小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月3日

 

 

 

粋「9月かあ」しみじみっ

シロ「だな。彬羽がまた日捲りの前で何か考え込んでおるしな」うむ。

 

家康「9月になった途端 涼しくなるわけじゃないって」肩ぽんっ

彬羽「・・だな。」

 

 

千様「暑がりも大変ねー

あ、ちょっと暑いからって冷たい井戸水ばっか飲んでるとお腹壊すわよー?」

彬羽「そう言われてもな
内側から冷やさんとやってられん」

 

白「そんなだからお前 よく胃が痛くなるんじゃないのか?」えー。

彬羽「安心しろ 年中無休で手前のせいでズタボロだ。」

 

 

粋「尚更ぬるま湯飲んだ方がよくね?」

千様「暖かい方が体に良いのにねえ」

テオドール「はーい。お紅茶入りまして御座います」


千様「わーい。これ好き

彬羽君も飲めば良いのに「西洋茶は口にあわん」

 

 

家康「はい。イライラしないの」

煮えたぎった緑茶ずいっ。

 

彬羽「・・すまん悪かった「うん。それはそれとして胃に悪いから 水分補給はこっちにしようね?
もう9月だからね?胃腸壊すと辛いからね?」

彬羽「Σううっ!」たじっ

 

 

 

白「もうすぐ夏も終わりか

今年は夏長かったな」

粋「あー。暑くなんの早かったし
もう夏も飽きたよな」苦笑。


テオドール「なんやかんや余裕が有りそうな辺り
ジャパニーズはタフで御座います」

 

粋「いや毎年なんかこう
あれ? そういや今年は暑いっちゃ暑いけど

その割に虫とか少なくね?」

千様「あ。確かにー

これだけあっついのに 今年見ないわねえ」あらー。


粋「そっか 虫のウザさが無いからナンボかマシなんだな
何?暑すぎて虫煮えた?」

 


白「虫って煮えるのか?」

彬羽「どうだろうな。」煮えたぎった緑茶ちびちびっ

 

 

 

小太郎「虫とか居ないのは アイツの功績だと思うぞ」わんっ

大嶽丸「Σにゃっ!!」


ムカデずびしっ!

 

 


千様「Σいやああ素手えええっ!」ひいいっ

大嶽丸「Σすまん!つい本能がっ」ばしゃばしゃっ


彬羽「Σ待てこら手前!どこで手洗ってやがる!!」


 
大嶽丸「ん?ここの水は手洗い用じゃ?」

家康「だから飲むなら煮沸したのが良いんだよ」ね?

 


粋「Σえ。まさか」冷や汗っ

テオドール「恐ろしいので確認はやめましょう」うげ。

白「そりゃ腹痛起こすな」ああうん。

 

 

 


間。

 

 

 

 

シロ「しかしそうか
確かに俺が虫なら 天敵の居る所にわざわざ侵入したいとは思わんわ」成る程っ

大嶽丸「本能に従っていただけなんだがなあ。」うーん。

 

 

家康「小太郎もなんだかんだで結構駆除してくれるけどね」


小太郎「犬小屋の中に戦利品いっぱい有るけど見るか?」わんっ

粋「Σ結構です!!」ひええっ

 

 

白「虫自体は居るんだな やっぱ」

テオドール「そう言えばこの家って 山の中の割にネズミやイタチも「屋根裏に九尾居たりするからな」

 

テオドール(狐なら普通にオヤツ感覚で御座いましょうね)成る程っ

 


シロ「で、彬羽は大丈夫か?」

千様「なんか具合悪くなったって寝てるわー」

大嶽丸「悪い事したな」うーん。

 

シロ「気持ちは解るがな

まあお前も結果として害虫駆除してくれとんのだ
そげに気にするでないわ」ふっ。

 

大嶽丸「慰められとるのに なんかこう何だ上から目線で生意気なガキ感が「だれが見上げとるか」

千様「シロ君 誰も身長の話はしてないわ」きっぱり

 

 


シロ「いや誰もそんな話はしとらんが
精神的な話だ精神の

武士がかような事気にするか 早とちるで無

 


ちょろっ


家康「Σああっ!今年ほとんど見なかった例の家庭内害虫がっ!!」ひえっ

大嶽丸「Σにゃっ」ぴくっ

 

 

シロ「Σだおりゃああああッ!!!」

氷パキパキピシシーーン!!

 


粋「Σ八つ当たりすんなあああ!」ひええっ

テオドール「Σ一気に寒っ!!」ひええっ

 

 

小太郎「Σあああまた畳があっ」ぎゃいんっ


家康「Σちょっ氷がトゲトゲしい! シロ落ち着いてえええ!」ひええっ

 

 

白「危ないな」

炎ぼぼっ


シロ「Σ!」びくっ

 

粋「Σいや室内!!」

テオドール「シロさん氷増量で!

あ、上手く相殺出来る量でお願い致します畳が腐りまして御座います!!」

シロ「Σんな器用な真似出来るか!!」

 

 


石燕「だっから締め切り連チャンだって散々言ってんしょが喧しい!!そして寒いし暑いっす!!!」くわっ

必殺 ガシャドクロパンチ!

 


白「Σ!!」ぎょっ

シロ「Σどわああああーーっ!!!」ひええっ

 

 

家康「Σ石燕ちゃん また屋根ぶち破ってる!!」うわああっ

 

 

 

 

 

彬羽「いい加減にせんか馬鹿共。」


白「痛い」たんこぶっ

シロ「お前 具合が悪かったのでは」たんこぶじんじんっ


彬羽「Σ寝てたらますます具合悪くなるだろこんなの!!」

 

 

与一「えーと。良いのか?」おそるおそるっ


石燕「あっしがやるより万倍静かになりそうなんでいいっす
戻れガシャドクロ。」

紙にしゅるるるんっ

 

小太郎「いやあの 屋根。」ひええっ

 

 

 

 

魄哉「まあ こんな感じで寒暖差エッグイわ 天敵わらわら居るわ 定期的に家削れるわで虫にとって侵入するメリット無いんですよね 

奴等嫌いなんで助かりますけど。」


千様「あらお帰り

侵入しても駆逐されちゃうものねー
そりゃ少ないわ」あらあらっ

 


魄哉「ですよ。

ん?何飲んでるんです?」

千様「テオ君印のハーブティー

スッキリしてて飲みやすいのー」のほほんっ

 


魄哉「あ。成る程」

千様「へ?」

 


白「?」

粋「あれ、ハーブって虫除けの草じゃね?」

テオドール「ああ。」手ぽんっ

 


家康「超協力な蚊取り線香とハエとり紙のコンボみたいな感じ?」わおー。

大嶽丸「ハエ取り紙って俺か?ひょっとして」ええー。

 

 

 

 

与一(にしても、この大穴で 虫が入らんとはどれだけ) 屋根の穴見上げっ

コマ『虫も命が惜しいんでしょうなあ』カタタッ

 

 

 

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