小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月16日

 

 

 

小太郎「おおお。ど真ん中」耳押さえっ

シロ「これに関しては 大した物だな」ほー。

 

 

千様「凄いわねー。全弾同じ所コレ?
最近の銃って精度凄いのねえ」あらー。

 

家康「精度もその子によって違うよ?
精度に加えて重さや弾の速さなんかも考えて その辺はこっちで調整
って、私いちいち考えて撃ってないや」へらっ

 

シロ「あんなんなのに凄腕では有るのだな」

挿音「親父のシゴキで 頭より体に叩き込まれたかんなあ」ああうん。

 


小太郎(撃ち抜かないと止まりません的なトラップとかかなあ。)きゅーん。

家康「Σああ!わんこの目が急に物悲しく!なんで!?」

 

千様「実際悲惨だったわよねー」うんうん

 

 


挿音「しっかしこんな玩具に良く命預けれんなあ

俺なら無理だわ。道具はもっとシンプルじゃなきゃよ」キセルすぱーっ

家康「そう?
慣れれば便利だよ ってお前は火薬ダイレクトとか解りやすいもんねえ」

 


白「簡単なのか」ふーん。

粋「Σうおおヤバイのがヤバイのに興味持っちゃった!!」ひいっ


テオドール「あ、持つのは此処で
そしてこう構えて的をドンッ!とで御座います」

粋「Σお前も教えんなあああ!!!」ひいいっ

 

 

 

間。

 

 

 

シロ「うむ。やはり素人には扱いきれんな」


小太郎(全部外してる)うわー。

 

粋「兄貴がちょいちょい猿レベルで良かった」ほっ

白「そこまでか」
 

テオドール「道具を使うのが苦手な方だと言う事を失念しておりました」うーん。

 

家康「Σ苦手でも得意でも人の銃勝手に撃たないの!!
てか毎度毎度 なんでいつの間にか摺り取っちゃってるかな!」  

白「隙だらけだからだろ。」しれっ

家康「Σそれでも良い子は盗りません!!」

 

 

小太郎「白、その辺にしてた方が良いぞ
シロが見かねて 彬羽にチクりに行ったぞ」わんっ

白「Σ!」ぎょっ


テオドール「あ。お説教間違い無しに御座います」

粋「ついでにゲンコツもな」あちゃー

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

杜和「皆さんお元気そうで

って
また何やらかしましたの?」

白「別に」むすっ。

 

 

テオドール「Σ一目で我が主の異変に気付かれるとはっ
さすがは 現服部半蔵の妹君っ!」おおっ

粋「いや誰でも解るって
すっげー解りやすく拗ねてんだろ」

 

 

挿音「お、杜和 珍しいじゃねえか」

 

杜和「Σああ!昼間から兄様がおられる 奇跡っ!!」きゃーっ

家康「奇跡てか 去年の有給ゴッソリ残ってたもんで 
下の忍が休み取り辛いだれって 無理やり休暇にされたんだよねえ」苦笑。


挿音「おうよ。動いてねえと落ち付かねえわ」キセルすっぱー

 

テオドール「親子揃って回遊魚みたいなメンタルされておられますねえ」うわ。

 

 

杜和「そんなマグロかカツオみたいな兄様も素敵ですわ。

けど良かった
どなたかに相談出来たらと思っておりましたけど、兄様がおられるなら安心ですわ」ほっ

家康「ん? 何かあったの?」

 


杜和「実は私、

近くの藩の若様から しつこく求婚されておりまして」ふっ

蒼月「うん。容赦なくキッパリしっかり断った方がいいね
そんで駄目なら役人コースだね
たまに居るんだよねー 押し続ければどうにかなんじゃないって勘違い野郎がさあ。
そりゃ怖かったよね モテない奴は嫌だねー」

杜和「何処から生えましたの
馴れ馴れしく肩に手を置かないで下さいまし。
蛇は嫌いですの 生臭い」手ぺしっ。

 

 

白「めちゃめちゃハッキリ言ってるよな?」あれ?


蒼月「・・蛇はしゃーないじゃん。」ずーん。

粋「あ、すげ
さすがに効いてる」

 


杜和「言っても 私達のような藩を束ねる立場となるますと
個人の問題では済みませんの。

 

私は弟、日之丸が元服するまでは 言わば代理。
つまり、私をゲットすれば 藩乗っ取りの可能性も有ると。
しつこいわけですわ」ふかーいため息っ

 

千様「なんか 一気に堅苦しい話になったわね」ひええ

 

 

杜和「ただの色ボケ有象無象が寄ってきただけなら とっくに斬り捨てておりますわ。

出来るだけ穏便に かつ、確実に諦めさせるにはどうしたら良いのやら」

 


白「良し。相手がドン引くような事しよう」割り箸っ

杜和「お待ちになって
私に何をしろと?」

テオドール「此方にザルも御座いま
杜和「まさかと思いますが。
まっさか藩の姫に人前でどじょう掬いしろと?」

 

 

白「そんな嫁嫌だろ?」真顔っ

杜和「Σその前に私が嫌ですわ!!
てかんな真似して おもしれー女扱いされて 変なフラグでも立ったらどうしてくれるんですの!!」きいいっ

 

粋「いや。立たねえって」無い無いっ

家康「杜和ちゃん 普段どんな絵草紙読んでるんだろうねー」うーん。

 


鏡子「私が思いますに」どろんっ

杜和「あら鏡のオバケさん

貴女でしたらマトモな意見が頂けそうですわ 」おおっ

 


鏡子「地雷男は 人前でこっ酷くフルのがお勧めです
プライドごと粉砕しましょう?」にこっ

杜和「下手すりゃ刺されますわよ それ」引。

 


白「蒼月 また何かしたな?」あーあ。

蒼月「Σ此処で畳み掛けてくるとはっ
え!どれ!?」ひええっ

 

 

小太郎(出てくるなり 杜和の肩に手やった奴だと思う) わおんっ

 

 


彬羽「正月から泥酔して口説き倒してたからな
そりゃあな」

千様「あらあら 鏡子ちゃん
相変わらず男の趣味悪いわー」

 

蒼月「Σごめん!まっすぐこっち見ながらは やめてくんない!?」

 

一二三「サイテーだべ。」うわ。

蒼月「Σトドメの幼女!!」ぐはっ

 

 


テオドール「しかしそれはお困りで御座いましょうね
そうで御座いすか、立場が」ふむ。

杜和「あの 思ってた数倍フルボッコですけど、良いんですの?」


白「どうせすぐ復活して 其処らの口説き出すからほっといて良いぞ」

杜和「いっそ きっちりトドメ刺した方がよろしいですわね」ああうん。

 

 

小太郎「人間って大変だなあ」チラッ

挿音「身分有ると逐一面倒がなあ

俺マジで家出てて良かったわ」ほー。

 

千様(あら。意外と冷静)

家康(お兄ちゃん さすがだねえ。)おおっ

 

 


杜和「そう言う事ですの。
兄様、私はどうしたら良いのでしょう」ううっ

挿音「どうするも何も突っぱね続けるしかねえだろ
それとも何か 

 

相手 暗殺でもすりゃ良いのかよ?」

 

家康「Σうおお冷静じゃなかった!
やめて!お前が言うと洒落になんないからやめて!!」ひええっ

 

 

杜和「暗殺はちょっと
そうなったら真っ先に疑われるの私でしょうし」うーん

小太郎「Σこっちも大概おかしいぞ!
人命とかどうでも良い感じだぞ!!」ぎゃいいんっ

 

杜和「迷惑な有象無象の1人2人どうなろうと知った事では
粋「Σ仮にも立場有る身が言うセリフじゃねえええ!!!」ひいっ

 

 

杜和(ちぇー。

やっぱり此処で 『じゃあ先に嫁に貰っちゃえ』とはならないんですのね 兄様)  くすんっ

 

白「考えてる事 何となく解った」ああうん。

彬羽「・・どう考えても ならねえだろうにな。」察し。

 

杜和「もういいですわ
皆さんに聞いて貰ってスッキリ致しました。

今度寄ってきたら1発殴りますわ」けっ

家康「Σそれで良いの!?」えええっ

 

杜和「こんな女と結婚したら 人生血まみれだと教えて差し上げますわ
ある意味どじょう掬い案でよろしくてよ!」ふんっ

 

挿音「本人が良いなら良いんじゃね?」あっさり。

千様「え? 大丈夫?」えええっ

 

 

 

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ーーーーー

 

 


【地方大名斎藤家 庭。】

 

 


粋「ーーとは言った物の 気になるよなあ」こそっ

テオドール「で、御座いますよね
下手すりゃ藩同士の喧嘩になりまして御座います。」物陰こそこそっ

 

白「ん、あれか?
杜和が帰ってくるなり へらへらした客が」おっ

 

テオドール「あー あれは杜和さんの好みとは対極と申しま

Σちょっ! 言い寄る処かあの男!!」げっ

粋「Σいきなり隣行って手握った!?

ありゃ杜和も嫌だよ!
立場有る奴って もっと考えて動くもんじゃねえの!?」ひええっ

 


白「まずいな」ふむ。

テオドール「Σまずい所ではっ アレはお助けしませんと!」

白「いやそっちじゃなくて」

 

 

若様「杜和姫ええー
今日こそは はい。と言って下さいませんか?お互いそちらのが良う御座いますぞ?

貴女も後ろ楯が無く1人で藩をしょって立って 心細いでしょ」ん?

杜和(だああ!ドタマかち割りたいっ!) 鳥肌ぞわああっ

 

若様「照れておられるか 
可愛い人じゃ

 


チュインッ!!

 

 

若様「へ?


・・・Σひいっ!?」


屏風にでっかい風穴っ!

 

 

杜和「へ?」あらっ

若様「Σくくくく曲者 

Σぬおおおおおわあ!!?」ひええっ

 


畳にチュインッ 湯飲みぱんっ!
行灯ばりんっ!!

 


テオドール「Σあれは 狙撃!?」ひえっ

 

若様「Σ誰か助け Σひいっ!?」

 

髷ずびしっ!!

 

髪はらりっ

 

 


若様「う、うっうわああああ!!!!」どたたたたっ

 

 

 

 

 


挿音「ほー。意外と当たるわコレマジで。」

彬羽「おい。それお前何処で「親父の部屋にあったんでよ

いやー。思った数倍肩にくらあ
こんなの両手に持って乱射って 人外じゃねえと無理だわこりゃ」


彬羽(Σ初めてアサルトライフル撃って平気なコイツもワケ解らん!!)

 

 

 


白「バカラ
説得失敗したな」あーあ。

粋「Σ誰の!? 刺客の!?」えええっ


テオドール「ま、バカ様も
あの頭じゃ しばらくは外を歩けないで御座いましょうがね
御愁傷様です」南無。

 

 

 

杜和(兄様。
さすがですわっ!

杜和はやはり 兄様の妻になりますっ) じーん。

 

粋「あの、杜和 なんで感動してんの?」えええっ

 

 

 

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