小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月20日

 

 

 

彬羽「ほう。面白い研究だな」ふむ。

魄哉「でしょう?
前からそう言う噂はあったんですがね
今回科学的に調べてみようかと」にこにこっ


彬羽「それは良いが お前政務は「仕事の間のストレス発散です」

 

 

 

彬羽(仕事の合間に研究?

政治家は解らん) うーん。


千様「彬羽君、そいつに常識は通用しないわよ」ジト目っ

 

 

テオドール「で、何の研究に御座いますか?
あ、仕事のストレス発散となりますと 効率的な拷問とか?」

魄哉「グロ耐性無いのに目をキラキラさせながら言わないで下さい
どんな息抜きしてると思われてんですか」えー。

 


彬羽「ん? じゃあ何なんだ?」はて?

魄哉「え。君もですか?

えーとですね。簡単に言うと

俗説、『赤毛は痛がり』 は本当か否か」ずばりっ

 

粋「Σなんで皆してこっち見んの!
俺のは茶髪茶髪!!」ひえっ

 

テオドール「西洋の赤毛とは違いますが、日本人基準で見れば赤い方では」ふむ。

粋「Σぎゃああ実験対象にされる!
兄貴ヘルプ!」ひええっ

 


白「やる事結局拷問だよな?」

魄哉「いえ。別に普通の人と赤毛の人ブっ刺して 反応見るとかじゃないですからね?「そこまで言ってない」


粋「Σ無視の上 すっげえ話してるし!!」ひいっ

 


彬羽「科学的になら
痛みを感じる機能が 他の奴より優れてるとか
そこらを細胞レベルで見るとかじゃないのか?」

魄哉「そんな感じですねえ。

対象者には ちょこっと皮膚片とか提供して貰う事になりますが」

 


粋「爪1枚とかまでなら 頑張れるけど?」えっと

魄哉「頑張らないで下さい。いりません
てか、君 赤毛じゃないんでしょうが。

ちょっと針先でチクッとする程度ですよ」

 

 

 

白「Σえ゛」びくっ


彬羽「痛みに弱いんならこっちじゃないか?」

テオドール「あー確かに。
普段ほぼケガされないだけに 痛がりな気も」苦笑。

 


千様「白髪って 痛みに弱いとか言われてるの?」

魄哉「そもそも 完全な白髪って 人間の中にはそんな居ませんからねえ」うーん。

 

彬羽「そうか。人間基準

ん? お前も半分人間だったか そういや」

白「あ。忘れてた」うん。

 

 

テオドール「色と痛がりで御座いますか。
あれ?色情報のアレコレまで 人間と妖怪って違うので御座いましょうか?」ふむ。

 

魄哉「あ、その辺も調べたいですね

白君のもちょっと取らせてくれません?
大丈夫です チクッですから
ホントにチクッだけ」じりじりっ

 

彬羽「Σうおコラ人に登るな! 暴れるなこらああ!!!!」

 

 

 


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大江山


魄哉「すみません!ちょっと!表面ちょっとで良いんで!!」

酒呑童子「Σぎゃああ何だ生臭坊主!
鋭利な物構えて来んなああ!!!」ひええっ

 

 

粋「あー。確かに赤髪」うん。

茨木童子「あのー。
ごめん どういう状況?」困惑っ


テオドール「相手は知的好奇心の塊に御座います故、研究材料が揃えば満足するので御座います。
我が主から目を反らさせる為に御座います
ちょびっと犠牲になって下さいませ」

茨木童子「真っ直ぐ人の目見て言う事かな?」

 

 

彬羽「すまん。
あのアホを追い詰めると 龍脈が爆発しかねんしっ」くうっ

ダミアン「火が消えないなら 写し変えるしか無い と言う奴か」うーん。

 

人魚「酒呑童子さーん 頑張ってくださーい
チクっで済むそうですよー」

酒呑童子「Σチクっで済むじゃねえ!誰か1人くらい助けようとしやがれ畜生っ!!」ひええっ

 

ダミアン・人魚・茨木童子「無理。」

 

粋「兄貴やカラスでどうにかなんないくらいだしなあ」


魄哉「はいはーい。チクっですから

後世の為にデータ頂きますね」にこっ。


茨木童子「あ、追い詰めた
鳳凰こっわ」おおっ

 


酒呑童子「いやあの 後世のって人間のだろそれ
俺の細胞取ったって Σちょ待て待て待て

ぎっやああぁぁーーーっ!!!!」

 

 


テオドール「既に痛がりは確定では御座いますね」おや。

白「あれ?じゃあ これで終わりか?」コソッ

彬羽「いや、科学的にアレコレ言ってたからな

複数から細胞を取って そのサンプル全てを・・・」

 


粋「あのそれ 統計取るんなら

他にも複数の痛がりの赤毛からもサンプル取らなきゃいけなくね?」

彬羽「だな。」うわ

 

 

テオドール「ちなみに私 髪は黒と紫に御座いますが提供致しました」にこっ

白「Σえ」

テオドール「たいした事御座いませんでしたよ?
一時的に 灰にはなってしまいましたが」

 

ダミアン「メンタルは瀕死になったのだな」引。

 

 


白「白髪のサンプル要るか?」どきどきっ

魄哉「Σえ゛」


粋「あ、要らん負けん気出した」

 

 

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千様「で、白君 へばってるのー?」あらあらっ

家康「そこまで?」ええー。

 

 

焔「で、俺にも皮膚片貰いたい と。」ええー。

魄哉「是非!」メガネきらーん。

 

焔「うわ。この手のマッドサイエンティストは面倒いんだよなあ
えー。その針でほじくんのかよ」うええっ


千様「やっぱ焔さんもこう言う無理?赤毛あるある?」あらー

焔「赤毛関係なく体ほじられたかねえだろ
つーか 俺はあの痛がり魔王の爺ちゃんだぞ?」

 

 

魄哉「隙あり

はい。痛くなーい」ぷちっ

焔「Σっだあああーーっ!!!」

魄哉「はい終わりますからねー
はい深呼吸。 すってーはいてー」

 

 


粋「つか 殴る方で殴られ慣れてなさうなのばっかから集めても意味なくねえ?
こう言うのって結構慣れだし」真顔っ

魄哉「Σ確かに!」はっ

 

千様「あー 粋君って 普段痛い目にばっかあってるから
爪くらいならーって感覚になってたのねー。」成る程っ

家康「いや慣れても 爪は無理でしょ普通」

 


焔「Σ爺ちゃんが痛い目遇う前に言ってくんねえかな!」いててっ

粋「今思い付いたんだからしゃーねえだろ!」

 

 

魄哉「んー。となると ケガばっかしてる赤毛ですか

えー 何処に居るんですかね?」ふむ。


蒼月「そんなの更に痛め付ける気かよアンタ」引。

 

 

 

白「赤毛の妖怪達に、しばらく外に出るなって知らせ送っとけ」ひそっ

彬羽「だな。この国じゃ 赤毛の人間なんぞそう居ないからな」頷きっ

 

 

魄哉「あっ!名乗り出た赤毛の人には金一封! とかってお達しでも出しましょうかね」手ぽんっ


家康「うん。徳川の権限無駄に使わないで」

蒼月「つかとっとと仕事しろ。 また溜まってんじゃないのー?」

魄哉「Σはっ!!」

 

 

 

白「結局1日サボってたな」

家康「年末はね。

毎度激務で壊れてるよね」うん。

 

 

 

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