小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月4日

 

 


土御門 泰澄「成る程! 参考になります」おおおっ

 


与一「ん?安倍晴明の所の。
また来とるのか」怪訝っ


千様「この家ねえ こう言うの詳しい人多いからー」

 

石燕「魔除け符なら 書き損じはダメっすよ
一筆入魂。 ミスっても二枚目書きゃ良いやとか思っちゃダメっす」

蒼月「ちょっとコレ 文字と内容有ってないじゃん
基礎から学び直した方が良いんじゃないのー?」けっ。

魄哉「一気に詰め込み過ぎてるだけですよ
ジャンルの違う物は 無理に1枚に捩じ込まなくて良いんです。
上手く組み合わせて2枚使えば良いんですし」にこにこっ

 

泰澄「Σ成る程です!」メモメモっ

 


家康「向上心は有るんだけど
学び方が良く解らないのの典型的な子だねえ」苦笑。

 

 

粋「つか この前の妖怪が強力になる符だっけ?
なんであんなの作ろうと思ったんだよ」

泰澄「式神に使えば強化されて便利ではないかとおもったんですが。
まさか あんな事になるとは」うーん。

 


千様「強化って 山本さんや犬神ちゃんを?」

白「ヤマモトって 暴走するから体何個か封印されてて良かったって言ってなかったっけ?」

テオドール「犬神も頭仔犬のまんまで
あれ以上強力になられたらキッツイ気が致しますねえ」うーん。

 


魄哉「便利かもしれませんが
まず、保管出来る様になってからにしましょうね?

殿から話は聞きましたが
この前のアレは大嶽丸君だったから あの程度だったんですよ?」

泰澄「アレで あの程度なんですか」ひええっ

 

蒼月「いやそこに魔王が居るからね? あの人強力にしたらマジで色々終わるから
頼むから忘れてくなよ」

 

 


魄哉(まあ、ドジっ子なのが気になりますが
やる気満々で将来有望なのかもしれませんねえ)

 

まずは 符を作るのも扱うのも 1つ1つ丁寧にしましょう

と言う事で お仕事行ってきますね」

泰澄「あ、はーい

法事ですか? いってらっしゃいませー」手ふりふりっ

 


一同(いやそれ 天海様。)

 


千様「さすがに人間に言うのはねえ」うん。

家康「人として生きて生きにくくなるかもしれないしね」ボソッ

 


泰澄「Σえ。あの人 人間の存亡に関わる凄いのでも祓いに行ったんですか!?」

蒼月「あー まあだいたいそんなの?」適当っ

泰澄「Σええええ!」

 


石燕「ある意味、人間と言う魔物と戦ってるようなもんっすからねえ」うん。

与一「政務とは大変だな」しみじみっ

 

 

泰澄「晴明様が 此処で勉強すると皆さん色々教えてくれると推される理由が解った気がします」ほおおっ


白「うん、丸投げされてるな。」察し

 

 

テオドール「心底フリーダムな方に御座いますねえ

あ、 お紅茶のお代わりお淹れしま

・・ん?」

 

くしゃっ。

 


粋「あの、 言ってる傍から また1枚落としてるんだけど?」

 


家康「Σテオちゃん飛び退いて早く!
それ踏んじゃダメだああ!」

石燕「もう遅いっすね

アレ、何の符っすか?」

 


泰澄「すみません。
この前の妖怪を強力にさせるのシリーズの
手っ取り早く 理性を取っ払う系

粋「Σなんでそんなの作っちゃうの!!!」えええっ

 

 

家康「踏んだのが粋で無くてまだ良かった」良しっ

千様「え?え? でもー
テオ君で 理性取っ払われゃうってなったら」嫌な予感っ

 


だんっ!

ずだだだだっ!!

 

家康「Σああ!白が凄い勢いでタンスの上にっ」

蒼月「威嚇してる すんごい威嚇してる!!」ひえっ

 

 

粋「Σ兄貴落ち着いて!アニマル丸出し!!
テオは俺らでどうにかするから!」どうどうっ

 


石燕「金縛り系使えるっすか?」

泰澄「え?テオさんって そう言えば何の妖怪

与一「Σ吸血鬼だ吸血鬼!!
あれだけ灰になっとるの見てて何で気付かん!!」ああもうっ

 


テオドール「御安心下さい
私が 我が主に無体を働く様な事 有るわけ御座いませんっ!」ぐぎぎぎっ

蒼月「あ。凄い
強制的に変化させられながら 理性保ってる」わお。

 


泰澄「あの、理性が飛ぶのに
何故に白さんがビビられるんですか?」質問っ

粋「テオは うちの兄貴の血しか飲まねえんだよ!
だからちょいちょい採血して餌やってんのっ
つか どうにかしてやれよ早く!!」


泰澄「Σえ?
主としてあれだけ崇拝してるのに 餌扱いなんですか!?」えええっ

家康「Σごめん!突っ込みたくなる気持ちも解るけど
早くどうにかしてくんないかな!?」

 


泰澄「術師とは
己の操る術を破る術まで用意して一流となる物なんです

蒼月「うん。二流どころか三流だから無理って事だね
誰か殴って気絶でもさせなよ」はいはいっ

 


泰澄「・・・。」

千様「ごめんね。緊急事態だから

気持ち云々も 物事片付いてからね?
そこも学んでね?」

泰澄「Σあ。はい」

 

 


粋「そして 兄貴は全く威嚇をやめねえし」うわ。


白「がるるるっ」しゃーっ

 


テオドール「Σうおお私 全然信用されていない!!」がーん!

 


蒼月「やっぱアレじゃない?
お前 最近小腹空いた時にオヤツ感覚で血液アンプル飲んでんじゃん?」

 

テオドール「Σう!何故それを」ぎくっ

蒼月「あの人 注射嫌いつか痛いの嫌いなのにさー
必要と思って我慢して採血してんでしょ?

そりゃ信用も失くすよ」はーやれやれっ

テオドール「Σぐ!ド正論!!」

 

 

石燕「相変わらず人の心を抉るのは得意な蛇っすねえ」

与一「いや、お前もどうにかしてやれんのか
この中で1番術式方面詳しいだろがっ」


石燕「そっすねえ
見た所 妖怪の体と接触した時点で発動するモンみたいっすし」お符拾いっ

 

泰澄「Σああ!石燕さんまで凶暴化してしまう!!」ひえっ

石燕「いえ あっしは人間っす
残念ながら。」

 


家康「その辺、見分けもつかないんだね」あちゃー。

千様「確かに石燕さんは そっちぽいけど」うーん。

 


テオドール「Σあの!私どうすれば良いのですかね!

何か血が騒いでるので御座いますけど!!
目の前のムカつく蒼月さんをぶった斬りたくてしゃーないので御座いますけど!!」うずうずっ

 

蒼月「Σえ゛」

 

 

粋「Σあ。そうか
理性飛ぶって ムカつく相手をやっちまうか我慢するかってのも入るのか!」

蒼月「Σだああ 煽んなきゃ良かった!!」ひええっ

 


家康「暴走吸血鬼とか洒落になんないねえ。
天海呼び戻すべき?」冷や汗っ

千様「それまでテオ君もつかしら?」あわわっ

 


テオドール「・・いえ、お手を煩わせる事は御座いません」ふっ


与一「? 何か方法が?」おおっ

 

テオドール「私達吸血鬼は ケガしても灰になって戻りゃノーカウント!!

よって術式も多分きっと 初期化されまして御座いますっ!!」くわっ


粋「Σあ。それ護身用の十字架っ」

 

 


どすっ!!

 


一同「Σ!!!」

 

 


与一「・・・え?切腹?」冷や汗っ

石燕「まあ、手っ取り早いリセットっすね」うん。


灰ざらあっ!

 


泰澄「Σやらかしといて何ですが
そんなテンションで良い物ですかこれ!!」ひええっ

 

 


ざららら復活っ

 

テオドール「あー、スッキリに御座います」ふう。

粋「早えよ。」おい

 

泰澄「Σ!?」びくっ

 


蒼月「皆慣れてるからね

さすがに今回のはちょいビビったけど」うん。

 

泰澄「Σどんな日常ですか!?」

千様「うん。だからー
絶対二度と御札失くさないでね?」

泰澄「Σう
は、はいっ」

 

 

 

玄関がららっ

 

彬羽「ん?何か有ったのか?」

 


テオドール「その節はつまみ食い等して 誠に申し訳御座いませんでしたあっ!!」土下座っ

白「・・・」しつこくタンスの上っ。

 

 

彬羽「・・食い物で揉めたか」ふむ。

泰澄「何か違いますが
若干そんな感じです」ううっ

彬羽「ん?誰かと思ったら晴明の孫か」

 


粋「兄貴ー、 腹斬って詫びまでしたんだから
もうちょい信用してやれよ」苦笑

 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス  <サイトトップへ戻る