小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月11日

 

 

 


家康「あっ」

お茶ばしゃっ

 


千様「あらあら 気をつけてよー
そこ凹んでるんだから」

 

蒼月「あーもう。何してんぁよコタツが濡れるだろ

ったくこのボロコタツ
あっちこっち凸凹だよね 使いにくい」ちっ

 

粋「ちゃぶ台 新しいの欲しいよなあ」しみじみっ

テオドール「私の記憶が確かなら 去年新調された所に御座いますよ?」えー。

 


彬羽「手前等が室内で発砲するわ発火するわで 毎度誰かの盾かバリケード代わりになってんだ
ワガママ抜かすな」 

湯飲み とん

 

みしっ。

 

 

白「バカラス、 お前の馬鹿力のせいも かなり有ると思うぞ」なあ。

粋「つか なんで湯飲みは無事なの?」

テオドール「アレ 魄哉さんが趣味で焼かれた湯飲みに御座いますからねえ」

 

一同(簡単に割れない様に何か仕込んだか。)察し

 


家康「てか そろそろ天板割れそうだよね」うーん。

千様「ねー。板だけでも代えた方がー

 


小太郎「わんわんわんわんっ!! 庭に誰か居るぞ!」がるるっ

シロ「何い曲者かっ

そこになおれええいっ!!
」氷バキャキャキャキャッ!!


大嶽丸「Σだああ俺だ! すまんごめん!勝手に入って悪かったーー!!」ふぎゃああっ

 

 

 

シロ「なんだ、大嶽丸か。
お前 山猫とは言え他所の家は玄関から入

ん?」

 

 


家康「逝ったね。 こたつ。」あーあ


氷柱深々ぶっすり。

 

シロ「Σうおすまん!」ひいっ

蒼月「なんて事してくれるんだよクソガキ!!
冬眠しちゃうー!」ひええっ

 


粋「うわ 蒼月死活問題だ」

白「仕方無いな。

タツに改造は挿音が帰って来たらしてくれるだろし

それまで でかい机でも買って コタツ布団かけとくか」うーん。


テオドール「家具はお高う御座いますよ?」

白「俺を誰だと思ってる」どやっ

 


大嶽丸「えっとすまん
俺も可能な限り出すから」そのっ

白「事故だし そんな気にしなくて良いぞ」

 

粋「うわ 大嶽顔面蒼白。」

テオドール「にゃんこならもっと傍若無人になさいませ 「Σ他所の家壊してそれは駄目だろ!」

 


シロ(お、俺のわずかな貯金で足しになるのだろうか)冷や汗だらだらっ

彬羽「お前は無理するな
出世払いって事にしとけ。」な?

 

 

 

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【家具屋】

 

 

粋「おおお!兄貴!!これこれっ

このめちゃ足の所 凝った模様の奴良くねえ!?」大はしゃぎっ

 

 

テオドール「何処でも満喫出来る方に御座いますねえ」おやまあ


店員「お目が高い!
そちらは 職人が丹精込めて彫り上げた物で。

只今お買い得となっておりますよ。」そろばんぱちんっ

粋「Σえ。こんなすんの!?」ひえっ

 

テオドール「そりゃ細工の細かい物は 彫れる職人さんを雇うのもお金がかかりまして御座いましょう。

 

と言うか 細工なんぞあったら強度に欠けまして御座います
こちらのシンプルな物など

店員B「これはお目が高い!
こちら 最上級の檜を使った最高級品となっておりまして
あ、お値段こちらとなっておりま 「ニホンゴワカリマセン」

 


彬羽「安くてすぐに壊れるのもどうかと思うが」うーん。

白「頑丈なのってめちゃめちゃ高いよな」うん。


大嶽丸「ほどほどって難しいんだな。

Σう、こっちのでもこんなするのか!」ぎょっ

 

 


一同(毎度 生木から作ってる挿音って凄いんだなあ。)しみじみっ


テオドール「あの方 忍やめても職人として充分やっていけそうな気が」

挿音「職人は人殴ったら職失いかねねえからじゃね?」

大嶽丸「なんて話だ」おい。

 


粋「つか、 丸いのやら なんかデケえ木そのまんま輪切りにしたようなのばっかじゃねえ? 此処。

ほら 春一の客用のみたいな 良くある四角いので良いじゃねえかよ」

テオドール「あー、確かに
見るからにリーズナブルに御座いますし

高さは ノコギリで足をスパーンと切ればどうにか」おおっ

 

彬羽「大工仕事を初心者がやると ガタガタになるぞ。」

テオドール「Σ駄目なので御座いますか!?」ええー。


大嶽丸「だから 職人が儲かるわけだしな」

粋「技術は金になるって奴か」成る程っ

 

 

白「でも 俺も四角いので良いと思うぞ
人多いし 丸いのは使いにくいだろ」

彬羽「いや、普通に使う分には 確かに四角い方が良いんだが」

 

店員A「あ。四角いタイプをお探しで

えーと。どれくらいの


白「あの家 何人居たっけ?」

粋「日によるけど 10人くらい?」ひいふうみい えーと。

 


店員C「あの それだと どちらにしろかなり高額になりますが 」ひそっ

彬羽「・・最悪 二つ三つ並べるんで問題ない」

店員C「ですね

では 比較的お安い物だと此方になります」ささっ

 

 

 

粋「カラス 完全に世帯主と思われてるよな」ああうん。

大嶽丸「いや どんな世帯と思われてるんだ、俺等」えー。

 


白「・・・。」※財布持ってる最年長。


テオドール「その、彬羽さんは 見た目が異常に落ち着いておられます故」えーと

 

 


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小太郎「わーい! 新しいコタツだ」わんわんっ

シロ「Σげ。担いで持って帰ってきたのか!?」ぎょっ


彬羽「じゃなきゃ 石段が登れないだろ」ひょいすたすたっ

 

千様「店員さん 驚いて無かったー?」あらあらっ

粋「むしろ 凄えってまけてくれた。」

テオドール「芸はお金になるので御座いますねえ」しみじみっ

 

蒼月「なんでも良いよ!
タツ こたつー!!」ほらほらっ

彬羽「まだ炭は入れるなよ
火事になりかねんからな

ほれ。こいつでも入れてろ」

猫「にゃん。」


蒼月「Σくっ! 布団と大差ないけど この際仕方ないか!!」

 


家康「良かったねー

ん?  二つ?」おや。

白「またすぐ壊れるだろうし
高くて大きいの買うの勿体ないって事になった」

千様「確かにねえ。
まあ、買っていきなり壊すなんて事は無いでしょうけど」苦笑

 


石燕「うー さむさむさむ

お!こたつ 新調っすか」おおおっ

蒼月「まだ火は入れられないけどねー」むすっ


石燕「何でも良いっす
うわ、冷えてたんすよねー
ガリはキツいっす。」いそいそっ

与一「だから 運動をしろと
「皆より肉薄いのに 外出て運動とか無理っす」きっぱり。

 

家康「春先になったら頑張りはするんだけどね。石燕ちゃん」

粋「毎度 冬に筋肉落ちて元通りって感じだよな」うん。

 


石燕「ナマモノなんでしやーねえっす

あー 手も足もかじかんで

Σどうわっ!?」


座布団につまづきっ


小太郎「Σあ!あぶな

 


ごんっ!!!

 


一同「」


粋「Σ石燕んんーーっ!!!」ひええっ

家康「ちょっ 机の角に頭打ち付けたよ!頭切れてる切れてるっ!」

千様「Σぎゃ 血凄っ
救急箱ーっ!!」どたばたっ

 

 

白「確かにカド 危ないな」納得。

彬羽「だな。ヤスリで削るか」やれやれっ

 

 

粋「Σあ! やたら丸いのばっか見てたのそう言う事!?」

彬羽「この家は 幼児並に落ち着き無いのしか居ないからな。」ヤスリごりごりっ

 


与一「まるで赤ん坊の居る家だな」うわー。

石燕「・・三十路男が赤ん坊扱いっすか」 血だらだらっ

 

大嶽丸「まあ 良いんじゃないか
ほら コイツも絶対ドタバタしててスネとか打ち付けるし」な?

石燕「あー、それもそっすね」だらだらボタボタっ

 

粋「Σ何そのフォロー!
つか納得すんのかよ!!」えええっ

蒼月「良いから とっとと止血しろよ」引。

 

白「安いのにして正解だった。
あ、お前それ ヤスらないでももげるんじゃないのか?」

彬羽「確かな。」


もきっ。


テオドール「Σんな粘土みたいに!!」ひいっ

 


シロ(あ。 この机も 長くは持たんな) 察し

 

 

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