小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月1日

 

 

 

白「あれ、ヤマモトだ。」

山本五郎左衛門「サンモト な?」

 


千様「ごめんなさいねー 助かったわ

なーんせ家めちゃめちゃでー。」のほほーん。


挿音「徹夜明けで帰宅したら 自宅大破ってやめろや畜生」カンナしゃーこしゃーこっ

 

山本五郎左衛門「晴明の孫と犬神が ホントにすまん」 木材運びどっこらせっ

粋「いや結構頻繁に 兄貴も吹っ飛ばしてるし
気にすんなよ」な?

山本五郎左衛門「Σお前等はもっと気にしろ!!」

 

 

彬羽「すまん。そっちのは柱なんで もう少し丁寧に扱って貰えるか?」

山本五郎左衛門「Σう。すまんっ」

 


家康「力持ちが多いと助かるねえ

山本さんが壊したわけでもないのに お手伝い親切だよね」のほほーん。

 


山本五郎左衛門「犬神と
泰澄が手伝いに来たら それこそ色々終わる気がした。
責任者の晴明は そもそも体力全く無いしな」真顔っ


家康「ああ。安倍家のこう言うの担当なんだね」色々察し。

山本五郎左衛門「こう言うのとは」

千様「そうねえ。例えるなら」ちらっ


彬羽「なぜ 俺を見る。」

 


粋「胃袋大事にしろよ?」肩ぽんっ

山本五郎左衛門「Σ待て!我の未来はそんな暗いのか!?」ええっ

彬羽「おい。今の流れでなぜ暗い未来になる」


山本五郎左衛門「Σお前は あのワガママ魔王の副官なせいで 色々真っ黒だろが!!!」

 

 

白「安心しろ
カラスなんだから 元から黒い」ふんぞり返りっ

彬羽「何を安心しろと。
てか 反論しろ手前は」イラッ

 

 

白「なあなあヤマモト それよりな」スルー

山本五郎左衛門「お前 わざと言っとるよな?」

 

 

白「お前 昔さんざん悪さして 
うちのジジイにボコられて バラバラにされて 封印されてたんだよな?」

 

山本五郎左衛門「だな。起きるなり孫には鈍器でどつき回されるわ。無理やり契約させられるわ
なんだこの呪われた爺孫との因縁」けっ

 

 


白「後何個だっけ?

封印全部解けたら 
全部が合体してめちゃめちゃデカいヤマモトになるのか?」きらーん。

粋「Σああっ結構前に駄弁った話が 地味にツボってた!」ひいっ

 

 

彬羽「解くなよ封印。
だいたい巨大って言っても せいぜい石燕のガシャドクロくらいだろ
ガシャドクロで我慢しろ」な?

 

山本五郎左衛門「いや我は身もついてるからな。

つか、 なんだと思われてんのだ」困惑っ

 


粋「考えたら妖怪って凄えよな。
バラバラって」うわ

テオドール「私も灰に1日1回は灰になって甦っておりますが?」


粋「・・うん。凄えわ やっぱ。」ああうん。

 


家康「今の山本さん見てると 別に封印解いても良いんじゃないかな?って気もするけどね

いい人だし」のほほーん。

山本五郎左衛門「おい。人間のトップがこんなんで良いのか?」


千様「むしろー
そんなんだから 副官がめちゃ頑張って今が有る感じ?」

山本五郎左衛門「Σ結果オーライにも程がある!!」

 


白「ん?なんだ

意外と乗ってこないな

普通なら 此処で無害だから他の体の封印も解けって誑かしに来るんじゃないのか?」あれっ

 

山本五郎左衛門「お前はアホなのか鋭いのかどっちなんだ。

 

あー その

正直 今思うと、封印は解かん方が良いのかもしれん?」うーん。

 


粋「へ?着物のサイズねえとか?」

山本五郎左衛門「いやそこは別に巨大化するとは言ってないし 

仮に巨大でも適当に何か巻くしって
何この 頭悪い兄弟」困惑っ

 

彬羽「なんだ。
解くと言っても全力で妨害するが
手前の完全体は何か問題でもあるのか?」


山本五郎左衛門「それがなあ
自分じゃうまく制御が出来ねえと言うか」うーん。

家康「制御?」はい?

 

山本五郎左衛門「情けねえ話、
自分の力に飲まれて 自我が飛んじまうのよ。
で、ワケも解んねえ内に みーんなぶっ壊すの繰り返しで

そもそもそうなったら記憶もそんな無いしでなあ」


家康(あー。粋の勾陣みたいなもんか) ふむ

 


山本五郎左衛門「半端で情けねえのも有るがなあ。
その、 今そうなったら 正直嫌と言うか」頭かきかきっ

 


テオドール「まあ、晴明さん宅の召し使い生活 楽しそうにございますからね。」はいはいっ

山本五郎左衛門「待てコラ
誰が召し使いだ」

テオドール「犬の世話係で お孫さんのお守り係、
でもって最近お台所もされておりますよね?」ふっ


山本五郎左衛門「Σ待て待て待て!最後の何故知ってる!!」

 

 


彬羽「・・すまん。」

山本五郎左衛門「Σこう言う所は信用して良いと思ったのに!!」がーん!

 


粋「いや カラスは喋ってねえから、

お前が 夕飯頼むわとか言われて途方に暮れて相談して来たの 兄貴がニヤニヤしながら見てただけだから」どうどうっ

 

 

白「ゴツい奴って 意外と器用だよな」ぷぷっ

山本五郎左衛門「Σ笑うな能面ヅラ!
普段あんだけ無表情の癖に!!」うがあっ

 

彬羽「いや恥じる事じゃないだろ。
台所は有る意味戦場だ」大真面目っ

家康「出た。板前のプライド」おおっ


千様「彬羽君が戦場なのは 作る量がヤバいからも有ると思うの

ー」のほほーん。

 

 

挿音「盛り上がってる所悪いけどよ
どいつもこいつも ちいっと急いでくんね?
今日中に終わんねえぞ 舐めてんのか あぁ゛?」青筋っ

 

 

家康「はーい。皆ちゃっちゃか動こうねー
柱の代わりにされちゃうよ」手ぱんぱんっ

白「仕方ないな 俺も手伝
挿音「お前は頼むから向こうで遊んでろ
振り出しに戻んだろが。」しっしっ


テオドール「えーと。一二三さんのおままごとにでも参加されますか?」困惑っ

挿音「よし。日暮れまで頼むわ」

白「何時間ままごとすれば良いんだ俺は

んー。  まあいっか」てくてくっ


粋「Σ良いの!?」えええっ

 

白「今のまあ良いか はそっちじゃなくて

・・ ま、いっか」うん。

 

テオドール「?」

 

 


白(ヤンチャしてて うちの爺が怒ってボコったのは解るけど
なんで体8つに裂いたんだろ。

 

ヤマモトは それで良かったみたいだけど
爺、そんな趣味無いと思うけどな) うーん。

 

 

 


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朔日(あー。瀕死の本人に 頼まれて私が裂いたの
記憶飛んでるんだね) 成る程っ。

 


翡翠「まーた 何ぞ千里眼で覗いておられるし。」ため息っ

旭「つくづく覗きが好きだよな
うちの王サマはよ。」

 

 

朔日「お前達ね。
世の流れを見るのも 立派な王の仕事だよ?」


夕霧「僕等は『外』がどんなでも 関係無いのにー?
こっちは神サマだよ?」えー。

 

朔日「んー。
説明する必要も無いし

 

ま、良いか」

 

 

 

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