小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月28日

 

 

 


屋根の上しゅぱっ!


挿音「ったく『なる早でお願いします』
じゃ、ねえっうの

証拠集めからってなめてんのか つかこの町治安悪すぎ

ん?」


テオドール「Σげ!!」

 


どかっ!!

 

 


粋「Σあ。空中交通事故!」ひえっ

白「だから前見て走れって言ったのにな」あーあ。

 

 


間。

 

 


白「家に忘れ物しててな。
速さなら任せろ 大通りだと人にぶつかるから 屋根の上行くって言うから任せたんだけどな。」えーと

挿音「おう。 土蔵の影から飛び出しは辞めようや」ボロッ

 

粋「あーあ。高い所で飛び散ったから 蘇生時間かかってるし」ひええっ

 

灰の塊うごうごっ。

 

挿音「今ちと調査中でよ。
この辺は忍の通りも多くなるからよ

しばらくは屋根の上も気をつけてくんねえか?」

 

粋「あーそりゃ危ない。
お前じゃなきゃ 反対に忍の方が跳ねられてたろうしなあ

起きたらテオにも言っとくわ」うんうんっ

 


白「でも、意外と避けられないんだな 服部半蔵なのに」ぼそっ

挿音「お前ら人外の高速移動を目視で捉えられる時点で人間技じゃねえからな?
なめた事抜かしてっとシメんぞ手前。」ああんっ?

 

粋(魔王にその口叩ける時点で とっくに人間じゃねえよ)

 


白「じゃあ この辺の妖怪達にも 飛び出し禁止って言っとかなきゃな」ふむ。

 

テオドール「で御座いますねえ。
曲がり角でぶつかって ロマンスどころかホラーが始まるのは如何な物かと」ざらざら復活っ

粋「お。おかえり。」

 

 

白「この辺 夕方になると 飛頭蛮とかも結構飛んでるしな」うん。

粋「Σえ。生首飛んでんの!?」ひえっ

 

挿音「いや通り道に居るな って話で
其処らで飛んでる分には構わねえんだけど?」

粋「Σ構わねえの!?」えええっ

 

 

テオドール「あーいえ。
妖怪にも『道』の概念は御座いますので

空飛ぶタイプの者は 結構この屋根沿いに移動する個体が多く 
実質、此処の壁の上はモノノケの大通りなので御座いますよ」


挿音「あー。良く有る怪談で 塀の上を火の玉が移動 っての
なんで水平移動してんだと思ってたら 道認識かアレ」ほうほうっ

テオドール「で御座いますねえ
子供がやたら 板の上やら歩きたがるのと大差無いかと思われます」


白「そういやお前 
またドブ板の上歩いてて 腐ったの踏んでハマったって
粋「Σ有ったらやりたくなるだろ!?」

 


挿音「あー 霊の類いも霊道とかって 通り道決まってるもんな。
マジか ややこしい所で道カブっちまったか。
こっちも気を付けねえとな


じゃ 俺は仕事戻るわ。
お前もケガすんなよ。」肩ぽんっ

粋「Σ妙に優しいのが辛え!!」

 

 

テオドール「さりげにオカルト知識を披露されて行かれましたね」おやまあ

白「霊感強くもないけど 気迫で幽霊ぶん殴れるからな。あいつ」うん。


粋「忍怖え。
なんでんな真似出来んだよ」ひええっ

テオドール「生きてる人間のがよっぽど怖いからでは?」

白「怖さの意味が違うけどな」うん。

 

 


ーーーーーーーーー

 

 


忍A「Σ何い!それは本当か!
急ぎ お頭にお伝えせねばっ」

 

忍B「Σ待てい! 
下手に走ると事故るとお頭から御達しが有った所だろうっ」

忍C「あのそれ 事故って屋根の上でなんで事故?」

忍D「他派閥の忍とか?」

忍E「あー あり得る
安全運転で伝令しろよ」な?

 

忍A「Σ安全な忍って何!?
他の忍なら さすがにお互い避けられるだろ!
とにかく急ぎだ 我は行く!!」しゅぱっ

忍B「Σあ!こら
お頭にシメられても知らねえぞ」あーもう

 

 


『Σふぎゃああアッ
ーっ!!』


忍一同(Σ猫跳ねた!?)びくっ

 

 

 

間。

 

 

忍A「ねねねね猫のような人のような何かを思い切り蹴り飛ばしてしまいまして」あわあわっ

挿音「おう。だから気を付けろつったろ」キセルすぱーっ

 


テオドール「なーんで 相手の存在を確認した上で固まるので御座いますか。」ほんとにもー

大嶽丸「Σ習性だ習性!」たんこぶっ

 


粋「あー。確かに猫って
飛び出してきて こっち確認した途端に固まるよな
何度か踏みかけた踏みかけた。」うんうんっ

 

白「狸と同じじゃないのか?

バカラスが言ってたけど
タヌキのタヌキ寝入りって あれ気絶らしいぞ。」

粋「Σそうなの!?」えええっ


白「タヌキってビビりだから
驚くと気絶するらしい。

で、タヌキも出会い頭 結構硬直するし」

 

テオドール「つまり、ビックリして 一時的に気絶を?」うわ。

大嶽丸「Σえ、俺そうなのか!?」がーん。

 

 

白「大嶽丸は停まったって言うか 頭停まってたみたいだけどな」

挿音「マジか。
今度は完全にこっちの不備だわ
つか、どっちも速さ有ると 認識してから回避ってのも中々ムズいしなあ」


粋「忍は目立っちゃダメだうし
いっそ兄貴が 妖怪側に普通の道使えって言うとか?」

テオドール「そっちのが目立っちゃダメに御座いましょうが」

白「百鬼夜行になるぞ」うん。

 


挿音「しゃーねえ。
こっちもなる早任務だしよ
ちゃっちゃと片付けて撤収するんで しばらく通行止めみたいに出来ねえか?」

白「そっちのが良いな。

何でか妖怪の方がケガしてるしな」うん。

 

 


泰澄「はーい。 魔の物通行止めの御札 この辺の屋根一帯にですね

Σうおわっ!」ずるんっ

 

粋「Σどんどんケガ人が増えていく!!」ひいっ

 

忍C「御安心下さい 陰陽師殿。
落下防止の網を張ってあります」親指ぐっ!

泰澄「助かりました」ほっ。

 


近隣住民(何してるんだろう。)ざわざわっ

 

テオドール「あのこれ、忍の任務 大丈夫に御座いますか?」

 


挿音「騒ぎが拡まる前に とっとと終わらせて撤収すりゃ良いんだよ」

 

白(もう手遅れの気がする)うん。

 

 

 

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ーーーーーーー

 

 

 

忍B「Σお頭 すみません勘付かれました!」

挿音「おう。逃げたのは1人か
とっとと捕まえて無かった事にしろや」


忍軍団「了解!」しゅぱっ

 

 

侍「Σくっ!徳川の犬共めがっ
ええい この先は入り組んでおる 追える物なら追ってみろ!!」だっ!

 

 

 

挿音「お?彬羽バイト帰りか調度良い
手貸してくれや。」

彬羽「ん? 何だ 捕物か?

ふむ。しかし またややこしい所に
今、屋根の上は俺は通れんしな」

其処ら一帯魔除けフダまみれっ

 

 


侍(よしゃ!撒いたっ
この迷路みたいなボロ路地に逃げ込めば 
忍と言えどそうそう簡単には

Σん!?)

 


壁ずどむっ!!!


がらんがらんがらーん。

 

 


彬羽「おい。本当に壊して良かったのか?」壁メリぐしゃっ!

挿音「おう、頼んどいて何だけど 瓦礫握り潰すな怖え。

修繕費はこっちが持つわ
経費で落ちるだろ。」キセルすっぱーっ

 

侍「ひ、ひいいいいいっ!」腰抜けっ

 

 


テオドール「あ、そろそろ道、再び使えそうになりそうで御座いますね」おおー。

白「どうだろう?」ちらっ

 

 

近隣住民「アンタ等 いい加減にしてくれんかね!」ぷんすかっ

忍D「Σうおおすんませんすんませんすんませんんんっ!!」ひええっ

 

 

粋「まずは修理じゃねえかな

 

Σあ。屋根ごと壁崩れたっ」ひいっ

 

 

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