家康の鉄砲みたいになるし」ふむ。

 


魄哉「安心して下さい
僕は 白君のマジギレ業火食らったら生きてる自信有りません」にこっ

彬羽「Σ俺も無いわ!!」

 

白「バカラスはギリ死なないと思う」うん。
彬羽「Σんな信頼要らねええええ!」うがあっ

 

 

挿音「昔から無茶な親父とは思ってたけど かこまでかよ」キセルすぱーっ

家康「うん。天海強いから」うんうんっ

石燕「ああ。戦国で色々見たんすね」察し。

 

 

コマ『と言う事で センサーに異常有り。
侵入者です』袖からにょきっ

一同「Σうっぎゃーっ!!」びくううっ

 

魄哉「Σコマ!? え。いつから入ってたんですか!?」

コマ『袖に色々収納してるの辺りから
まだ何入れてるの うわー! 的な流れを期待してたら 誰も気づかんかったがな』カタタッ


石燕「何してんのかと思ったらそう言う」成る程

魄哉「Σ気付いてたなら言って下さいよ!!」

石燕「Σいや普通重さで解るっしょ!?」

魄哉「すみません!もはやこれくらいじゃ誤差なので解りませんっ!!」

 


千様「誤差なのね」うわ。

挿音「ヒトガタからくり1体がかよ。」

 


白「ま、良いや

侵入者ってまた妖怪か?それとも人間か?」

コマ『行動速度から見て 人間かと。結構そこまで来てます
まーた家康さん狙いですかね』カタタッ

 

挿音「しゃーねえ。とっととシバき上げるか」やれやれっ

 


魄哉「あ、僕やりますよ」

挿音「あ?」


魄哉「正確には僕とコマで ですかね。
じゃこのままやりましょうか」

コマ『あいあいさー。』


家康「Σん?コマちゃん袖に入れたまんま!?」

 


魄哉「コマ 生体反応に向けてゴーです!!」びしっ。

コマ『ふぁいや。』


内蔵ランチャーずどむっ!

 

曲者軍団「Σぬわーっ!!!!」

 

 

煙もうもうっ。

 

 

 


魄哉「・・良いですねコレ

何か 僕が腕からランチャー撃ってる気分です」ごきげんっ

彬羽「良いか?それ」引。

魄哉「ロマンじゃないですか」即答っ

 


コマ『このまんま パピーの袖に住もうかな』カタタッ

白「うん。さすがに袖こんもりしてるから無理が有ると思う」

与一「ファザコンからくりめが」うわ。

 

 


テオドール「えーと。色々収納する様になるには まずは筋トレからと言う事で?」えーとえーと。

粋「お前まだやってたの?」わお


千様「良い子は真似しない方が良いと思うわよー?」

 

 

 

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