小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月12日






コマ『!』カタタッ

挿音「おうコマ 水くれや。」玄関でぐてーん


カタタタタっ!
ばっしゃ!

カタカタカタカタカタカタっ!!



コマ『どうぞ。』カタタッ。

桶1杯の謎汁っ


挿音「・・おう。ありがとよ
(思いっきし雨漏り対策の龜から持ってきたのは見なかった事にすっか。)」



ぐびーっ。


コマ『忍の激務毎度お疲れ様です』筆談っ

挿音「あー まあこの時期はな。しゃーねえわ
明日から盆休みだしよ」げぷっ

コマ『忍までお盆休みを!
さすがはパピー!』筆談書き書きっ

挿音「おう。そのせいで親父のが万倍忙しいんだよなあ 文句言ってらんねえわ」頭がりがりっ

コマ『それはお疲れ様です
ゆっくり休んで下さ』筆談書き書き書き書きっ




小太郎「Σあ!挿音だ 久しぶりっ」わんわんっ

シロ「おお!暑い中御苦労であったな!」たたっ



コマ『お出迎えわんことお子様で寝られないフラグ。』わおー

挿音「あー 張り込みやら何やらで汗臭えから寄らねえ方が良いぞ?」

小太郎「大丈夫! 野生のがもっとクッサイ物沢山あるから!」わんっ

挿音「・・そうかよ。」複雑っ





シロ「これ小太郎 挿音は疲れておるのだ
暑い中帰って来て 張り付く犬の毛とか辛かろうが。
じゃれるなら後にしてやれ」

コマ『おお。大人の意見』カタタッ


シロ「猛暑ならまずは冷却で有ろう」冷風びゅおおおっ

挿音「Σさむっ!」ぞわっ


小太郎「汗びしゃびしゃでいきなり氷風はどうかと思うぞ」わんっ



シロ「む? 加減を間違えたか」


挿音「おう。ありがとよ
充分冷えたんで部屋で休ませて貰わあ」よろっ

コマ『疲労困憊に寒暖差で更に疲労が』あちゃー。



シロ「Σおい!その格好のまま寝る気か!?
風呂に入って汚れを落として栄養取って休まねば体を壊すぞ!」がしっ

挿音「Σありがてえけど休ませろ頼むから!!」だあもうっ!





彬羽「安心しろ
忍は各種毒に体を慣らしてるもんだ
これくらいで体壊さん」ひょいっ

シロ「Σむ。そうなのか」

彬羽「真面目も良いが 時と場合で柔軟に考える事を覚えた方が良いぞ」首根っこひっ掴みすたすたっ


挿音「助かったけどよ。

あの、 いい歳こいた野郎の首根っこ掴んで持ち運ぶのやめてんね?」ぶらーん。

彬羽「あまりに汚れてるんでな。すまん」きっぱり

挿音「Σさりげにひっでえ!」





コマ『さて、お二人共 遊んで貰うのは挿音さんが復活してからにしましょう』筆談っ

小太郎「はーい。」わんっ

シロ「俺は遊びたいとかは一切無いのだがな」うーん。





間。






蒼月「あー ヤク●"忍者久しぶりー。
あ、盆の牛馬ぽい茄子とかキュウリってどれ使えばいいの?」

挿音「あ? どれでも使って構わねえよ?」

蒼月「Σそうなの!?」ええっ

挿音「お前 普段スカしてる割にこう言うの好きだよな
山ほどあんだからそれっぽい形の勝手に使や良いんだよ」キセルぷはーっ




コマ『回復クッソ早っ。』カタタッ

挿音「ん?」

白「お前ホントに人間かって言ってる」

挿音「あー 10分も仮眠すりゃあれくらいどうって事ねえわ
寝起きに風呂入ってシャッキリよ」しゃきっ



コマ『てっきり盆休みは風邪で潰れました的な流れかと』カタカタっ

白「無い無い。 あいつは俺らより数段化物だぞ」うん。


挿音「戦場じゃあ これくらいじゃなきゃ生き残れなかったんだよなあ」キセルぷはーっ

テオドール「あの戦国の世で悪魔と契約とかされませんでしたか?」ひええっ




挿音「ちなみに 家康はもっと凄えぞ
回復長引く分 しぶとさなら俺の万倍上よ」にやっ

一二三「戦国武将って 人間やめた人の事なんだか?」

彬羽「いや、人間ではあるはず なんだが。」うーん。




挿音「ま、今年も無事盆を迎えられそうだな
あんだけ暴れたからにゃー 何ぞ恨みの塊みてえな奴等も仕返しに来そうだけどよ」はーやれやれっ

粋「盆にオバケが仕返しに来る話だよな それ?」ひええっ
挿音「生きてる人間に比べりゃ何も怖え事ねえわ」きっぱり。



一同(強い。)ドン引きっ




挿音「しっかし
野っ原でも屋根裏でも寝れるけどよ。
やっぱ家が一番だなー。」キセルぷっはー

千様「アンタ そこまでオッサンでも無いのに 言動が逐一老けてるわよねえ」うーん。

挿音「育ての親がトシ四桁の時点でしゃーねえだろ」

千様「アタシ それとタメなんだけど。」


挿音「・・まあ個人差有るわな」目そらしっ

千様「デリカシー皆無で乙女心傷付けた罪は新作の下駄で許したげるわ」ふっ
挿音「Σぐ」





テオドール「あの方って トシの割には落ちついてると言うより」

粋「外じゃすっげえのに 家じゃ微妙に立場弱い父ちゃん系なんだよな」うん。




白「弟妹9人も居たらそうなるよな」うんうん。

挿音「お? 解るか?」おおっ

白「1人でもめちゃ大変だし
老けるのも仕方ないと思「さすがに老けるまでは行ってねえよ」




シロ「何処に行っても長男ポジションは大変だな」しみじみ

石燕「あー確かに
留守がちなのに いざ帰って来ると皆わーっと寄ってきやすしねえ」成る程。



彬羽「他の奴には無い安定感が有るからだろうな」※2メートルだけどギリ未成年。

白「ふらふらしてて悪かったな」※成人だけど常に迷子





シロ「俺達も知らない間に色々と負担をかけてるのかもしれんな
せめて休みの間 ゆっくりして欲しい物だ」うむ。

コマ(確かにかけてた)うんうん。

シロ「ん?」





挿音「さーてと。ダラダラはこれくらいにして、俺も盆に備えねえとな」よいせっ

粋「へ?盆に備えるって?」

テオドール「提灯もお供えもお掃除も終わっておりますよ?」おや。

挿音「あー違うんだよ
俺の場合はよ

お。杜和」

杜和「はあい兄様。お手伝いに参りましたわ!」きゃっ

挿音「危ねえから来んなっつってんだろ
つか、お前家の方はいいのかよ」

杜和「侍女で影武者立てて来ましたわ
そうそうバレませんわよー」にこにこっ




粋「Σえ。盆のって
ひょっとしてさっき話してた御礼参り!?」ひえっ

千様「杜和ちゃん お手伝いってオバケと喧嘩する気!?」

杜和「この方達 何を仰っておられますの?」

テオドール「えっと。
あれっ?」困惑っ





挿音「なーんか誤解が有る様だから言っと


障子ばきゃっ!

刺客「うおおお同士の仇 Σぐはあ!!」

ばたーん!



杜和「仕留めましたわ。」親指びっ!

粋「Σ何!? 誰これっ」ひいいっ



白「コマ?」

コマ『駄弁りに気が行ってセンサーオフってました。ごめんちゃい』赤外線センサーみみっ




挿音「言ったろ?徳川じゃ忍まで盆休み有るってよ

不穏分子が んな警備ほぼ無しになる時期見逃してくれるわきゃねえだろ?」

彬羽「と言うと
盆の間こそ色々襲撃されると「惜しい。」





杜和「違いますわよー。
兄様真面目ですから お盆休みの間に暴れる計画立ててるテロリストとか
これから暴れそうな方々とか 出そうな杭まで引っこ抜くくらいの勢いで取り締まりまくってからお休み入るんですの」

挿音「暴れる前に邪魔されたらストレス貯まるらしくってよ

俺個人に恨み向けてくれっから有る意味やりやすいわ」ふっ


シロ「あの、それは 自ら災いの種を撒いとらんか?」

挿音「じゃ どうすりゃ正解なんでえ?」

シロ「Σう」





挿音「ま、そう言う事で夜中とかガタガタすっかもしれねえけどよ
捕物なら慣れてっし あんま気にすんなや」

杜和「ですわー。」のほほんっ


石燕「アンタ等そう言う所は似た者兄妹っすねえ」うわ。






挿音「勤務外だし加減要らねえな
やっべ久々血が疼く」よしゃあっ!

杜和「お邪魔にならない様に頑張りまーす」わーい。



千様「あ、アンタにとって夏の娯楽なのね」あーはいはい。







白「成る程 オバケより生きてる奴のが面倒だな」うん。

彬羽「特にコイツが一番恐ろしいな」うむ。






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