小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月11日

 

 


【夜 割烹春一】

 


ひな「遅くなってしまってすみません」

彬羽「構わん、
酔っぱらい共が多い季節だしな
毎度 閉店だって言うのに帰らん帰らん」はーやれやれっ


ひな「いえ。大丈夫って

彬羽さんは お家でお腹空かせた皆さんが待ってるじゃないですか

途中で抜けさせてあげられなくて ホント申し訳なくて」しゅーん。


彬羽「なんだその主夫的扱い」おい。

 


朱禅「(自覚ないのか。)

 

まあ、あいつ等もチビッ子じゃないんだし
食べる物くらいどうにかしてるよなあ

ともあれお疲れさん。
早く寝ろよ 明日もよろしくな」

 

彬羽「だな。

ん? 何だ こんな時間にガキ共が」おや。

 

 


子供等「ぎゃははは!待てよー」どたばたっ

 

ひな「あー。

夜中も騒いで煩いんですよねえ。
これから夏にかけて 酔っぱらいと躾のなってない子達の天下です」ため息っ

彬羽「普通の町じゃ 夜は化物の領域って事で 人間はそうそう出歩かんのにな。

さすがこの町の住人、慣れたか」うーん。


朱禅「ま、迷惑なら番所にでも相談するって。
ともあれ お疲れさーん」

 

 

 

 

 

千様「Σああ!彬羽君帰ってきた!
お腹すいたー!」

白「夕飯まだか?まだか?」

小太郎「わんわんわんわん!!」わおおんっ

 


彬羽「Σひたすら待ってたのか!?
手前等は何歳児だ!!」えええっ

粋「だってお前 台所勝手に使うと怒るだろー!!」


小太郎「わんわんわんわんわおおおっ!」はわはわっ

彬羽「腹減ったのは解った、
小太郎 人語を話せ

そして手前は人を登るな!!」べりっ

ぽーい。

 


家康「ああ、裏庭に飛んでった
てか白はなんで登るの。」お腹ぐううっ

テオドール「空腹から解放される喜びの表現かと。」ぐううううっ


粋「やっぱ適当に作って良かったのか
カラスごめんな。疲れてるのに

色々と。」

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

ひな「と言う事で


いい加減やっかましいんですよ!

役人の皆さんが注意しても 帰ったらまた即騒ぐし!
何処のおガキ様か知りませんけど 夜は静かにして欲しいものですっ」ぷんすかっ


彬羽「いやあのな。
俺も眠いと言うか

深夜にあの千本鳥居潜って石段登ってきたのか?」困惑っ

ひな「寝られないんで いっそ運動してやろうかと思ったんですが
ムカつき収まりませんでした」むっすー

 

粋「あの入り口、どっからどう見てもホラーの筈なんだけどな」目擦りっ

千様「伊達に 蛇の嫁してないわよねー」あくびっ

 


朱禅「夜分にホント申し訳ない」苦笑。

蒼月「お前 惚れた女にはとことん弱いタイプなんだね。
双子なのにマジで知らなかったよ」ふーん。

 


鏡子「つまり、それくらい女絡みで目立つ事は無かったと。

・・朱禅さんの方が イケメンですよね」ボソッ

蒼月「Σえ。」

 

 

朱禅(ああ。やっぱ兄弟か)察し。

 

ひな「あてつけでも、人の物にそういう言い方はやめて下さいね」にこっ

鏡子「Σひいっ ごめんなさーい!」どろんっ

 

彬羽「深夜にわらわら出てくるな
寝てろ手前等」しっしっ

蒼月「えーでも。深夜に人妻が 他所の男の所にって
そりゃ気にな「わざと言ってるだろ 手前。」

 

 

白「なんだそんな迷惑なガキ達なのか?

ちょっと捕まえて 尻ひっぱたいてくるか?」

 

ひな「それができるなら 私がやってます」

家康「やってるんだ。」

 

 

朱禅「困った事にな 
今の時間うっせえのが ガキとは言え シロとかテオぐらいでさ」遠い目っ

ひな「さすがに元服前後の、
そこそこ大きい子のお尻を叩くのはちょっと」ため息っ

 

家康「だねえ。
その子の趣味嗜好によっては 御褒美だし」うん

千様「筋金入りの人妻好きは黙ってて」

 

 

テオドール「家康さんって
 お若い頃からそう言う嗜好なので?」

挿音「あー・・  どんな爛れた青春してんだって
揉み消し苦労したって親父がボヤいて
千様「アンタも未成年に何話してんのよ」引っ

 

 

 

ひな「と言う事で
夜中に手パンパン叩きながら ヒャホウ叫ぶアホな子達が
2度と夜遊びする気が起きない様にして貰えません?」真顔っ

白「うん。闇夜が怖くなるくらい脅せって事だな」

 


粋「つーか、ほぼ猿じゃねえかよ」うわー。

朱禅「あの年頃のガキは
方向間違うと 全てにおいて猿だもんなあ」うん。

 

 


間。

 

 

 

ろくろ首「すみません主様

あのガキんちょ共
アタシ等見ても オバケより俺等のがつええ!とかって石持って追いかけて来ます!!」ううっ

小豆洗い「網持って追っかけられたよう!」冷や汗っ

納豆小僧「・・・食われる」がたぶるっ

 

 

粋「Σ納豆小僧 喋れたの!?」えええっ

テオドール「口は何処なので御座いましょうね?」はて。

 


彬羽「成る程。そもそもの話
マトモかつ、そこそこ危機管理能力があれば
夜中に猿にみたいに騒がんか」ふむ。

白「暇してる其処らの妖怪じゃ 逆に狩られるのか」うーん。


千様「近頃の人間は怖いわねー」あらあらっ

 

 

白「仕方ない 俺が行くか」

家康「うん。死人が出るからやめよう
絶対お前が嫌いなタイプの子達だよ」がしっ

 

蒼月「うちの魔王様
おちょくられると 即燃やすもんねー」

朱禅「まあ、話すだけ無駄な奴って居るしなあ」

蒼月「そこは同感」うん。

 

小太郎「お前達 女絡みじゃなきゃ 結構似てるんだな」わおんっ

 


白「じゃあ どうする?
ほっといたらきっと 冬までずっと煩いぞ?」

朱禅「うーん。」悩

 

蒼月「あれ?ひなちゃんは?」

千様「奥にお客様用のお布団出したら即熟睡よー」

テオドール「もう 暖かい間は 此処で過ごされてはいかがに御座いますか?」

 


朱禅「いや。なんやかんやで まだまだ新婚なんで。
二人っきりの時間は欲しいからお断りします」真顔っ

小太郎「女絡みでも 意外と似てた」わんっ

 


蒼月「俺は一生所帯持つ気無いけどねー」

鏡子「へえ。」ふっ

 


小太郎「うお気まずっ

しっかし夜の騒音かあ
どうにかなんないかなあ」わおんっ

テオドール「そこまで煩いなら 他からも注意はされてるで御座いましょうし


てか、私達と同じくらいの歳でそれは もうどんだけ注意されてもやるで御座いましょうねえ」うーん。

 


彬羽「そんなに依るに遊びたいなら

いっそ 余興を提供してやるか?」

一同「へ?」

 


挿音「確かに 反抗期のガキってのは
自分は他とは違うとかってイキってんのと、刺激を求めて徘徊してるもんだけどよ。

余興ってのはよ?」


彬羽「調度 俺等の様に夜更かしが苦痛じゃない 適任が居るだろうが。」

挿音「へ?

あー。」ふむふむっ


千様「あ?ひょっとして」あらー。

 

 

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

 

 


石燕「ーーつう事で。

調度そこの繁みみたいな植え込みっしたねえ。
辺りの音が綺麗に消えて 闇夜の中を 目だけがぎょろ。

ぎょろりと此方を見たかと思えばーーー 」

 

 

不良少年A「へ、へー
で?」冷や汗っ

不良少年B「よ、よくある話じゃねえか」声うわずりっ


石燕「まあ、今思えばそれは前座だったんすがね

その後 厠から部屋に帰り 布団にもどった時


見ちゃったんすよ」


不良少年一同(Σ何を!?) ひええっ

 

 

 

挿音「あー。ありゃ
夜道どころか マジで便所にいけなくなるヤツだわ」キセルすぱーっ

白「何が凄いって
全部 石燕のって体験談なんだよな」うん。

 

朱禅「これで平穏が戻る。
俺も夜道歩けなくなりそうだけど」ほっ

 

粋「ああ!聞かなきゃ良かった!
夜に厠行けなくなるうううーーっ!!」耳塞ぎひええっ

 


石燕「おや?お帰りっすか?
意外と弱虫っすねえ」にやあっ

 

不良少年A「Σばっ

ちげえし! 何なら明日も話聞きに来てやるかんな!怪談野郎!!」びしっ

石燕「ご自由に。
チビんない様に気を付けるんすよ」ふふふっ

 

彬羽「まあ、しつこく夜遊びはしても 怪談聞いてて静かだろうしな。」

挿音「何日持つか。
ま、あれ聞いて 猿みてえに騒ぐノリにゃなれねえわなー」

 

 

粋「あのっ 帰りたいんだけど、石段1人で登りたくな
テオドール「だからビビりの癖に なんで着いて来るんで御座いますか」ほんとにもー。

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス <サイトトップへ戻る