小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月4日

 

 

 


テオドール「もう2月なので御座いますねえ」 日めくりべりっ

 

 

粋「あああ今年も12分の1終わったよ

何も進展してねえよおおお」頭かかえっ

 


千様「いるわよねー こう言う子。」

 

蒼月「進展って何だよ
つか生き物なんて あるがままに生きりゃ良いんだよ

仏教だかにも有るだろ 無理して生きなくて良いのー」ごろーん。

 

 

 

魄哉「都合の良い解釈やめて下さいね。」

蒼月「Σぶった!?今木魚でぶった?

ポコーン!て良い音したけど!?」えええっ

 

 

魄哉「と言う事で 仏教でも頑張る事は否定してません。

頑張る自分も自分であり
努力しない自分もまた自分であるという

粋「ごめん、長くなる?」

魄哉「3時間程頂けますか?」のほほーん。

 


家康「はいはい。
徹夜明けなんだから 大人しく寝てなさいね?」苦笑

魄哉「徹夜明けのランナーズハイで

Σあれっ 粋君どこに行きました!?」きょろっ

蒼月「年寄りの話は 長すぎんだよ。
逃げたよ」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 


粋「あー。あっぶね

1度説法モードに入ったら長いんだよなあ」ほっ。

大嶽丸「成る程 坊主はなあ」ふむ

 

粋「うん。ただの坊主じゃなくて 千年物の爺さんだからあいつ

話出すと長い長い。

あー。ホント助かった
恩に着るわ」


大嶽丸「通りすがりに3時間云々とか聞こえたからなあ。
お前には 色々世話になってるしな」

 

粋(うん。助けてくれたのはありがたいけど

隙見て何気に ひょいって 俺を片腕で持ち上げなかった 今?)あれっ?

 

 

大嶽丸「お。犬
材木運びか?」にゃっ?

小太郎「うん。まーた白が寝ぼけて廊下燃やしたから

彬羽のバイト中は 力仕事は俺の役目だ」わんっ

 

大嶽丸「バイト終わっても 力仕事が待ってるのか あのカラス。

毎度大変だな
俺じゃこんなの運べんなあ」うーん。

 

粋(あ。やっぱ無理なのか

だよな。大嶽丸ちっせえしニャンコだし。
アレに負けたら さすがにキツい物はある

何かの間違いだな)うん。

 

 

小太郎「あ。」ぴくっ

粋「ん?」

 

 

どどどどどっ

 

挿音「こんのクソガキャア!! 毎度毎度毎度っ
誰が家直すと思ってんだくるああっ!!」

白「だからごめんって
全焼してないだけマシ「お前が言ってんじゃねえよお前が!!

毎度毎度ツギハギツギハギ!
強度保つのどんだけ大変か解ってんのかああ゛!?」

 


クナイすたたたんっ!


粋「Σだああ刺さる刺さるううう!!」ひえっ


小太郎「うわ。危な」材木ガードっ


白「あれ?大嶽丸来てたのか」

大嶽丸「Σこっち来んなああ!!」ふぎゃああっ!!

 

 


挿音「よっしゃあ!今度と言う今度は マジで泣かしてやらあクソガキ!!」しゅぼっ!

小太郎「Σぎゃいいん落ち着け!
皆逃げろ爆弾に引火っ ばくだーん!!」ぎゃいんっ

 

一同「Σげ。」


粋「Σ逃げるって何処に!?
つかそっちのが家壊れんだろ!!」うわああっ

 

 

 


どむっ!!!

 

 

 

 

与一「おい。 母屋がまた吹っ飛んだぞ」冷や汗っ

石燕「いつもの事じゃねっすか。

あっしの部屋 離れで良かったっすねー」 下絵描き描きっ

 

 

 


煙もうもうっ

 


シロ「落ち着けい。
余計に修理する箇所が増えるぞ」

氷の壁ぱきーん。


挿音「おう。頭冷えたわ」髪凍りつきっ

 


シロ「全く 大人気のない。
おい 大丈夫か」

 

粋「・・・うん。」

 


小太郎「1人だけ逃げ遅れたな」 地べたからぼこっ。

 

粋「うん。お前何? あの1瞬で そこ掘ったの?」ええー。

小太郎「忍犬の訓練も受けてるからな」わんっ!

 

 

シロ「お前も毎度モロ食らっとらんで
いい加減避けるなり何なり覚えた方が良いぞ

ほれ。お前の兄と大嶽丸を見よ」指差しっ


粋「Σうお 遠っ!
一瞬であんな遠くまで

つか兄貴は元凶なんだから助けろや!!」むかっ

 

 


挿音「ん? アホ魔王は置いといてよ

大嶽、お前 運動神経凄くね?」あれっ

大嶽丸「いや 山猫だしな」おそるおそるっ

 

白「素早いのは確かだと思う
脚力有るし」うん。

粋「Σえ!やっぱ大嶽丸 筋力あんの!?」

 

大嶽丸「いや悲しい程無いない。

ほら見ろ さっき犬が運んでた木材
全く上がらん ほら。」よいしょっ


びくともっ。

 

白「俺でも結構上がるけどな?」

大嶽丸「そりゃお前は魔王様だしな」 けっ。

 

 

テオドール「おや、この寒い中 また氷柱が。

ん?力比べに御座いますか
ちょっと私も


ざくっ。

 


小太郎「力云々の前に トゲに負けた」あーあ。


灰ざらあっ。

 


粋「うん。テオ、何かありがとう。」ほっ。

テオドール「Σ何がで御座いますか!?」ざらざら復活っ

 

 

シロ「ふむ。腕力な
確かに純粋な腕力なら お前の母親のが有りそうだが

試すか。」ほれっ

大嶽丸「ん?腕相撲か?

さすがに子供には負けな

 


ぐるりんっ!


挿音「おい。体ごと大回転したぞ。」キセルすぱーっ。

小太郎「腕力ってより
踏ん張る力が無さそうだなあ」わおんっ

 

 

 

一二三「皆何してるだかー?
あ。腕相撲? おらもやるだ!!」はいっはいっ

大嶽丸「いやあの、今なら幼児にも負ける気がする」あだだっ

 

挿音「安心しろや。
一二三は普通に家康にも勝つぞ」

大嶽丸「Σこの家の力関係どうなってんだ!!」えええっ

 

 

テオドール「ひょっとしてこの方 私より弱いのでは?」

シロ「お前は血を摂取するとパワーアップするので何ともなあ。」うーん。


小太郎(飲まなくても 怒るといきなり強くなるぞ) きゅーん。

 

 

白「ん?大嶽丸は強いぞ?」

大嶽丸「Σへ!?」ぎょっ

 

挿音「今は 術とかそう言う話じゃねえぞ?」

白「うん。解ってる

どう言ったら良いかな?
使い所が難しいって言うか」えーっと。

 

 

一二三「うわーん! 落ちてる木触ったら とげ刺さっただー!!」びえええっ

テオドール「Σああ!先程私がやられたあの材木っ!」

 

ぼっ!

 

白「魄哉起きてるだろうし トゲ抜いてもらおうな」よいしょっ

一二三「ううっ。
ちくちくするだー。」しがみつきっ

 


一同(Σ一瞬で木材が炭に!)ひいっ

テオドール「彬羽さんに隠れて忘れがちに御座いますが
あの方 めちゃ一二三さんを可愛がっておられますからねえ」苦笑。

 

 

白「ん? とか言ってたら
早速だ。」ぴくっ


粋「へ?何が?」

 

挿音「マジか。俺今 アレに対抗する装備ねえぞ。」ちっ

小太郎「くんくんっ。火薬の臭いっ!」わんっ


粋「へ?え?」きょろっ


テオドール「皆さんの様子から察するに

そこそこ遠方からの狙撃に御座います!」

粋「Σうお家康は!?」はっ

 

挿音「まだ気づいてねえなこりゃ
で、親父が出てこねえって事は

 やべえ!だから徹夜すんなったってんのに!!」たっ

 

 

小太郎「おい! 居間って冬なのに 縁側思いっきり空いてたよな!?」

テオドール「Σあっ
そう言えば 何故かフルオープンで
粋「俺が逃走した時のまんまー!!!」うわああっ

 

 

白「よし。大嶽丸 出番だ。」

一同「Σへ!?」


白「俺 今、両手ふさがってるし。」な?

 

大嶽丸「一旦幼女を脇に置けと言いたいが

んーまあ これくらいなら」

粋「Σこれくらいって何?」えええっ

 


白「あれ? バカラスに聞いてないのか?

生き物って どれだけ訓練しても筋力の半分ちょい出せれば良い方らしいんだけどな。

 

猫だけは 当たり前に自分の筋力100%使えるんだ」

粋「Σごめん!今散々非力晒した所なんだけど!!」

 

大嶽丸「Σやかましわ!」むかっ

 


シロ「ほう。と言う事は
俺の壁は無用と言う事か

そもそも遠距離からの狙撃となると 1点集中出来んので強度は下がるしな」


白「うん。さっきの足場で充分だ。

殺気は向こうから 小太郎合ってるな?」

小太郎「わんっ 火薬向こうだ!!」がるるっ

 


白「よし。

行け」

 

たんっ!!

 

粋「Σうお 高っ!」ひえっ

 

 

 

 

狙撃主「Σん?なんだあれ

Σうお!?」

 

頭の横ずどむっ!

 

狙撃主「Σえ!え何が

 

Σぐっはあああーっ!!?」

 


どっしゃあああーーっ!!

 

 

 

 

粋(軽々と 弾丸蹴り返したーーっ!?)ええええっ!

 


大嶽丸「行けたか?」すたっ。


白「行けた行けた」うん。

一二三「弾飛んできた方向にテオさんがすっ飛んでったから
今頃犯人 高速のぶちかまし食らってるだよ」わーい。


大嶽丸「あいつ何気に凄いな」うわ。

 

粋「Σお前が凄いわ!

何!?1点集中!?
腕力無いのに空中大回転で 弾丸蹴り返すって何!?」えええっ

 

 


彬羽「猫は犬と違い 
100パーセントの筋力を出せるが 常に出しっぱには出来ない。体が壊れるからな」

一二三「お帰りなさいだー。」きゃっきゃっ

 

彬羽「で、 常には出せんが瞬間的になら 非常に強い一撃を決める事が出来る。

加えて天性のハンターだ。
あれくらいの芸当 考えんでも出来るだろ

ほれ。貰うぞ」一二三ひょいっ

白「取られた」ちっ。

 

 

粋「マジかよ。
じゃさっきのもやっぱ」冷や汗っ

 


テオドール「あのー。仕留めましたが クッソ重いので誰か回収手伝って下さいませー」コウモリ羽ばささっ!


小太郎「要するにテオみたいな物なんだな」わんっ

彬羽「いや。そいつには執念とか粘着力が有るんで
また微妙に違うと言うか」

テオドール「?

私 何か褒められて御座います?」おや。

 

 

 白「そう言う事だけと
毎度毎度いじけるの無しな。

今度は大嶽丸にも負けたーとか ピーピー泣きそうだし」

粋「あー。いやそこは」チラッ。

 


大嶽丸「Σぎゃああ蛇ーー!!」フッシャアアアッ!!

小太郎「いやそれ 材木縛ってた縄を」どうどうっ

 


粋「なんか キャラ的に
負けてる感は無いから別に良いかなって

俺材木持てるし」真顔っ


白「そっか。」うん。

 

 

 

 

 

家康「いやー。助かったよ
ボケッとしてた


で、 大嶽丸達 猫は筋肉の100%を使えるのは解ったけど

お前って何%くらい使ってるの?」

 

彬羽「カラスはどうなんだろうな?

個体差もあるだろうが、
せいぜい半分とかそこらじゃ無いのか?
よし。取れた」

一二三「へー。穴の空いたお金をを押し付けると トゲ抜きやすいんだべな」ほっ。

 

 

千様「ねえ。

これって彬羽君がカラスじゃなく猫科で生まれてたら、
瞬間的に 今以上の破壊力出てたって事よね、これ。」冷や汗っ

蒼月「1匹でこの世終わらせられそう。」ぞわっ

 


シロ「いやー。 それは無かろう」


一二三「わーい、綺麗に取れただー!」きゃっきゃっ

彬羽「ちょっと待て 念のため消毒をだな」救急箱がさがさっ

 

家康「うん。温厚なカラスで良かったよ」ほっ。

 

 

 

 

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