小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月13日

 

 

 


鞍馬山 烏天狗の里】

 

飛天「あー。里帰りひっさびさ
皆元気にしてるかなあ」

 

長老「Σおお!若 良い所にお戻りを」おおおっ

飛天「ん?長老の爺ちゃん

何があった」

 

 


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飛天「えー。と言う事で」そのー。

 

 

微塵切りすたたたずどどどどっ!

テオドール「あの、何がと言う事で こんな山の中で人参微塵切りで?」あのー。

 


粋「Σうおおカラス凄え!
人参がほとんど液体!
プロすっげえええっ」うおおおっ

 


白「バカラスは里でやらかして追放食らってるから
カラス天狗の里には入れないんだ」

飛天「残りの人生魔王の副官って 特大の罰食らったから
里の皆も助命に納得したんだよなー」うんうんっ

粋「つくづく
うちの兄貴の評判のエグさよ」しみじみ

 

テオドール「はあ、

里に用事が有る物の、入れないので出来るだけ近くで。 と言うのは理解しまして御座います

が、何故に山中で 人参微塵切りショーで?」困惑っ

 


彬羽「・・人参は 鬼門らしいからな」ぼそっ

テオドール「はい?」

 

 


飛天「先のベビーラッシュで生まれた里のチビッ子達が
いっせいに人参キラーイ期を迎えたみたいでっ」くっ

彬羽「成長期に好き嫌いなんぞしてたら 強い体にならん!!」くわっ

 

 

白「で、人参だってバレない様に料理に混ぜて食べさせようって話だ」むう。

テオドール「あーそれは 出来たて熱々で出した方が食い付きそうって

ひょっとして調理器具一式用意されてたり?」


彬羽「もちろんだ」荷物ごっちゃり。

 


テオドール(里の皆さん。
追放処分取り消しにした方がお得だと思われますよ) うわあ

 

 


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ちびっこ烏天狗A「子供だまし」けっ。

ちびっこ烏天狗B「これで隠し通せるとおもったのー?」くすくすっ


長老「Σこらっ!この里のお頭になんて事を!!」

 

 


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飛天「完敗でした。」白旗っ


彬羽「Σくっ! 何出してもワガママ言わん一二三の爪の垢を煎じて飲ませたい!!」ぐぬぬ

 

テオドール「彬羽さんの腕を持ってしてもとは、

近頃のお子様は舌が肥えてらっしゃいますねえ」

 

 

白「ん? これに人参入ってるのか?
解んないぞ」ツミレぱくぱくむしゃむしゃ

粋「兄貴 味覚がガキに負けてる」ううっ


飛天「これくらい何でも美味しく食べれるくらいが幸せだと思うんだけどなあ。

つか普段何食わせてんだろ
俺めったに里に戻らないからなあ」うーん。

 

白「子供が少なくて 絶滅するんじゃ?って所にめちゃめちゃ生まれたんだろ

物凄い過保護にしてるんじゃないのか?」つみれもぐもぐっ

飛天「うーん。有り得る」

 


彬羽「いっそ。生の人参のみを与えて、
それを食わなきゃ 次は無いと
テオドール「仮にクリアしても 人参嫌いが加速すると思われますそれ」

 

粋「ツミレの人参バレしたの どんだけムカついてんだよ」どうどうっ

 


白「じゃあ脅すか?」真顔

粋「よし、次は俺がお話するから兄貴は大人しくしてよう。

子供だもんよ、悪気は無いんだ
少しでも 人参への抵抗を少なくさせてやろう」

 

 


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粋「はい。と言う事で

皆のお皿に乗ってる野菜は あんな風に
大枝山の鬼の皆が毎日頑張ってお世話して出来た物だよー」ほれっ

 


酒呑童子「今日畑の世話いらねえ日じゃ無かったっけ?」

茨木童子「なんかチビッ子達の見学だってさ

まずったな。
急だったんで今日義手の具合が 

Σあっ」

義手ぽろっ。

 


烏天狗チビッ子A「Σぎゃああ!手が取れたー!!!」ひええっ

烏天狗チビッ子B「人参の赤は血の色ー!!」うわーん

 


ダミアン「Σ違う違う!
恐れる事はないぞ 雛鳥共っ

茨木殿のは Σあ。日除けが」風びゅうっ

 

灰ざらぶわあああっ!!


烏天狗チビッ子C「Σ畑に灰が!!」ひえっ

 

酒呑童子茨木童子「肥料です。」やけくそっ

 


烏天狗チビッ子A「Σ嫌だ!
こんなの絶対食べたくないっ!!」首ぶんぶんっ

 

粋「まさかの逆効果。」ずーん。

飛天「うん。運が悪かった
どんまい。」

 

 


テオドール「この中で1番チビッ子慣れしてる 粋さんでコレとなると
どう致しましょうかねえ?」うーん。


白「里の奴等は子育て初のとかばっかだし
俺等は めちゃめちゃ素直な一二三しか知らないしな。

あ、子供生んで育てた事有る奴に聞くか?」

 

粋「へ?兄貴、そんなのツテあんの?」

飛天「まあ、魔王様だしなあ。
声かけりゃ 肝っ玉母ちゃん妖怪の1人2人集まんだろ」ふむ。

 

 

 

間。

 


鈴鹿御前「ほー。

子供はどの種族でも似たような物だな。」うむ


粋「Σ 違う方向で肝っ玉座ってる母ちゃん来ちゃった!!」ひいっ

 


テオドール「あの、
息子さんの時はどうやって好き嫌いを克服させたので御座いますか?」

鈴鹿御前「ん?何もしとらんぞ?」

粋「へ?
無理強いしないって事?」

 

鈴鹿御前「いや 大嶽丸は父親の遺伝子モロで山猫だしな。

山猫は基本肉しか食わん
好き嫌いでなく そう言う生き物なんで 直す必要ないわ」真顔っ

 

白「呼ぶ奴 間違ったかもしれない」 

飛天「うん。」即答っ

 

 


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鞍馬山 烏天狗の里付近】

 

 

彬羽「あいつ等上手くやれたんだろうか
俺は里に入れんしな


ん?」

 


粋「お。カラス居た居た」

テオドール「ミッションコンプリートに御座いますよ」はーやれやれっ

 

 

彬羽「Σんなっ! どうやって!?」ええっ

白「んっとな。
見た方が早い

ちょっと布でもかぶって着いてこい」手招きっ

 

 

 

鈴鹿御前「うむ。やはり取れたて新鮮は旨いな」 人参丸ごとばりばりぼりんっ!

 

烏天狗チビッ子A「・・ お姉さん 凄い美味しそうに食べるね」ごくっ

烏天狗チビッ子B「凄い 何本目だろ」おおおっ

 

烏天狗チビッ子C「え?
皆が嫌い嫌いって言うから 不味いと思ってたけど
本当は美味しいの?」人参じーっ

 

鈴鹿御前「子供は火を通した方が良いぞ」バリボリ むしゃむしゃっ


烏天狗チビッ子B「はーい!
長老様 コレ焼いて!」人参っ

長老「茹でた方が良かないかの?」困惑っ

 

 

彬羽「成る程

鹿女なら そりゃ人参はそのままでご馳走だな」

テオドール「美味しそうに食べる姿が1番に御座いますよね」

 


長老「Σああこら!そのまんまは駄目じゃと言うに

あーその そこの人!
ちょっと調理してやって下されっ」

彬羽「Σ!?」

 

一同(Σバレてた)

 

 

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