魄哉「あー 効く効く」はー。
家康「お客さん凝ってますねー。」よいしょっ
千様「相変わらず体バキバキねえ
じじむさいわー」やーねえ。
魄哉「政務してるし 今からもお仕事なんです
しゃーないでしょう
あ、もちょい右」
家康「はいはい 背骨に沿ってね」ぐぐっ
蒼月「政務云々良いながら 将軍を顎で使うのどうなんだよ
今更だけど。」
魄哉「使える物は殿でも使えがうちのモットーです
あ、彬羽君。
すみませんが 僕の1番上等の袈裟 出してて貰えますか？」
彬羽「ん？紫のか？」
魄哉「いえ。キンキラキンのド派手な方で」
彬羽「ふむ。となると国内の式典なんぞではない
国外向けか。
按摩はほどほどにしろよ。大仕事前に筋肉痛になるぞ」すたすたっ
蒼月「あいつはあいつでキッチリ把握してるし。」わお
小太郎「魔王の副官で天海様の助手って 彬羽も大概おかしいよな」わおんっ
白「鍛えてるからな」えへんっ
粋「うん。兄貴はもちょいカラスを労ってやって。
つか外交？ 今からかよ 大変だな」うわ
テオドール「何でしたら サタン様とお話しされます？
西洋の国々って なんやかんやコッソリ悪魔と契約してる所多う御座いますし
運良く その国が契約済に御座いましたら 闇取引も可能かと」通信水晶玉っ
魄哉「いえ。まずは可能な限り平和に行きたいんですよね」うーん。
蒼月「絶対脅した方が早いじゃん」えー。
家康「まあ こんなんでも坊主だし」うん
粋「なんだろうなー
平和にって辺りでもう嫌な予感しかしねえ」苦笑。
魄哉「何でしたら一緒に来ます？」
粋「Σへ！？」
魄哉「途中までになりますが、
君結構 物を知らないと言うか
個人の喧嘩の範疇越えると物怖じしちゃうんで 鍛えてくれと白君に
白「しーっ。」
粋「Σいや、そんなの物怖じしねえ方がおかしいだろ！！」えええっ
魄哉「では僕はおかしいの筆頭と言う事で」おや。
粋「Σそれはそ じゃなくて！！
国やら何やらかかってるとなると そこに住んでる人等の生活とかもかかってくるわけだし！
んな大事に軽々しく関われる奴のが少な
白「ん？」
※救いが無いと判断したら 種の1個2根絶やして良いよの許可出てる破壊神。(八百万の神公認)
粋「Σ兄貴のせいで説得力どっか行ったー！！」どちくしょおおお！
白「俺 何も悪くないよな？」えー。
蒼月「関わる所か 根絶してオッケーなんだもんね この人。」
家康「此処だけの話。
いつでも出来ると思ってれば 逆にそうそう壊さないだろと判断されたらしいよ。」ひそっ
千様「そもそも この子が龍脈暴走させたら
この国一瞬で吹っ飛ぶのよねえ」あらー。
テオドール「ん？でもご兄弟と言う事は
１歩間違えば その気分1つでこの国どーん！の役割は粋さんであった可能性も？」おや。
粋「ごめん。やっぱ見学して良いかな」冷や汗だらだらっ
魄哉「構いませんが
いやー。うっかり先に生まれなくて良かったですね「うんやめて。」
ーーーーーーーーー
【港】
粋「うわ。さすが警備厳重
Σうお！ 何だこの船 デケえ！！」ぎょっ
彬羽「ガレオン船か。
こんなの所有してる奴は まだまだ限られてる筈だが」ほう。
粋「Σえ。港だし 幕府に商談とかじゃねえの！？」
彬羽「その可能性も有るがな
どちらにしても 持ち主はかなりの大物と見て間違いないだろ」ふむ。
粋(カラスに着いてきて貰って良かったー！) 冷や汗っ
彬羽「手前が相手するわけじゃないだろ
少し肩の力を抜け」
粋「お前 大概神経細かいのに凄えな」
彬羽「慣れた。」きっぱり。
魄哉「思ったよりリラックスしてるみたいで良かったですね」のほほーん すたすたっ
船員「モウシワケアリマセン
ココカラサキハ ケイビノカタナシデ オネガイシマス」
魄哉「おや。」
粋「Σえ」
船員「日本ノ『サムライ』ノ勇猛サハ
諸外国ニモ ソノ名ガ轟イテオリマシテ
複数デ来ラレマスト
対等ニ オ話シトイウノハ 」ちらっ。
魄哉「仕方有りませんね。
では、すみませんが 皆さん此処で待っていて下さい」
家老「かしこまりました」ぺこっ
粋「Σえ！？大丈夫なのかよ！」えええっ
彬羽「だな。
話がこじれて尾羽やら何やら出さないと良いんだが」
粋「Σそっちじゃねえよ！！」
家老「そう心配召されるな。
天海様なら心配御座らん」うむ。
粋「いや、普通に考えたらあいつは大丈夫なんだろけど」見上げっ
船から突き出る大砲ずずーん。
粋(これ。拗れたら 町の方が食らうんじゃねえの。)ごくっ
ーーーーーーーー
【船内】
魄哉「ほう。
端から話し合う気など無かった様ですねえ」おやまあ。
銃持ち取り囲みずららっ！！
魄哉「おかしいですね。
貴方方は 正式な国の王の使いと聞いておりますが？」
船長「確カニ 私達ハ王ノ命デ参リマシタ。
シカシ、ソレハ コノ島国ト仲良クスルタメデハ有リマセン
コノ国ヲ我ガ国ノ領土トスル為デス」ふふふっ。
魄哉「成る程 解りやすい
では、確認しますが
これが そちらの王の意思だと言う事で？」見渡しっ
船長「ソウ言ウ事デス。
侍ノ国ダカ何ダカ知リマセンガ
トップサエ仕留メレバ 後ハ有象無象
Σぐぼっ！！」
船員B「Σ船長オオオ！！」ひいっ
天井に突き刺さり ぱらぱらっ
船員一同「コノ野郎！！」銃じゃこっ！！
魄哉「確かに海外に正体バラすと面倒そうです。
そして 多勢に無勢で銃とは 何とも情けない
長旅の駄賃に このまま素手で躾て差し上げあげます。
とっととかかって来なさい」拳ばきっ。
【船外】
粋「大丈夫かなー。」うろうろっ
彬羽「落ち着け
心配しても何も変わらんぞ」
粋「Σう」
家老「何があろうと問題御座いませぬ
あの方は家康公と共に 戦国を駆け回ってこられた猛者ですぞ」
粋「だから 心配なんだよ」きっぱり。
家老「何をそんなに心配なさるか、
あの方は 見た目と趣味こそ繊細ながら
内面は 男てか漢だしむしろ雄
ずばきゃんっ！！
ごごんっ
ぱらぱらぱらっ
彬羽「・・ 気の荒い雄の縄張り内で 好き勝手すればこうなるだろうな」察し。
粋「Σ船の横っ腹大破したんだけど！！」ひええっ
魄哉「お。調度良い穴が。
彬羽君すみませーん。中の状況 この写真機で撮ってくれます？
国に送りつけてやりましょう」わははっ
粋「Σ中どんだけ酷い事になってんの！？」ひえっ
挿音「おう。 分解完了だぞ」ひょこっ
大砲ばらららばしゃーん！！
船員「Σアアっ！イツノ間二ッ！！！」ひいっ
家老「ほう、いつもの事ながら見事なお手並み。」ほほー。
粋「つか送り付けるって
大丈夫なのかよ
国同士の喧嘩とかになんねえ？」あわわっ
魄哉「あ。粋君 後でテオ君に
やっぱ通信お願いしまーすと言ってて下さい。
どちらが上か解らせてやんないとダメみたいなんで」にこっ。
粋「Σ平和的の3文字何処言ったの！？」えええっ
魄哉「いやー。人を舐め腐って喧嘩売って来たからには
プライドを根本からへし折ってあげねばね。」眼鏡きらーん
粋「Σいや怖っ！
良いの！？ 僧侶が悪魔に魂売って良いの！？」えええっ
魄哉「何言ってんです。
カネとコネは こう言う時に使うものですよ。」ふっ
彬羽「間違ってねえが
坊主が言うな 頼むから」写真機カシャッ
家老「交渉相手がよく解りませんが
正当な報酬を持って 交渉する様ですし 何ら問題は無いかと？」
粋「Σ偉い奴等 やっぱ怖っええええ！！」ひいいっ
白「この国 しばらくは平和そうだな。」うん。
挿音「おう。
親父が着いてる限り おっそろしくて何処も手出せねえだろ」キセルすっぱー
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